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2005年5月10日
*ist DS その後2
昨日に続き*ist DSネタですが、今日は使い勝手について気づいたことを書いてみたいと思います。
とは言え、デジタル一眼レフを買うのは初めてなので、今まで持っていた銀塩の一眼レフ(ニコンのF80やペンタックスのMZ-3)やコンパクトタイプのデジカメ(FinePix F710など)との比較になります。
・ボディ
小型軽量ですが意外とボリュームがあります。持った感じはF80に非常に似ていて、そのせいか右手の人差し指がサブ電子ダイヤル(F80にはあるけど*ist DSにはない)を探して彷徨ってしまいます。まあ慣れですね(^^;)
・オートフォーカス
AFは測距点が11点もあり、そのうち9点がクロスセンサーという贅沢な仕様ですが、合焦スピードはちょっと遅いような気がします。F80より劣りますね。ただ、この辺はレンズや被写体(明るさなど)によっても変わるかもしれませんね。
また、測距点を選択する際の使い勝手は悪くないのですが、どの測距点が選択されているかが分かりにくいです。一瞬、赤く光るだけなので、見逃すことがあります。F80のように表示が太くなって常にどこが選択されているか分かると良いんですけどね。OKボタンでダイレクトに中央に戻れる機能(カスタム設定)は便利だと思います。
・ファインダー
評判どおり大きくて見やすいファインダーですね。F80よりはちょっと小さいような気もしますが、メガネをかけて撮影する私にはちょうど良い感じです。
・CCD感度の警告表示
CCDの感度設定が特定の数値(設定可能)以上の場合、ファインダー内に警告を出す機能があります。これ、うっかり高い感度に設定したまま撮影を続けてしまうミスが防げてとても良いと思うのですが、表示があまり目立ちません。ISOという文字が点灯するだけなのですが、ここはぜひ点滅にして欲しかった。ファームウェアの修正だけで可能な気がするので、将来対応してくれたりすると嬉しいですね。もちろん点灯と点滅を選べるように(^^;)
・GUI
メニューなどはよく考えられていて使いやすいと思いますが、OKボタンと対になる(?)キャンセルボタンが欲しいですね。設定せずに戻りたいときなど、戸惑うことが多かったです。これも慣れかな。
・電池
単三型の電池が使えるのは、いざというとき便利ですが、そのせいで充電池はニッケル水素を使用することになります。充電池はやはりリチウムイオンのほうが使い勝手が良いので、そういう意味ではちょっと残念。でもどちらが良いかは難しいところですね。
・メモリカード
デジタル一眼レフでは一般的なCFメモリカードではなくSDメモリカードを採用したことで賛否両論あるようですが、私は良いと思います。どうせ新たに買わなくちゃならなかったし、少しくらい安いことより小さいほうが嬉しいです。そんなに何枚も買ったりするものではないですしね。(プロは知らんけど)
・レンズ
レンズキットに付属のDA 18mm F3.5〜55mm F5.6 ALですが、なかなか好印象です。写りはまだよく分かりませんが、使い勝手は良好です。クイックシフト・フォーカス・システムも便利ですね。慣れてしまえば、これが当たり前に感じます。AF作動時にフォーカスリングが回転しなければ、なお良かったと思います。質感も、とても2万円そこそこのレンズには見えません。安っぽさは全くありませんね。
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