2021年4月27日

Pancolar 50mm F1.8

ヤフオクで、旧東ドイツ Carl Zeiss Jena(カール・ツァイス・イエナ)のM42マウントレンズ、Pancolar 50mm F1.8を入手しました。

Carl Zeiss Jena  Pancolar 50mm F1.8先日Lens Turbo IIを購入してAPS-Cのカメラでも50mmレンズが活かせるようになったので、まずは以前から興味のあったこのレンズです。2万円台半ばでした。ちゃんとした店だと4万円くらいするので、これでも安いほうです。この10年余りでだいぶ相場が上がっていますね。Flektogon 35mm F2.4も、私が買った頃の倍くらいになっています。

このレンズはかなり長寿モデルなのですが、これはマルチコートされた後期型で、1975〜81年くらいの製品のようです。フォーカスリングが幅狭なのは珍しい気がします。(全長も短い?) 検索してみると20本に1本くらいの割合ですかね。外観は年代なりだけど、光学系はとても綺麗でした。

Carl Zeiss Jena  Pancolar 50mm F1.8 テスト撮影テスト撮影もしてみました。昼間だと光量がありすぎて絞り開放では撮影できないので、今回は夕方6時すぎに撮りました。逆に、その時間だと逆光気味になっちゃうんですけどね・・・。

開放付近は少し甘いけど、私のFlektogon(状態が良くない可能性がある)ほどではありません。1〜2段絞れば十分に使えそうです。この写真はF4で撮影しました。(Lens Turbo使用で実質F2.8)

ゴールデンウィークに入ったらFlektogonとペアで持ち出して、撮影してこようと思います!

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2021年4月23日

中一光学 Lens Turbo II

中国のレンズメーカーである中一光学のフォーカルレデューサーアダプター、Lens Turbo II M42-FXを買いました。


中一光学 (ZHONG YI OPTICS) フォーカルレデューサー マウントアダプター Lens Turbo II M42-FX (M42マウントレンズ → 富士フイルムXマウント)
簡単に言えば、富士フイルムXマウントのカメラボディに、M42マウントのレンズを取り付けるためのアダプターです。しかし、それだけではありません。通常の(素通しの)マウントアダプターでAPS-Cのカメラにフルサイズのレンズをつけると焦点距離が1.5倍相当になってしまうわけですが、このフォーカルレデューサーアダプターには補正レンズが入っていて、ほぼ(完全ではない)同じ画角で撮影できるようになります。更に1段分、明るくなるというメリットもあります。

以前からこの手の製品の存在は認識していたのですが、通常のマウントアダプターに比べるとかなり高いので躊躇していました。先日なんとなくネットを眺めていたとき出てきて、衝動買いしてしまいました(^^;)

中一光学 Lens Turbo IIXマウントボディ向けには他にキヤノンFDレンズ用もあり、そちらも欲しいのですが、さすがに2つは手が出せません。また、ソニーEマウントボディ向けにはペンタックスKマウントレンズ用もあるので、それも出たら欲しいですね。というか、なぜないんだ・・・。私のようにペンタックスから富士フイルムに乗り換えた人間は少なくないと思うんですけどね。

なお、個体差もあるかもしれませんが、私が購入したアダプターをX-T10に取り付けたところ、少し緩いようです。写りには影響なさそうですが、回転方向に遊びがあるため、フォーカスリングを回すたびに気になります。最近は中国メーカーの製品もかなり良くなってきたけど、このあたりの工作精度はまだまだという感じですね。

テスト撮影もしてみました。M42マウントのレンズは2本所有していますが、今回は広角のFlektogon 35mm F2.4を使いました。通常のマウントアダプターだと52.5mm相当の標準レンズになってしまいますが、ちゃんと広角のまま使えます。明るさはF1.7になるわけですね。素晴らしい!

ただ、このレンズは絞り開放付近では甘々な写りで全く使えないので(うちの個体だけ?)この写真ではF8(実質F5.6)まで絞っています。ここまで絞れば実用的です。

中一光学 Lens Turbo II テスト撮影また、補正レンズが入っている分、どうしても画質は劣化するわけですが、予想より綺麗でした。レンズにもよるかもしれませんが、オールドレンズで使うなら気にしなくていいレベルですね。

でも、私の本命はこのレンズではなく50mmです。オールドレンズで最も多い標準域のレンズはAPS-C機で使うと中望遠になってしまうため、これまで手を出すことはありませんでした。しかし、実際にはかなり魅力的なレンズが揃っています。そのうち、同じCarl Zeiss JenaのPancolarかTessarが欲しいですね。良い出物があれば買いたいと思います。


以上、私は富士フイルムのAPS-C機に満足していますが、オールドレンズのためだけに、いつかフルサイズのミラーレス一眼が欲しいと思っていました。でもこれで、その必要性は低くなったかもしれません。


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写真日記409 (2021年04月24日)
Pancolar 50mm F1.8 (2021年04月27日)

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2021年4月19日

TARION カメラストラップ

先日ローライコードを買って、それまでPENTAX MXにつけていたストラップを使ってしまったので、MX用に新しいものを買いました。


TARION カメラストラップ 本革 ショルダー ストラップ レザーストラップ リング式 一眼レフ ミラーレスカメラなどに適用 ブラウン
ここ10年くらいは、ずっとAcruのストラップを愛用していて、いくつも買ってきたのですが、最近はカメラ関連の製品の在庫がほとんどありません。すっかりやる気がなくなってしまった感じですね。ファンとしては残念ですが、もともと高いものが多かったし、仕方ないですかね。

そこで、この際だから新しいブランドを開拓しようと、今回はAmazonで見つけたTARIONの本革ストラップを買ってみました。ドイツのブランドだそうですが、有名なのでしょうか? 製造は中国で、2千円くらいでした。このくらいの値段なら気軽に買えますね。

PENTAX MX & TARIONストラップ一眼レフより小型カメラに合いそうな細めのデザインです。長さ調整はできないし、肩パッドもないシンプルなストラップですが、私はこういうので十分です。

金具の裏の傷防止パッドが大げさすぎる気もするけど、これがあるおかげで、ストラップが根本からねじれないのが何気に良いですね。逆に、この構造のせいで取り付けられるカメラを選ぶのが難点でしょうか。ローライコードにはつけられません。

このMXをはじめ、一眼レフではもう1年くらい撮影していないのですが、久々に外に持ち出してみたくなりました。

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2021年3月28日

Rolleicord

写真を(再び)フィルムでも撮るようになってから、いつかは欲しいと思っていた二眼レフを入手しました。ローライコードです。某中古カメラ店で3万円くらいでした。

RolleicordこのカメラはI型からV型に大別されるそうですが、これはII型です。更にII型は5種類あり、これはType 2だそうです。1937年製ということで、なんと戦前です!

最初は実用的で作りも良いというIV型を買うつもりだったのですが、調べてみると初期の型のほうが安いし、レンズがカールツァイスのトリオターというところにも惹かれました。後期のシュナイダー製のクセナーも評判は凄く良いみたいですけどね。

デザインも、どちらかというと現代的なIV型と比べると、このII型は古臭カッコいいですね(笑)

ちなみに私は二眼レフはおろか中判カメラも初めてです。フィルムはまだ買ってないけど、120フィルムは高いですねぇ。この6x6判だと12枚しか撮れないので、尚更そう感じます。まだストラップや鞄をどうするかも考えていないので、実戦投入は少し先になると思います。お店の保証があるので、それが終わるまでになんとか・・・。


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写真日記406 (2021年04月15日)

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2021年3月10日

富士フイルム マクロエクステンションチューブ MCEX-11

富士フイルムのカメラに乗り換えてからマクロレンズのない生活が続いています。本当はもっと早くに買うつもりでいたのですが、純正の60mmマクロは高いくせに(中古でも高い)スペック的にちょっと古く、もう1つ魅力がありません。ツァイスのTouitシリーズの50mmマクロは魅力的なのですが、更に高くて手が出せません(笑)


FUJIFILM エクステンションチューブ MCXE-11 MCEX-11
そこで、ふと思い立ってマクロエクステンションチューブ(接写リング)を買ってみました。11mmのMCEX-11です。これなら1万円くらいで買えます。更に安い中国メーカーの製品もあって迷ったのですが、今回は純正にしました。

主にツァイスのTouit 1.8/32で使う予定です。実はこないだ露出計を買ったとき、このレンズで撮影した写真が、えらく艶かしい写りになって密かにほくそ笑んでいたのですが(笑)このレンズだとこれ以上は寄れないんですよね・・・。もっと物撮りに使いたくなったので、買ってみたというわけです。

接写リングはレンズとの相性も大きいようですが、このTouitとの組み合わせはネットにも情報がなかったので、半ば人柱覚悟での購入です。特に広角系は全く実用にならないレンズもあるようですが、この換算48mm相当の標準レンズならギリギリいけるだろうと期待して購入しました。

ZEISS Touit 1.8/32 単体で撮影軽くテストもしてみました。まず接写リングなしの最大倍率です。だいたい0.15倍くらいでしょうか? Planarタイプのレンズとしては寄れるほうだけど、このミニカー(5cmくらい)みたいな小さなものを撮るには物足りない接写能力です。これ以上、被写体に近づくとピントが合いません。


ZEISS Touit 1.8/32 & マクロエクステンションチューブ MCEX-11 (最短撮影距離)で、接写リングをレンズとボディの間に噛まして、最短撮影距離付近で撮影したものがこれです。ちょうど1/2倍くらいですかね。予想よりかなり大きく撮れました。立派にマクロですね。ただ、絞り開放(F1.8)で撮影したのですが、これでは被写界深度が浅すぎてボケボケです。(ピントは100の文字の上あたり) もっと絞り込まないと実用になりませんね。


ZEISS Touit 1.8/32 & マクロエクステンションチューブ MCEX-11 (無限遠)次にピントを無限遠に合わせた状態がこれです。1/3倍ってところでしょうか。最短撮影距離と無限遠で、これだけしか変わりません。マクロレンズと違って撮影できる距離の幅がこのように狭くなってしまうのが接写リングの弱点ですね。マクロ専用となってしまうのは仕方ないとしても、接写リングなしの状態と、この無限遠の状態のあいだがまんべんなく使えると嬉しいのですが・・・。でもまあ、とりあえず実用レベルではありそうなので、無駄にならずホッとしました。5cm以下の被写体を撮るときに使うと覚えておけば良さそうです。


ZEISS Touit 1.8/32 & マクロエクステンションチューブ MCEX-11最後に絞り込んで撮影したのがこちら。F16です。倍率は、ほぼ無限遠に近いですかね。ミニカーのフロントにピントを合わせてリアが少しボケているけど、悪くないですよね。

ちなみに手持ち撮影なので感度をISO 3200まで上げています(^^;) したがって画質は参考レベルということで・・・。光源は全てストロボ(天井バウンス)です。


撮影時の使い勝手は普通のレンズと全く同じです。明るさが1段分くらい暗くなるけど、電子接点があってAEやAFも使えます。昔と違って機械式の制御がまったくないマウントだから、簡単にこういうことができるのですね。軽くカルチャーショックでした(笑)


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写真日記398 (2021年03月14日)

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2021年2月25日

セコニック ツインメイト L-208

露出計のない古いLeica IIIfを買い、しばらくスマホの露出計アプリやIKOPHOTを使ってきましたが、もう1つ使い勝手が良くないので、最新の(?)単体露出計を買いました。


セコニック 露出計 ツインメイト L-208
ちょっと前からRollei 35の内蔵露出計も動かなくなっているので、それも理由の1つです。古い露出計は精度も不安ですしね。

私は首にかけて使うスタイルが合っているようなので、小さくて軽いセコニックのツインメイト L-208にしました。というか、他に選択肢はほぼありません。デジタル式ならあるのですが、ちょっと高いし、何よりクラシックカメラと一緒に使うのは無粋ですよね(^^;)

見た目はプラ素材で安っぽいけど(IKOPHOTと比べると特に...)重さは無に等しいくらい軽いです。

付属のアダプターを使ってカメラのアクセサリーシューにも取り付けられますが、それはやりません。見た目が悪くなるし、そもそもRollei 35のアクセサリーシューはボディの下だし・・・。

セコニック ツインメイト L-208使い勝手も良好です。アナログ式だけど測光ボタンがあって、押すとしばらく針が止まるのが良いですね。最近のはみんなそうなのでしょうか? 古い露出計は目の高さで計ろうとすると針が見にくいのが難点でした。

反射光式(カメラ内蔵の露出計と同じタイプ)だけでなく入射光式(被写体の前で計るタイプ)としても使えますが、逆にこちらはデザイン的に使いにくいかもしれません。入射部の位置が悪いですよね。まあ、私は人を撮らないし、使うとすれば近くの花とかを撮るときくらいでしょうか。あまり使わないと思うので、そこは割り切りました。

付属のネックストラップは股間に届くほど長く、全く使えなかったので、いつもの革紐で自作しました。付属のは斜めがけ用ですかね? 身長2mの人なら合うかもしれません(笑)

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2021年1月10日

Leica IIIf その後2

7日の日記のその後です。昨日は、IIIfを購入してから初めての撮影でした。

Leitz Elmar f=5cm 1:3,5 & MARUMI UVフィルターその前に、レンズにMARUMI UVフィルターを付けました。やはり安物のソ連製レンズと同じ扱いはできませんからね(^^;) クラシックカメラにフィルターを付けると見た目が残念な感じになることが多いのですが、これは意外と悪くないですね。格好良いです。また、フィルターを付けるとレンズキャップが付けられなくなる可能性もあると聞いていましたが、手持ちのものは大丈夫でした。(でも多少、取れやすくなった)

ちなみに購入したエルマーに純正のレンズキャップは付属していなかったので(してると高くなるからそれでいい)これは以前Amazonで買った非純正レンズキャップです。商品ページの画像はロゴなしですが、届いたのはロゴ付きでした。Leicaって書いてあるけど非純正です(笑) 返品するほどではなかったので、そのまま使っています。


Leitz Elmar f=5cm 1:3,5 & 非純正レンズキャップ続いて実際の撮影についてですが、まずエルマーは絞りを変えるのが凄く面倒です。フィルター枠の周りにリングがあってレバーで回すのですが、絞り値ごとのクリックもなく動きも硬め(私が購入した個体だけかもしれませんが)なので、思ったとおりの位置に合わせるには時間がかかります。昨日はずっとF5.6で固定し、シャッタースピードを変えて露出を調整しました。ちなみに私のエルマーは、いわゆる大陸絞りで、通常の国際絞りとはちょっと違います。お馴染みのF値が書いてないのは違和感があるけど、クリックがないのでF5.6はだいたいF4.5と6.3の間と考えて合わせています。(厳密には違うけど、だいたい)

シャッタースピードのダイヤルは上に引っ張りながら回すタイプで、これも現代のカメラと比べたら使いにくいけど、こちらは中間の位置で止まったりはしないので問題ないです。ただし、スローシャッターは別のダイヤルで合わせるという今では考えられない仕様ですが、昔のメカニカルシャッターならではの都合なのでしょうね。ちなみにシャッタースピードの目盛りも大陸系列で、馴染みのない数値が並んでいます。

ファインダーはピント合わせと構図決めを別の覗き窓で行うわけですが、これは慣れればどうということはありませんね。特にピント合わせのほうは倍率が高いので見やすいです。構図のほうはかなり小さいし、メガネをかけていると周辺まで見渡せないのがキツいです。ほんと、IIIfからX100V(常に持ち歩いている)に持ち替えるとショックなくらいファインダー像が大きいです(笑)

フィルムの巻き上げは右手側のダイヤルで行いますが、これは思ったより使いやすいですね。後の時代に一般的になったレバー式より時間がかかるし、フィルムの終わりのほうに行くにつれ重くなりますが、まあこれはなんとなく心地よい操作感で好印象です。

全体的に現代のカメラのような快適性はありませんが、それを期待していたわけではありません。むしろクラシックカメラはこういった手間も含めて楽しむものだと思うので、全然OKです。のんびり撮影していきたいと思います。


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写真日記381 (2021年01月23日)

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2021年1月 7日

Leica IIIf その後

12/29の日記のその後です。Industar-22を年末年始に色々と試しましたが、このレンズは銀塩のライカで使うには難があるという結論に達しました。距離計連動に問題があり、大きくずれるのです。調べてみると、そもそもIndustarはライカのマウントとは似て非なるものだという話もあるようです。分解調整や多少の加工でなんとかなるのかもしれませんが、簡単ではないですよね。数千円の安いレンズなので諦めたいと思います。

Leica IIIf & Elmar f=5cm 1:3,5この状態でも目測でピント合わせすれば撮影できるとは思いますが、レンジファインダーカメラで二重像でのピント合わせができないのはどう考えても残念なので、もう1本レンズを買うことにしました。さすがにもう安物買いの銭失いは嫌なので、素直にライカのElmar f=5cm 1:3,5にしました。とはいえ専門店だと高いので今回はヤフオクです。偽物が怖いけど、ざっとチェックした限り(素人目ではありますが)大丈夫そうです。レンズに少しクモリはあるけど全体的には綺麗で、3万円台半ばで落札できました。

シリアルナンバーは30万台で、クロームメッキの黒ダイヤル、コーティングなし。ネット上にある情報によると1936年頃の製品でしょうか? 先日購入したIIIfボディよりかなり古い時代のレンズのようです。距離計連動も問題なさそうなので、今週末にでもテスト撮影してきたいと思います。

Leica IIIf & Elmar f=5cm 1:3,5 (沈胴)ちなみにミラーレス一眼(FUJIFILM X-T10)ではテスト撮影してみました。マウントアダプターはK&F Concept M39-FXです。カメラ側はAPS-Cサイズなので周辺画質は確認できませんが、80年以上前のレンズと考えれば、まずまずですかね。でもIndustar-22で撮影した写真のほうがコントラストが高く、若干綺麗かも・・・。撮影日は違いますが、レンズのコンディションの差ですかね・・・。逆光だともっと差が出るかもしれません。まあ、劣化も味。クラシックカメラに現代のカメラのようなクオリティを求めているわけではないので、とりあえずこれで満足です。


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Leica IIIf その後2 (2021年01月10日)

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2020年12月29日

Leica IIIf

長年、古いバルナックライカが欲しいと思い続けてきましたが、ついに買ってしまいました。ライカ IIIfです。前期の通称ブラックシンクロで、シリアルナンバーで調べると最初期の1951年頃の製品のようです。(もうすぐ70歳!)そこそこ綺麗な整備済のものが5万円台半ばで入手できました。お店の6ヶ月保証もあるので安心です。

20201229-0001.jpgなおレンズもボディと同じくらい高いので、今回はライカ純正品は諦めて、とりあえず旧ソ連製のIndustar-22 50mm F3.5を買いました。この手の互換レンズなら1万円以下で手に入るものがたくさんあります。当分これを使って、そのうち余裕ができたらライカのエルマーでも買おうと思っています。

このIndustar-22はエルマーのコピーで、見た目はそっくりです。やはり私は沈胴レンズが好きなんですよね。デザインもそうですが、沈胴させた状態ではかなりコンパクトになり、携帯性が抜群です。コピーだけに写りも良いそうです。ちゃんと距離計とも連動し、ファインダー内の二重像が動きます。(精度はまだ不明) ボディは金属製で思ったより高級感もあるし、今のところ全く不満はありません。

なお、写真にあるストラップは革紐で自作したものです(笑) ここには書いていませんでしたが、Rollei 35でも今はこれと同じものを使用しています。市販品に満足できず試しに作ってみたのですが、素材が細く柔らかいので、こういうコンパクトなカメラでも邪魔にならず、使い勝手がとても良いのです。


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Leica IIIf その後 (2021年01月07日)

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2020年10月 1日

FUJINON XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

望遠レンズはあまり使わないのが分かりきっているのですが、1本もないのもどうかと思って、中古でズームレンズを買いました。XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISです。


FUJIFILM 望遠ズームレンズ XF55-200mmF3.5-4.8RLMOIS
実は先日、某カメラ店のサイトを眺めていたら美品が決算価格とやらで安かったので、思わず衝動買いしてしまいました(^^;) まあ、手ブレ補正レンズということもあって、中古でもそれなりに高いんですけどね。

35mmフィルム換算300mmまでの望遠レンズですが、とりあえず私にはこれで十分です。撮影していれば、もっと上が欲しいと思うことはあるでしょうけど、言い出したらキリがないですしね。

このレンズ、スペックの割に大きさや重さはそれなりにありますが、ボディは高級感もあってなかなか良い感じです。

FUJIFILM X-T10 & XF55-200mmF3.5-4.8ただ、これは買う前から分かっていたことですが、この世代の(ちょっと古い)フジのズームレンズは絞りリングに指標がなく、単にグルグル回る電子リングになっているのが不満です。フジに乗り換えて以降、すっかり私はレンズを見て絞りを合わせる習慣が染み付いてしまったので、まだ慣れません。

同様の理由で広角ズームのXF10-24mmF4も買いにくいんですよね〜。ちょっと前まで3万円のキャッシュバックをやっていて悩んだのですが、けっきょく手が出せませんでした。

FUJINON XF55-200mmF3.5-4.8 テスト撮影ちょっとだけテスト撮影もしてみました。いつもの、我が家の窓から見える鉄塔。望遠端200mmでの撮影です。この写真は絞り開放(F4.8)ですが、なかなかシャープで満足です。絞ると更に少しシャープになりますが、手ブレ補正もあるし、手持ちで十分に使えそうですね。涼しくなってきたし、久々に動物園にでも行かなければ!(笑)

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2020年7月19日

instax mini Link

富士フイルムのinstax mini Linkを買いました。チェキ(富士フイルムのインスタントカメラ)の小さな写真には昔から興味があったのですが、カメラ本体が大きく、あれで撮影したいとはとても思えませんでした。でもプリンターだけならアリだろうと買ってみました。


FUJIFILM チェキ スマホプリンター instax mini Link アッシュホワイト INS MINI LINK ASH WHITE
基本は、スマートフォン用のモバイルプリンターです。スマホだけでなく富士フイルム製のカメラからも直接プリントできるinstax SHARE SP-3という機種もあり非常に迷いましたが、こちらは正方形のinstax squareでランニングコストがかかるのと、またオリジナルの名刺サイズこそがチェキの基本だろうという思いもあり、instax mini Linkにしました。ボディも小さいですしね。

現状では(将来に期待)一度スマホに転送してからプリントすることになりますが、そこも無線でできるので意外と簡単です。たくさんプリントすることはないと思うので、問題ないですね。専用のアプリもよくできています。プリント前にトリミングや微妙な傾きの調整などを2本指で直感的に行えて良い感じです。

instax mini Linkインスタント写真に画質は期待していませんでしたが、思ったより綺麗ですね。解像度は318dpiだそうで、必要十分です。コントラストがもう少し高ければ完璧ですかね。あと横長の写真は右の余白が気になるけど、まあこれもまたチェキですよね。もはや様式美だと思います。

本体は1万円台前半で安いのですが(質感も安っぽいけど!)問題はフィルム代ですね。だいたい70円/枚ってところでしょうか。とりあえず一緒に20枚分(カートリッジ2本)買いましたが、さあ何に使おう!?(笑)

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2020年7月 3日

FUJINON XF16mmF2.8 R WR

富士フイルムの単焦点レンズ、XF16mmF2.8 R WRを買いました。35mmフィルム換算24mm相当の広角レンズです。


FUJIFILM 交換レンズ XF16mmF2.8 R WR B
先日、換算48mm相当の標準レンズを買ったので、次は広角というわけです。実は、再びフィルムでも撮るようになってから少し価値観が変わってきていて、自分は標準と広角の2本さえあれば、撮りたいものはほとんど撮れると思えるようになりました。しいて言えば、あとマクロレンズですかね。

まあ、実際にはズームレンズは便利なので、今後も使うことは多いと思います。やはりメインはズームですかね。通常はズーム、時間に余裕があれば単焦点という感じで使い分けたいと思っています。

ちなみに今回も古い機材を売却した資金で買いました。店によってはかなり古いデジタルカメラも買い取ってくれますね。ペンタックスの全ての一眼レフとマイクロフォーサーズ機などを処分しましたが、予想よりまとまったお金になりました。

FUJIFILM X-T10 & XF16mmF2.8 R WRこれで富士フイルム以外のデジタルカメラで残っているのはソニーのRX100だけです。これだけは富士フイルムに代替となるモデルがないんですよね〜。

銀塩カメラはAFのPENTAX MZ-3を処分したくらいで、他は残してあります。もはやデジタルより多いですね(^^;) 今後も積極的に続けていくつもりです。

しかし、定額給付金がなければX100Vを買うことはなかったし、それがなければ富士フイルムに乗り換えることもなかったわけで、結果的に新型コロナによって写真人生が(まあ趣味ではありますが)かなり変わってしまいましたね。人生、何がきっかけになるか分かりません(笑)

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2020年6月28日

ZEISS Touit 1.8/32

富士フイルムXマウント用の単焦点標準レンズを買いました。カールツァイスが2013年頃から販売しているTouitシリーズの1本、Touit 1.8/32です。


Carl Zeiss Touit 1.8/32 X-mount
Touitというのはシリーズ名のようで、レンズにはPlanar 1.8/32と刻印されています。焦点距離32mm(35mmフィルム換算48mm相当)の、あのPlanarです。

このレンズは、私が一眼システムを富士フイルムに乗り換えたいと思った理由の1つです。APS-Cサイズのミラーレスに最適化されたAFの(MFではないのです!)Planarが存在するというのは、ツァイスファンとしてはたまらないのですよね。しかも実売7万円弱と、ツァイスレンズにしてはリーズナブルです。それでも大きな出費には違いないので、K-5 IIsや、それで使っていた一線級のレンズも処分して(まだしてないけど)そのお金で購入することにしました。

FUJIFILM X-T10 & ZEISS Touit 1.8/32ちなみに同社のレンズは、ちょっと前からCarl ZeissではなくZEISSで統一されることになったそうですね。このレンズも新旧モデルで刻印が変わっているようです。個人的にはCarl Zeissのほうが好みだったのですが、まあ慣れですかね・・・。

ペンタックスのデジタル一眼レフでは単焦点レンズなんてほとんど使いませんでしたが、最近は古い銀塩カメラやX100Vの影響で少しずつ価値観が変わってきているので、それなりに活躍してくれるのではないかと期待しています。

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2020年6月 5日

FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR

しばらく悩んできましたが、レンズ交換式のカメラもペンタックスから富士フイルムに乗り換える決心をしました。そこでまず、富士フイルムの標準ズーム、FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WRを買いました。いわゆる小三元ズームというやつです。


FUJIFILM 交換レンズ XF16-80mmF4 R OIS WR
ペンタックスの一眼レフでは主に大三元ズームを使ってきましたが、富士のミラーレスでは今後ずっとこのクラスを使っていくつもりです。予算の都合もありますが、やはり小型軽量を活かしたいですからね。

とはいえ実売価格は9万円くらいで、気軽には買えません。そこで、もうあまり使っていないペンタックスのレンズと、先日中古で購入したXC16-50mmF3.5-5.6を下取りに出して購入しました。実質3万円弱で買えました。

実物を見たことはありませんでしたが、想像より少し軽く、太かったです(^^;) まあ、サイズは少しくらい大きかろうが小さかろうがカメラバッグが必要なことに変わりはないので気にしません。(比較写真

FUJIFILM X-T10 & FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WRしかし、軽さは助かります。K-5IIと大三元ズームの組み合わせ(約1.3kg)と比べると500mlの水のペットボトル1本くらい違うんですよね。これは大きな差です。写真にあるように私はグリップストラップ派なのですが、重いカメラは長時間持ち歩いていると手首が痛くなりますからね・・・。

まだちゃんとした撮影はしていませんが、AFが凄く静かだなというのが第一印象でした。各種リングの操作感も良好です。画質には定評があり、接写も効いて、更に6段分という超絶スペックの手ブレ補正機構もあるという、非の打ち所がない万能レンズですね。

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2020年5月26日

FUJIFILM X-T10 その2

22日の日記のその後です。一昨日の日曜日に初めて撮影してきましたが、小さくて軽くて、なかなか良い感じです。操作性も特に問題はなさそうです。

マウントアダプターを使った撮影も快適です。一眼レフの光学ファインダーだと絞り込み測光では暗くてピント合わせが困難でしたが、ミラーレスのEVF(電子ビューファインダー)なら、明るささえちゃんと調整できれば(ある程度は自動で調整される)問題ありませんね。ピントもよく見えるし、必要なら拡大表示することも可能です。実用レベルですね。

20200526-0002-2.jpgというわけで、Kマウント、M42マウントに加えてキヤノンのFDマウント用のアダプター(K&F Concept FD-FX)も買いました。

私の最初の一眼レフはFDマウントのCanon A1だったので、レンズも何本が所有しています。中でも、左の写真のNew FD 70-210mm F4を使ってみたかったんですよね。今で言う小三元ズームで、死蔵させとくには惜しいスペックです。MF時代の直進ズームでデザインは古臭いけど、富士フイルムのカメラには逆に似合いますね。

20200526-0001.jpgテスト撮影もしてみました。天気が悪いけど、うちの窓から見える鉄塔です(^^;) 望遠端210mm、絞りF8。35mmフィルム換算315mmは大迫力ですね。

まあ、ここまでの望遠域は手ブレ補正がないとキツいのですが、感度を上げたので、なんとかブレずに撮れました。描写も意外とシャープで悪くないかもしれません。私は望遠レンズはほとんど使わないのでXマウントのレンズを新品で買うことはないと思いますが、必要なときは、これで十分かもしれません。

20200526-0006.jpg広角端70mmにはマクロモードがあって、かなり寄れます。この写真が最大倍率です。APS-Cサイズの撮像素子だと1/2倍くらいでしょうか。絞りは開放F4。

描写も悪くないと思うけど、マクロレンズとして常用するには、レンズがちょっと大きくて重いのが難点ですかね。


なお今回テストしていて気づいたのですが、マウントアダプターはかなりオーバーインフ(無限遠より更に遠い位置)に設計されているのですね。レンズに個体差があるだろうから、それで良いのだと思いますが、ピント合わせには注意が必要です。先日のKマウントのDistagonでの撮影時には、そのあたりをあまり意識していませんでした。シャープさが足りないと感じたのはそのせいかもしれませんね。これは近いうちに再確認したいと思っています。

なお、マウントアダプターはレンズにつけっぱなしにしておきたいので、富士フイルムXマウントのレンズのリアキャップも2個ほど買い足しておきました。これでレンズ交換は純正レンズと同等の手間で済みます。このK&Fのアダプターは安いので、できればKマウント用をもう1つ2つ用意しておきたいところです(^^;)

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2020年5月22日

FUJIFILM X-T10

先月、給付金をあてにして富士フイルムのX100Vを買ったわけですが、期待以上に魅力的なカメラで、レンズ交換式の一眼システムもペンタックスから乗り換えたくて仕方なくなってきました。でもさすがに2ヶ月連続で高いカメラを買ったりしたらバカみたいなので、ガス抜きに2世代前の中級機、X-T10を中古で買ってみました。まあ、将来のための研究用ですね(笑) 税込み28,800円でした。

FUJIFILM X-T10 & Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F2.4発売は2015年なので、実は今の愛機K-5II(2012年発売)より新しいのですよね。お目当てのフィルムシミュレーションの数は最新機より少ないけど、3万円ならもう全然OKです! 購入は通販ですが、届いたものは状態も良く、ほとんど傷の見当たらない綺麗な個体でした。

ちなみにこの左上の写真に写っているレンズは以前から持っていた旧東ドイツCarl Zeiss JenaのM42レンズ、MC Flektogon 35mm F2.4です。マウントアダプター(K&F Concept KF-42X2))経由で接続しています。また、ペンタックKマウントのアダプター(K&F Concept KF-PKX))も一緒に買いました。これでかなりのレンズが繋がります。(「使える」ではなく、あえて「繋がる」と表現しておきます(^^;) )

FUJINON XC16-50mm F3.5-5.6 OISとはいえ、AFレンズが1本もないのは寂しいなと思っていたら、廉価なFUJINON XC16-50mm F3.5-5.6 OIS(旧型)がフード欠品を理由に11,800円という安値で売られているのを見つけて、一緒に買いました。中古とはいえ手ブレ補正レンズが1万円とは、時代が変わったものですね!

このレンズ、プラ素材丸出しで安っぽいけど、写りには定評があるそうです。広角側が16mm(35mmフィルム換算24mm)なのも嬉しいですね。唯一、寄れないのが弱点だそうです。(新型は寄れるらしい)

ちなみに今の中古相場だと、このX-T10と同世代のフラッグシップ機 X-T1も数千円ほど高いだけなんですよね。かなり迷ったのですが、やはりT10の小さなボディに魅力を感じました。迷ったら見た目を取るのが私のポリシーです(笑)


関連リンク
FUJIFILM X-T10 その2 (2020年05月26日)

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2020年4月29日

FUJIFILM X100V その4

昨日のその3の続きです。今回はフィルムシミュレーションについて。

富士フイルムのX100Vを手に入れる前からいちばん気になっていた機能が、フィルムシミュレーションです。他社のカメラやPCソフトの同種の機能にはあまり興味ありませんが、富士フイルム御謹製となれば話は別です。やはり餅は餅屋。往年のフィルムの銘柄がそのままシミュレーション名称になっているのを見ると、ワクワクせずにはおられません(^^;)

でも今更JPEG撮影に戻るのは嫌だなと思って調べてみると、この機能はRAW現像時にも適用できることが分かりました。純正の現像ソフトであるFUJIFILM X RAW STUDIOは当然として、なんと私が愛用しているAdobe Lightroomでも可能です。他にもペンタックスとソニーのカメラを日常的に使っている者としては、どのカメラでも同じソフトで現像できるというのは非常にありがたいことなんですよね。

しかし、1つ気になることがあります。Lightroomで適用されるフィルムシミュレーションは、果たして純正のものと同じなのかという疑問です。ネットで似たような検証をされている方も見つけましたが、バージョンによる違いなどもあるかもしれないので、自分で確認することにしました。

まず純正のFUJIFILM X RAW STUDIOですが、こいつはPCとカメラをUSBケーブルで接続し、カメラ内の画像処理エンジンを使ってRAW現像を行うという非常に珍しいRAW現像ソフトです。カメラ内でJPEG画像を作成する際には当然RAWデータからの現像処理が行われているわけで、フィルムシミュレーションも同様です。それと全く同じプログラムが使えるところには一定の価値があると思います。フィルムシミュレーションの比較対象としては、言うまでもなくベストです。

一方、富士フイルムのQ&AページにはLightroomを使ったフィルムシミュレーションの適用方法も解説されています。ここまで明確に書いてあるということは、仮にアドビが独自に作った機能だとしても、富士フイルムのお墨付きは得ていると考えて良さそうですね。各シミュレーションの名称もそのままですし、安心感があります。


■フィルムシミュレーションの違い

まず最初に、今回の趣旨とは違いますが、各々のフィルムシミュレーションの違いを見ておきましょう。全て載せるのは大変なので一部ですが、簡単に見比べられるようにJava Scriptでプログラムを組みました。写真の下のボタンをクリックすると画像が切り替わります。写真を左右に並べても違いが分かりにくいんですよね。こうやって瞬時に切り替えれば僅かな違いでも一目瞭然です。ただし、液晶モニタの性能によっては分かりにくいこともあるかもしれません。ブラウザの違い等による不具合もあるかもしれないので、まずはいちばん右のACROS(白黒)を試してみてください。

● FUJIFILM X RAW STUDIO(Ver. 1.9.0 Mac版)

X RAW STUDIO

まずは純正ソフトのフィルムシミュレーションです。ちなみにこの写真は先日の試し撮りのときの没ショットです(^^;) 構図がもう1つ満足できませんでしたが、景色としては良い感じですね。オリジナルサイズだと大きすぎるのでAdobe Photothopで480x320に縮小しています。目的は色再現の確認なので、小さくても特に問題ないですよね。

● Adobe Lightroom(Ver. 9.2 Mac版)

Lightroom

次にAdobe Lightroomでのフィルムシミュレーションです。なお、残念ながらLightroomにクラシックネガはないようです。そのうち追加されるのでしょうか?

※追加されたのでアップデートしました。


現像ソフトによる違い

続いて今回の本題、ソフトウェアによる違いです。各シミュレーション毎に違いを見ていきましょう。

● PROVIA

PROVIA

まずはスタンダードなPROVIA。気になる結果は・・・微妙に違いますね(^^;) 純正のほうが若干コントラストが高いようです。

● Velvia

Velvia

次に、個人的に最も思い入れのあるVelviaです。傾向としては同じで、純正のほうが若干コントラストが高いです。

以下、それぞれ見てみましょう。

● ASTIA

ASTIA

● Classic Chrome

ClassicChrome

● Classic Neg

ClassicNeg

● ACROS

ACROS

以上、2つのRAW現像ソフトの違いはどれも同じ傾向なので、おそらくこれはフィルムシミュレーションの差というよりは、その他の部分に違いがあるからではないかと推察します。どちらかが一方的に優れているという感じでもないので、私はこれまでどおりLightroomを使っていこうと思います。ということでアドビさん、クラシックネガも期待しています!(^^;)


・5/5追記
Lightroom 9.2.1でクラシックネガが追加されたようなので、そこだけアップデートしました。

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2020年4月28日

FUJIFILM X100V その3

24日の日記のその後です。ちょっと遅くなったけどX100Vのファーストインプレッションです。主に使い勝手の話になりますが、X100シリーズの旧機種は使用経験がないので、あくまで新しいカメラとしての感想です。


■露出設定のダイヤル

クラシックなデザインのカメラということで、露出に関わる4項目(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)には、それぞれ専用のダイヤルが用意されています。現代の電子ダイヤルと比べて必ずしも使いやすいとは言えませんが、このカメラはこれで良いと思います。ちなみにカスタマイズ可能な現代風の電子ダイヤルも前後にあって、そちらで設定することも可能です。

4つのダイヤルはそれぞれ見た目は最高ですが、使い勝手には差がありますね。

絞りリングは2つある取っ手の部分を持って回さないとならないのが、ちょっと不便です。慣れないせいかファインダーを覗きながらだと取っ手を探してしまいます。

シャッタースピードダイヤルはメカニカルな感触は最高ですが、硬めで回しにくいです。でも私は絞り優先モードで使うことが多くAポジションから動かすことはあまりないので、問題ありません。

そのシャッタースピードダイヤルを引き上げてから回す感度ダイヤルは、クリック感がないのが残念です。目で確認しないと、なかなか思ったところに合わせられません。まあ、こちらも普段はAポジションのまま使うので問題ありません。

露出補正ダイヤルは最高に良いですね。ファインダーを覗きながらでも親指1本でカチ、カチっと確実に1/3EVずつ回せます。これは癖になりそうです(^^;)


■コマンドダイヤル/ボタン

ボディ前後にあるコマンドダイヤルにはいくつかの機能を割り当てられますが、意外と自由度が低いです。特に前のダイヤルは設定項目が限られているようで、なかなか使い道がありません。後ろのダイヤルにはフォーカスチェック(EVFの拡大機能)を割り当てておきました。詳しくは後述しますが、これは便利ですね。

レンズにもコマンドリングがあり、MF時にはピント合わせに使えます。AF時にも他の機能を割り当てて使えるのですが、今のところ使い道が思いつきません。とりあえずデジタルテレコンを割り当てておきましたが、RAW記録する設定だと使えないので、ほぼ意味がありません(^^;)

2つあるFnボタンには好きな機能を割り当てられます。とりあえずシャッターボタンの右のFn1ボタンにはヒストグラムを、カメラ前面のレバーにあるFn2ボタンにはセルフタイマーを設定しておきました。後者はデザイン的に、やはりセルフタイマーでしょう(笑)


■シャッターボタン

シャッターボタンは昔ながらのレリーズケーブルがねじ込めるタイプのボタンです。私はこのタイプが割と好きですが、このカメラのボタンの感触には少し違和感があります。2ストロークのボタンなのですが、実際に押してみると3ストロークあるように感じられて最初の半押しが難しいのです。最初に1ストローク目っぽく感じられる部分は、機械の"遊び"なのでしょうけど、ちょっと大きすぎますね。個体差でしょうか?

なお、このカメラは電子式のレリーズケーブルも使えます。


■フォーカスレバー

AFの測距点を選択するためのフォーカスレバーは非常に良いですね。ジョイスティックと言ったほうがイメージしやすいと思いますが、使い勝手が最高です。ボタンにもなっているけど間違って押してしまうこともなく絶妙な操作感です。また、メニュー画面などもこれ1つで操作できて快適です。他のメーカーにも採用して欲しいですね。


■ハイブリッドファインダー

このX100シリーズの大きな特徴であるハイブリッドファインダーは、よくもまあこんな凄いものを作り上げたなという感じですね。

まず光学ファインダーは素晴らしく綺麗です。倍率は低いけど明るくてとても見やすいです。視野の右下にレンズがちょっと見えるのが気になりますが(フィルターを付けると更に大きく見える)この美しさを知ってしまうと、普段は光学ファインダーで撮影したくなりますね。

EVFに切り替えると視野率100%となり構図決めには良いのでしょうが、見た目はやはり綺麗だとは言い難いです。とはいえ、拡大できるのは便利なので使うこともあるでしょう。前述のとおり私はリアの電子ダイヤルに「フォーカスチェック」を割当てました。光学ファインダーを使っていてもダイヤルを押し込むとEVFに切り替わり拡大モードになります。ダイヤルを回して拡大率も変えられます。

更に「AF+MF」機能を設定しておけば、AF合焦後、そのままレンズ側の電子ダイヤルを回してMFでのピント合わせが可能です。(シングルAF時のみ)いわゆるフルタイムマニュアルフォーカスですね。ただ、このときにデジタルスプリットイメージ等が使えないのは残念です。なぜそうなった?


■液晶モニタ

初回に書いたとおり私はチルト液晶は使いませんが、上向きにチルトさせる操作性は悪くないですね。気軽にチルトできます。逆に下向きにするのはちょっと不便です。

タッチパネルは快適です。再生モードで写真の切り替えや拡大などがスマホのように行えます。撮影時は測距点の選択がタッチ操作でダイレクトに行えます。タッチで撮影することも可能ですが、さすがにそれはやりません(^^;)

液晶で気になるのは「撮影画像表示」機能です。撮影した直後に画像が一定時間(設定可能)表示されるよくある機能ですが、その表示状態で拡大ができないのが残念です。実際には表示時間を「連続」にするとできるのですが、時間指定するとだめなのです。意外とこれができないメーカーが多いようですが(以前も何かあったな)ペンタックスのカメラで慣れている操作なので、これは残念です。ソフトウェアの変更だけで可能だと思うので、ぜひ対応して欲しいところですが、5代目まで実現しなかったということは期待薄でしょうか。需要ない?


■Wi-Fi/Bluetooth

まだ試していませんが、このカメラは私にとって初めての通信機能搭載のカメラです。とりあえずiPhoneとBluetoothでペアリングする設定はしておきました。撮影した写真をスマホに転送したりできるようです。出先でTwitterにアップしたりできて良いかもしれませんね。Wi-FiはPCに転送したりできるようです。


■バッテリー

このカメラのレビューを見ているとバッテリーの消耗が激しいという話をよく見かけます。確かに買った直後は設定等を色々いじっているだけで目に見えて減っていって気になりました。ただ、撮影だけならそれほどでもない印象です。私は1日に何百枚も撮ったりはしないので、予備のバッテリーは買わなくても済みそうです。6千円くらいするようですしね・・・。

ちなみに充電時間は5時間とか書いてありますが、MacBook Proの充電器(同じUSB Type-C)で充電したら2時間くらいで終わりました。まだ1回しかやってないし、たまたまかな?


■総評

まだ外では1時間程度しか撮影していませんが、ボディが大きいのでとても扱いやすいなと感じました。最近コンデジはソニーのRX100ばかり使ってきましたが、携帯するには良いけど、やはり小さすぎますよね。X100Vはそれより2まわりくらい大きいので、パンケーキレンズを付けたミラーレス一眼くらいの感覚でしょうか。今後もRX100を持ち歩くこともあると思うし、意外と棲み分けができそうです。


関連リンク
FUJIFILM X100V その4 (2020年04月29日)

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2020年4月24日

FUJIFILM X100V その2

昨日の続きです。NiSiのX100V用フィルター X100 UHD UVが届きました。プロテクターだと思っていたけど、UVフィルターのようですね。まあ問題ありません。

FUJIFILM X100V & X100 UHD UVデザイン的には少々のっぺりしていて微妙な感じだなと思っていたのですが、それは見る角度にもよりますね。思ったより悪くないので、このまま使おうと思います。シルバーの色味や表面のサンドブラスト加工は、なかなか良いクオリティです。本体と差を感じません。いっそフィルターだけ黒にしようかと迷っていたのですが、シルバーで問題ありませんでした。黒も似合いそうですけどね。

防塵防滴性能については不明ですが、おそらく一定の効果はあるでしょうね。もとよりこのカメラを濡らすつもりはないので、多少なりとも防塵性能がアップすれば、それで満足です。

レンズの長さは、このフィルターなしで20mm、付けると27mmくらいでした。定規で適当に測っただけで不正確ですが、思ったより長くならなかったし、"フード付けない派"の人間には良い選択肢ですね(^^;)

FUJIFILM X100V & X100 UHD UV純正レンズキャップを付けるとフィルターは見えなくなるので、全く違和感がありません。長さは22mmが28mmになるくらいです。先程と比べて差が1mm短いのは、おそらくレンズキャップとの密着度が高いデザインだからだと思います。

レンズキャップが付けられるのはX100Vだけということですが、V用のキャップだけ入手できれば旧機種でも使えるんじゃないかと思います。ただ、ざっと調べた限りレンズキャップだけは買えないようですね。見当たりませんでした。X100Vユーザーも、紛失したときどうすればいいんでしょう。ちなみに、この純正レンズキャップは金属製で、中に植毛までしてあるスグレモノです。無くさないように注意しなくては・・・。

X100 UHD UV ケース製品は、携帯に便利そうなプラケースに入っていました。留め具でパチンと固定できます。

このフィルターをフードや他のフィルター類と併用することはないと思いますが、コンバージョンレンズを買ったらそうはいかないので、捨てずにとっておくことにします。


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FUJIFILM X100V その3 (2020年04月28日)

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2020年4月23日

FUJIFILM X100V

突然ですが、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ、X100Vを買いました。2ヶ月くらい前に発売された新モデル(シリーズ5代目)です。色は黒もありますが、迷わずシルバーです。


FUJIFILM デジタルカメラ X100V シルバー X100V-S
このX100シリーズは初代の頃から気になっていたのですが、高いカメラなので買うことはないだろうと諦めていました。しかし今回、国から全国民に10万円の給付金が出るということで(まだ出ていませんが)チャンスが到来しました。そのうち買うものに使っても経済効果が薄いので、こういう無駄遣いが理想的ですよね!?(笑) MADE IN JAPANなのも最高です。

実際には自費で6万円ほどプラスしているわけですが、来月誕生日で、しかも区切りの歳なので、まあいいかなと(^^;) ちなみに10年前はギターを買いました。

X100シリーズで最も気に入っているのは、もちろん、このクラシカルなデザインです(笑) 最新モデルではボディの素材がアルミニウムに変更になり、写真で見ただけでも(購入するまで実物は見たことがなかった)とてつもなく美しいです。実際に届いたものを見てみると想像していたよりマットで落ち着いた雰囲気があり、期待以上でした。ただ、手に持つと軽いし、エッジがシャープなので、プラスチックを塗装したものだと言われたら騙されそうでもありますね(^^;) 昔の金属ボディのカメラ(真鍮製が多い?)のような圧倒的な重厚感はありません。貼り革も(本革ではないにせよ)少し安っぽい印象です。そこは機会があれば貼り替えましょう。

FUJIFILM X100V右の写真に写っているストラップは以前購入したAcru ハンドストラップ×フルレザーです。ネックストラップは付属していたのですが、ハンドストラップが好みなので、しばらくこれを使おうと思います。カメラに最初から取り付けられていた黒いストラップリングカバーと、左側のリングは外してしまいました。

また、最新モデルでは初めてチルト液晶が採用されました。私はチルト液晶不要派ですが、見た目には影響がないデザインだったので良しとしました。でもこういうクラシカルなカメラに、こんなギミックは必要ですかね。あっても邪魔にならないと言えばそのとおりですが、固定液晶だったらもう少し薄く、軽く、安く、頑丈にできたのは確実なので、やはりコンセプトに合わないように思います。それより、いまどき手ブレ補正機能がないことのほうが問題ですね。

撮像素子はAPS-Cサイズ。レンズは35mmフィルム換算35mm相当。単焦点1本だけなら標準レンズ的にも広角レンズ的にも使えるこの35mmが好みです。レンズ交換はできませんが、28mmと50mmのコンバージョンレンズが存在し、クオリティ的にも定評があるようです。1本2万円くらいなので、28mmのほうはそのうち購入するかもしれません。まあ、しばらく使ってみてからですね。

ただ、このX100シリーズ、レンズまわりのアクセサリーの仕様だけは最悪ですね。フード(1万円くらい)かアダプターリング(4千円弱)を買わないとフィルター(純正だと5千円くらい)が付けられないのに、フィルターを付けると本体付属の美しいレンズキャップが使えなくなってしまいます。しかも最新のこのX100Vでは防塵防滴仕様となったのに、フィルターを付けないとレンズ側は完全な防塵防滴にはならないということで、非常に悩ましいです。他は素晴らしいけど、ここだけは設計者を説教したくなりますね(笑)


NiSi UHD UVフィルター FUJIFILM X100 シルバー
お金がかかりすぎるし、せっかくのパンケーキレンズが長くなるのも嫌なので、いっそフィルターなしで使おうかとも考えたのですが、このX100シリーズに直付けできるサードパーティ製のフィルターがあることを知って、試しに買ってみました。決して安くはありませんが、X100Vだとそのまま純正のレンズキャップを付けられるそうで(旧機種はダメ)それが決め手でした。全く無駄になるものがないのが良いですね。なお、実はまだ届いていないので、このフィルターについてはまた後日、改めて・・・。


何はともあれ、久々に新しいカメラを買って興奮しています。まあ、今年はフィルムの中古カメラを2台も買っていますが、デジタルカメラはK-5 IIs以来5年ぶり。富士フイルムのカメラを買うのはFinePix F710以来、16年ぶり(3台目)です。思えばたくさん買ってきたけど、これまででいちばん高いカメラなので、大切に使っていきたいと思います。


関連リンク
FUJIFILM X100V その2 (2020年04月24日)

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