FontList 1.4

 

はじめに

 あなたのMacintoshには,どれくらいフォントがインストールされていますか? 結構たくさん入っているのではないでしょうか。かくいう私もそうで,フォントの名前を聞いてもどんなフォントだったのか思い出せない物もあります。こういうときにフォントの一覧表を作っておくと便利ですが,結構面倒で新しいフォントをインストールするたびに更新するのも大変です。

 

FontListについて

 FontListは,Macintoshにインストールされているフォントの一覧を,SimpleTextのスタイル付きテキストで作成するためのアプリケーションです。動作環境はシステム7以降です。それぞれのフォントを,そのフォントを使って表示します。作成されたファイルはテキストファイルなので,TeachTextや他のテキストエディタでも開くことができますが,その場合はプレーンなテキストになってしまいます。ぜひSimpleTextでご覧ください。

 

使い方

 FontListを起動すると下の図のような,保存ダイアログが表示されます。

 保存ボタンをクリックすると,そのマシンにインストールされているフォントの一覧を作成し終了します。

 キャンセルボタンをクリックすると何もせずに終了します。

 サンプル文章をつけるチェックボックスをチェックすると,フォント名に加えてサンプル文章を作成します。右側の編集...ボタンをクリックすると,下の図のようなサンプル文章の編集ダイアログが開きます。

 日本語フォント,英語フォントのサンプル文章をそれぞれ入力してください。なお,ここでの編集結果は一時限りのもので保存されません。

 フォント名は同一フォントでチェックボックスをチェックすると,フォント名だけは右側のフォント選択のポップアップメニューで選択されたフォントで作成します。

 

おわりに

 FontListはフリーウェアです。扱いについては,一般的なフリーウェアと同等と考えてください。著作権は私,浅利哲に帰属します。配布は自由ですが,BBS等に転載する場合は電子メールで連絡していただければ幸いです。

 FontListには阿部敏明さん作のWindows版もあります。

 最後に,このプログラムの発案者でもある山中崇史君に,この場を借りてお礼を言いたいと思います。どうもありがとう。また,サンプル文章を付けるアイデアをくださいました佐藤全太さん,フォント名だけ同一フォントにするアイデアをくださいました岸田浩一さん,サンプル文章を変えられるように!という要望をくださった多くの方,どうもありがとうございました。


変更来歴

Ver. 1.4 (December 1997)

・サンプル文章を編集できるように変更
・アプリケーションのアイコンを変更

Ver. 1.3 (April 1996)

・PowerPCネイティブに対応(FATバイナリ)
・起動直後にデスクトップをクリックするとタイプ1のエラーが出る問題を修正
・カーソルが見にくいのでファイル名のテキストボックスの色を白に変更

Ver. 1.2 (June 1995)

・サンプルテキストを付加した場合フォント名だけ同一フォントにする機能を追加
・保存ダイアログのデザインを変更
・チェックボックスの状態を記憶するように変更
・エラーメッセージ表示を強化

Ver. 1.1 (May 1995)

・サンプルテキストの付加機能を追加


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