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2005年11月14日
宇宙戦争
宇宙戦争のDVDが出たので買ってきました。スターウォーズを除けば今年唯一楽しみにしていたDVDですが、う〜んちょっと期待はずれだったかな。原作はかなり古いSFの古典的作品だそうですが、あいにく私は読んだことがありません。以下、あくまで2005年に公開された映画としての感想になります。
まず、こういうストーリーだと、どうしてもインディペンデンス・デイと比べてしまいますが、あの作品と比べると、はっきり言って脚本が全然つまらないですね。差別化を図りたくて無理に変えているんじゃないかと思えるところさえありました。何の説明もなく主人公の視点のみで淡々と進んでいくので、何が起こっているのか、結局どうやって宇宙人を倒したのか(最後にちょっとだけ説明はあったけど)納得できないまま終わってしまいました。最初は人間を殺しまくっていた宇宙人が、途中からなぜ捕獲に変わったのかもよく分かりません。登場人物の行動にも納得いかないものがありました。パニック時の人間の心理なんてものは分かりませんが、それでももうちょっと感情移入できる演出があると良かったんですけどね。
映像とサウンドはそれなりに凄かったですね。現代のSF映画としては普通かもしれませんが、ホラーっぽい面もあるので、けっこう心臓に悪いシーンもありました(^^;) dtsの5.1ch.サラウンドで見たのですが、前後のバランスが自然でかなり楽しめました。音質的にはそれほど良いとは感じませんでしたが、ダイナミックレンジの広さもあって迫力があります。特に、敵のトライポッドが発する重低音などは凄まじいです。サウンド面で1つ残念だったのはBGMに全く魅力がなかったことですかね。映画と同時に音楽も楽しみたいというAVファンには物足りないかもしれません。
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