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2005年12月20日

MacOS Xアプリケーションのヘルプ

カテゴリー: プログラミング

MacOS X用アプリケーションではヘルプメニューから、そのアプリケーション独自のヘルプを呼び出すことが可能です。先日この処理を自作のプログラムで初めて実装したのですが、1つ悩んだところがあったので書いておきたいと思います。

例によって、まずネット上の情報を検索することから始めました。情報さえあれば、これがいちばん手っ取り早いですからね(^^;) 調べてみると、ポイントはヘルプのトップページとなるHTMLファイルに適切なMETAタグをつけること、Info.plistファイルにヘルプのための項目(CFBundleHelpBookName, CFBundleHelpBookFolder)を設定することの2点ですね。

ここまでは検索してすぐに分かりました。ただ、自作のアプリケーションに実装してみると、どうしてもうまく動きません。仕方ないのでアップルのドキュメントを読んでみたところ、Carbonアプリではもう1つやらなければならないことがあるようです。

それは、アプリケーションの起動直後にAHRegisterHelpBook()を呼び出すこと。このAPIはFSRefの引数を取るので面倒そうに思いましたが、以下のページの最後にサンプルソースがありました。そのまま使えばOKです(^^;)

How to Register Your Help Book

これで無事ヘルプを呼び出せるようになりました。本当はこのヘルプシステムにはいろいろと機能があるようですが、今回はそこまで必要ないので省略です(^^;)



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