富士通 FM-7 その3[レトロPC]
(2017/10/18) by Satoru Asari


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9/28の日記のその後です。非常に汚かったボディを、あれから少しずつ綺麗にしていたのですが、やっと終わりました。こうやって写真に撮ってみると、まだ色味に違いを感じる部分もあるにはありますが、とりあえず汚らしい状態ではなくなったので、これで完了としたいと思います。

<画像:富士通 FM-7>今回はキートップだけでなくボディも綺麗にする必要があったのでパーツのほとんどをバラしたのですが、FM-7は凄く分解がしやすい作りですね。まあこの時代なら、ちゃんと修理することを考えて設計していると思うので、もしかすると他機種も同様でしょうか?

本体のトップカバー(ロゴのある黄色の部分)はワンタッチで外せるし、その奥にあるネジを2本外すだけで、その下のケース上部(白い部分)が外せます。(前後にツメがあるので注意)

<画像:富士通 FM-7 電源>キーボードと電源ユニットは乗っかっているだけなので、ケーブルを抜くだけで取り外せます。

その下のマザーボードはシールドのためかアルミ板でサンドイッチされていましたが、これもボディのツメで固定されているだけです。ただしこのサンドイッチ構造は、アルミ製のツメを折り曲げて固定してあるので、何度か分解すると折れるかもしれません。

<画像:富士通 FM-7 マザーボード>ボディの中は、外の汚さからは想像できないほど綺麗でした。空冷ファンがないと、こんなものですかね? でもせっかく分解したので、ケース以外のパーツも徹底的に綺麗にしました。埃はスプレー式のダスターで吹き飛ばし、無水エタノールで綺麗に磨き、プリント基板もフラックスクリーナーで洗浄しました。電源は完全には分解しませんでしたが、これも同様の方法で綺麗にしました。

キートップは垂直に引っ張って抜きますが、キーの側面にツメがあるようで、そこを押さえつけると抜けません。角のほうに力をかける感じでやると抜きやすいようです。ただ、キースイッチ自体は非常に頑丈そうな作りで、多少乱暴に扱っても壊れにくい構造だと感じました。PC-8001なんかはキーが何個か折れてなくなっている中古品をたくさん見ますが、FM-7ではあまり見た記憶がありません。今回その理由が分かったような気がします。

残るはボディですが、ここがいちばん大変でした。でも今回の作業で、汚いプラ素材を綺麗にするノウハウを、かなり習得できたように思います。汚れの種類によって適切な方法があるのですね。

まず、主にタバコによるものだと思いますが、プラの表面の梨地の奥に黒ずみがたくさん付着していました。見た目の汚さのほとんどは、これが原因ですね。こういう汚れは洗剤で洗ったり、無水エタノールで拭いたりしても、なかなか落ちません。ネットで調べてみると、重曹を水に溶かしたもので磨くと良いそうで、試してみたところ効果覿面でした。歯ブラシで少し磨くだけで、かなり綺麗になります。ボディとキートップは、この方法で全て磨きました。

逆にタバコによる黄ばみは、重曹や洗剤ではあまり落ちません。これは無水エタノールやシンナーなどが効果的です。ただ年季が入っているせいか、かなりしつこく、いくら拭いても汚れが落ちてくる感じで、本当に大変な作業でした。やりすぎて左上のFUJITSU MICRO 7のロゴが少しカスれてしまいました。これは大失敗です。この時代の印刷がデリケートなのを失念していました。あとで故障品でもいいから、安くもう1台入手して交換しようかとも思っています(笑)

また、右上の電源スイッチ部分の黒も塗装のようで、少し色落ちしてしまいました。ちなみにここ、後継機のFM-NEW7では未塗装(白)なんですよね。金型は同じなんでしょうけど、いろいろとコストダウンされているようです。

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