2021年1月14日
写真日記380
今回は久々にフィルム写真です。カメラはCONTAX T3。昨年の夏頃に入れたフィルムですが、たった24枚を撮り切るまでだいぶかかってしまいました。やはり最新(?)のカメラだともう1つ写欲が湧きません(笑) とはいえ、できあがってきた写真はなかなかに味があり、改めてフィルムは良いなと思わせてくれました。
ちなみに私の記憶が間違っていなければ、このカメラにカラーネガフィルムを入れたのは初めてです。新品で購入してから19年くらいたちますが、以前はずっとリバーサルフィルムでした。
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CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
まずは南房総の海です。昨年の7月11日ですね。右の写真はデジタルでは撮らなかった被写体で、なかなか面白い写真になりました。おそらく絞りは開放。絞り優先AEとオートフォーカスで、難なく撮影できました。背景も35mm F2.8というスペックのレンズにしては、思ったよりボケましたね。さすがフルサイズ(笑)
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CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
こちらも同じ場所。T3のレンズは周辺光量低下が大きいのですが、それがよく分かりますね。昔なら欠点でしょうけど、今はこれはこれで味があって良い感じです。今のレンズで、こんな写りだったら商品化できませんよね。そりゃ、大きく重くなるはずです。
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CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
続いて、ここは佐倉ふるさと広場です。よく行くので撮影日ははっきりしませんが、フィルムの最後だったのでごく最近、おそらく12月30日だと思います。
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CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
CONTAX T3 (Carl Zeiss, Sonnar 2.8/35 T*) FUJICOLOR 業務用フィルム 100 |
天気はもう1つでしたが、左の写真はなかなか良い背景でした。ピントがクルマではなく奥に合ってしまいましたが、今にして思えばAFロックして撮るべきでしたね。普段、デジタルでは測距点を動かして撮影しているので、そういう撮り方をする習慣がすっかりなくなっています。
2021年1月10日
Leica IIIf その後2
7日の日記のその後です。昨日は、IIIfを購入してから初めての撮影でした。
その前に、レンズにMARUMI UVフィルター
を付けました。やはり安物のソ連製レンズと同じ扱いはできませんからね(^^;) クラシックカメラにフィルターを付けると見た目が残念な感じになることが多いのですが、これは意外と悪くないですね。格好良いです。また、フィルターを付けるとレンズキャップが付けられなくなる可能性もあると聞いていましたが、手持ちのものは大丈夫でした。(でも多少、取れやすくなった)
ちなみに購入したエルマーに純正のレンズキャップは付属していなかったので(してると高くなるからそれでいい)これは以前Amazonで買った非純正レンズキャップです。商品ページの画像はロゴなしですが、届いたのはロゴ付きでした。Leicaって書いてあるけど非純正です(笑) 返品するほどではなかったので、そのまま使っています。
続いて実際の撮影についてですが、まずエルマーは絞りを変えるのが凄く面倒です。フィルター枠の周りにリングがあってレバーで回すのですが、絞り値ごとのクリックもなく動きも硬め(私が購入した個体だけかもしれませんが)なので、思ったとおりの位置に合わせるには時間がかかります。昨日はずっとF5.6で固定し、シャッタースピードを変えて露出を調整しました。ちなみに私のエルマーは、いわゆる大陸絞りで、通常の国際絞りとはちょっと違います。お馴染みのF値が書いてないのは違和感があるけど、クリックがないのでF5.6はだいたいF4.5と6.3の間と考えて合わせています。(厳密には違うけど、だいたい)
シャッタースピードのダイヤルは上に引っ張りながら回すタイプで、これも現代のカメラと比べたら使いにくいけど、こちらは中間の位置で止まったりはしないので問題ないです。ただし、スローシャッターは別のダイヤルで合わせるという今では考えられない仕様ですが、昔のメカニカルシャッターならではの都合なのでしょうね。ちなみにシャッタースピードの目盛りも大陸系列で、馴染みのない数値が並んでいます。
ファインダーはピント合わせと構図決めを別の覗き窓で行うわけですが、これは慣れればどうということはありませんね。特にピント合わせのほうは倍率が高いので見やすいです。構図のほうはかなり小さいし、メガネをかけていると周辺まで見渡せないのがキツいです。ほんと、IIIfからX100V(常に持ち歩いている)に持ち替えるとショックなくらいファインダー像が大きいです(笑)
フィルムの巻き上げは右手側のダイヤルで行いますが、これは思ったより使いやすいですね。後の時代に一般的になったレバー式より時間がかかるし、フィルムの終わりのほうに行くにつれ重くなりますが、まあこれはなんとなく心地よい操作感で好印象です。
全体的に現代のカメラのような快適性はありませんが、それを期待していたわけではありません。むしろクラシックカメラはこういった手間も含めて楽しむものだと思うので、全然OKです。のんびり撮影していきたいと思います。
2021年1月 9日
写真日記379
成田あたりを走っていたら、さくらの山・空の駅さくら館というところに出たので寄ってみました。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II) 絞り優先AE (F5.6, 1/1900秒), ISO 320 フィルムシミュレーション Velvia |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II) 絞り優先AE (F5.6, 1/680秒), ISO 320 フィルムシミュレーション Velvia |
その名のとおり桜の木がたくさんありました。満開の季節には賑わいそうですね。
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FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II) 絞り優先AE (F5.6, 1/950秒), ISO 160 フィルムシミュレーション Velvia |
FUJIFILM X100V (FUJINON f=23mm 1:2 II) 絞り優先AE (F5.6, 1/640秒), ISO 160 フィルムシミュレーション Velvia |
近くに公園みたいな展望台があって、左の写真のような感じで成田空港が見えます。今日はフィルムメインだったのでデジタルはX100Vしか持っていませんでした。どちらにせよ望遠レンズはないので飛行機の撮影はハナから諦めていましたが、35mmフィルム換算の35mmレンズだと右の写真のような感じになります。
思ったより旅客機の発着本数が少なかったけど(10分に1機くらい?)これもコロナの影響ですかね?
2021年1月 7日
Leica IIIf その後
12/29の日記のその後です。Industar-22を年末年始に色々と試しましたが、このレンズは銀塩のライカで使うには難があるという結論に達しました。距離計連動に問題があり、大きくずれるのです。調べてみると、そもそもIndustarはライカのマウントとは似て非なるものだという話もあるようです。分解調整や多少の加工でなんとかなるのかもしれませんが、簡単ではないですよね。数千円の安いレンズなので諦めたいと思います。
この状態でも目測でピント合わせすれば撮影できるとは思いますが、レンジファインダーカメラで二重像でのピント合わせができないのはどう考えても残念なので、もう1本レンズを買うことにしました。さすがにもう安物買いの銭失いは嫌なので、素直にライカのElmar f=5cm 1:3,5にしました。とはいえ専門店だと高いので今回はヤフオクです。偽物が怖いけど、ざっとチェックした限り(素人目ではありますが)大丈夫そうです。レンズに少しクモリはあるけど全体的には綺麗で、3万円台半ばで落札できました。
シリアルナンバーは30万台で、クロームメッキの黒ダイヤル、コーティングなし。ネット上にある情報によると1936年頃の製品でしょうか? 先日購入したIIIfボディよりかなり古い時代のレンズのようです。距離計連動も問題なさそうなので、今週末にでもテスト撮影してきたいと思います。
ちなみにミラーレス一眼(FUJIFILM X-T10)ではテスト撮影してみました。マウントアダプターはK&F Concept M39-FX
です。カメラ側はAPS-Cサイズなので周辺画質は確認できませんが、80年以上前のレンズと考えれば、まずまずですかね。でもIndustar-22で撮影した写真のほうがコントラストが高く、若干綺麗かも・・・。撮影日は違いますが、レンズのコンディションの差ですかね・・・。逆光だともっと差が出るかもしれません。まあ、劣化も味。クラシックカメラに現代のカメラのようなクオリティを求めているわけではないので、とりあえずこれで満足です。
関連リンク
・Leica IIIf その後2 (2021年01月10日)
2021年1月 3日
追突事故
追突事故に遭いました。夕方、国道464号線を印西から成田方面に向かって走っていたとき、2車線が1車線に減少するあたりで長い渋滞が見えました。ここは制限速度70キロの特殊な道路です。いつも高速道路並にハイペースな場所なので、追突されないか(よくある事故なので)不安は感じていました。
私が止まったあと、後ろにいたクルマ(アバルト500)が止まってくれたのでホッとしてミラーから目を離した直後、ガツンと大きなショックを感じました。一瞬、何が起きたのか分からなかったのですが、どうやらアバルトの後ろにいたクルマ(マツダ プレマシー)が追突し、いわゆる玉突き状態でアバルトが私のクルマ(スズキ スイフト)に当たったようです。(写真ではスイフトがいちばん後ろにいますが、これは邪魔になるので移動したあとの状態です)
幸い私は前のクルマに当たることはありませんでしたが、スイフトは左リアが大破しタイヤに接触し、自走困難になりました。警察の対応が終わったあと、レッカー車で購入店(すぐ近くだった)に運ばれていきました。
今回、プレマシーのドライバーがすぐに非を認めて揉め事にならなかったのは不幸中の幸いです。まあ、こちらは停止していたわけで当然ですが、そういうトラブルの話はよく聞きますからね。クルマは相手側の保険で直してもらいますが、時間はかかりそうですね。身体は今のところ何の問題もありませんが、念のため明日にでも病院に行こうと思っています。
2021年1月 2日
写真日記378
今日は千葉西部から東京あたりをあてもなく走っていたのですが、帰りに千葉ポートパークに寄りました。マンネリ気味なので本日は望遠縛りです(^^;)
左の写真はフィルムシミュレーションが良い感じにハマって嬉しいです。右はなんとなく輝いていて綺麗だったので撮影しました。こういうのも木漏れ日と言うのかな?
左の写真は、下に写っている人物が釣り竿みたいなもので凧揚げしているように見えました。肉眼では分からなかったけど、凧の絵柄はくまのプーさんですね。中国なら逮捕?(笑)
2021年1月 1日
写真日記377
あけましておめでとうございます。初詣は毎年、香取神宮まで行っていたのですが、さすがに今年は行きづらい。どこかあまり人がいない神社はないだろうかと考えて、ふと思い出しました。館山の無人島、沖ノ島の中に無人の神社があったことを(笑) というわけで行ってきました。
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FUJIFILM X-T10 FUJINON XF16-80mmF4 (22mmで撮影) 絞り優先AE (F5.6, 1/850秒), ISO 200 フィルムシミュレーション Pro Neg Hi |
FUJIFILM X-T10 ZEISS Touit 1.8/32 絞り優先AE (F4, 1/550秒), ISO 200 フィルムシミュレーション Pro Neg Hi |
狙いどおり完全ゼロ密・・・どころか参拝者もゼロでした。(この時点では)
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FUJIFILM X-T10 ZEISS Touit 1.8/32 絞り優先AE (F4.5, 1/1800秒), ISO 200 フィルムシミュレーション Velvia |
FUJIFILM X-T10 ZEISS Touit 1.8/32 絞り優先AE (F1.8, 1/250秒), ISO 200 フィルムシミュレーション Velvia |
ちなみに海側から鳥居をくぐって登る道は閉鎖されていました。トイレなどがある島の中央側から行く必要があるようです。閉鎖された道の手前の道(左の写真のあたり)は登れます。今日も天気は最高でした。ここからも富士山が見えました!