ShowBalloon 2.1.1

 

■はじめに

 システム7から導入されたバルーンヘルプは「このボタンは何だろう」、「このメニューは何?」といったようなときに非常に便利な機能です。しかし実際にはバルーン表示/非表示の切り替え方法が煩わしく、あまり使われていないようです。バルーンヘルプはデザインもよく遊び心も感じられ、個人的にはとても気に入っているので、ちょっと残念です。

 

■ShowBalloonについて

 ShowBalloonをインストールすると、ホットキー(デフォルトではCtrlキーとOptionキー)を押している間、自動的に「バルーン表示」の状態になります。キーを離すと非表示になります。 いちいちヘルプメニューで切り替える必要はありません。もちろん従来の方法を使って切り替えてもかまいません。ケースバイケースで使い分けてください。

 なお、バルーンを表示した後にキーを離してもバルーンが画面に表示されている間は非表示になりません。実際にバルーンが画面から消えて初めて非表示になります。これはバグではありません。仕様です(^^;)

 

■インストールするには

 ShowBalloonはコントロールパネルです。動作環境はシステム7以降です。おそらくMac Plus以降の全ての機種で動作すると思いますが、試してはいません。PowerMacintoshでは、PowerPCネイティブで動作します。

 ShowBalloonをインストールするにはShowBalloonのアイコンをシステムフォルダのアイコンにドラッグしてください。自動的にコントロールパネルフォルダに入れられます。次に、Macintoshを再起動してください。

※ShowBalloonはバージョン2.0からコントロールパネルになりました。以前のバージョンのShowBalloonが機能拡張フォルダに入っている場合は事前に削除しておいてください。

 

■コントロールパネルの設定

 「ShowBalloonを使用する」チェックボックスは、ShowBalloonの機能のオン/オフです。チェックされた状態がオンです。このチェックボックスがオンの場合、下側のチェックボックスでホットキーを選択できます。

 「起動時にアイコンを表示する」チェックボックスは、Macintoshの起動時に画面の下にアイコンを参列させるかどうかの設定です。チェックすると表示します。

 

■おわりに

 ShowBalloonはフリーウェアです。著作権は浅利哲が保有しています。配布は自由ですが、ホームページやBBS等に転載する場合には電子メールで連絡していただければ幸いです。


変更来歴

Ver. 2.1.1 (November 1999)

・MacOS 9で起動時にShowBalloonが読み込まれていない状態でコントロールパネルを
 開くと初期設定ファイルが壊れる問題を修正

Ver. 2.1 (November 1999)

・MacOS 9のマルチユーザーに対応

Ver. 2.0 (January 1999)

・ホットキーを設定する機能を追加
・反応速度を向上

Ver. 1.1 (March 1996)

・PowerPCネイティブ化
・余分なリソースを削除


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