SwissMicros DM-16[プログラミング]
(2017/12/09) by Satoru Asari


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以前にも書いたことがありますが、昔Hewlett-PackardにHP-16Cというプログラマ向けの電卓がありました。1982年発売のモデルで、基数変換やビット演算などが簡単に行える、プログラマとしては非常にそそられるガジェットです。日本では昔5万円くらいで売られていたようですが(本国では$150)今でもオークション等では数万円くらいで取り引きされています。欲しいけど、とても買えません。

<画像:SwissMicros DM-16>先日ネットを眺めていたところ、この16Cのクローン電卓があることを知りました。スイスのSwissMicrosという会社の製品で、いくつかのHP電卓のクローン製品が販売されています。日本円で1万円くらいだったので(送料が2千円ちょっと)衝動的に買ってしまいました(^^;)

16Cのクローンには、オリジナルと同サイズのDM-16Lと、クレジットカードサイズのDM-16があるようで、どちらにするか迷ったのですが、同サイズだといかにもパチもん臭いし(失礼(^^;) )小ささはオリジナルにないメリットでもあるので、後者にしました。

Webで注文(支払いはPayPal)してから9日後にポストに投函されていました。注文後に自動送信されてきたメール以外、ずっと何も音沙汰なしで少し心配になりましたが、海外だし、まあこんなもんですかね。

本体のほうは、はじめに1つ問題がありました。計算はできるものの、肝心の基数変換が正常に動作しません。HEX, DEC, OCT, BINなどのボタンを押すと、何やら数値は変わるのですが、全く意味が分からない値になります。そこでふと気づきました。これ、ハードウェアはDM-16だけど、中身のソフトウェアは別のモデルのものが入っているのではないだろうかと・・・。

<画像:SwissMicros DM-16 (裏)>そこで試しにファームウェアをアップデートしてみたところ、無事に使えるようになりました(^^;)

なおアップデートの過程で分かったのですが、ボディ裏のリセットボタンを押すとモデル名やファームウェアのバージョンが表示されるようです。やはり予想どおりDM15になっていました。5と6は間違いやすいとは思いますが、ちゃんとした検品はしてなさそうですね・・・。

ちなみにリセットボタンは2つの穴のうち、ボディの角のネジに近いほうです。ボタンは思ったより深い位置にあり、シャープペンシルだと届かなかったので、細いドライバーで押しました。PCと繋ぐためのケーブルは付属していませんが、昔よく使われたMini USB端子でした。よくAndroid端末で使われている薄いやつではなく、昔のデジカメ等に多かった、ちょっと厚みのある台形のやつですね。

外装の品質管理にも少々問題を感じました。製造国は書いていなかったのですが、たぶんスイス製ではないんでしょうね。まず、本体の裏面はチタンらしいのですが、傷や汚れ、微妙な歪みが気になりました。黒ずんでいたので、最初は錆びかとも思ったのですが、チタンは錆びないようだし、よく分かりません。とりあえず無水エタノールで拭いたらマシになりましたが、傷や歪みはどうしようもありません。まあ、ケースに入れると見えないし、それほど気になるわけではありませんけどね。質感はモロに金属で重厚感があり、逆に新鮮です。

また、液晶の中に小さなゴミ(ホコリ)が混入していました。これはかなり気になったので、分解して取り除きました。電池を替えるときも分解が必要なので、裏側のパネルはネジを外せばすぐに開きます。液晶はウレタンフォームっぽい素材に両面テープを貼ったもので固定されていましたが、これも簡単に剥がせて、その後ちゃんと戻せました。

<画像:SwissMicros DM-16 & Pouch>なお、クレジットカードサイズのほうはケース(ポーチ)なしと書いてあったのですが、実際には付属していました。セミハードケースという感じで意外と丈夫そうな作りですが、もともと厚みがあるボディ(6〜7mm)が更に厚くなってしまうので、あまり格好良いとは言えません。表面は布で、質感はまあまあです。


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