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2006年1月 9日
Universal Binaryへの対応 その2
カテゴリー: プログラミング
一昨日の日記の続きです。予定どおり次の段階として、自作のアプリケーションをUniversal Binaryに対応してみました。お題はScrubDelete Xです。
前回と同じようにやってみたのですが、警告がたくさん(30個ほど)出てしまいました。ただ、エラーではなく警告ということで、ビルド自体は完了しています。動作は例によって確認できませんが、これだけたくさん出るとはちょっと予想外でした。
出た警告のほとんどは以下のような感じのものです。('???'の部分はCarbon APIのルーチン名)
warning: '???' is deprecated (declared at /Developer/SDKs/... )
調べてみると、どうやら一部の古いAPIはもうあまり使ってくれるなという意味のようです(^^;) たしかにScrubDeleteはMac OS 8時代からあるプログラムなので古いAPIもたくさん使用していますが、こんな小規模なプログラムでこれだけ警告が出るということは、大きなプログラムでは大変ですね。
ざっと見てみた限りですが、対象となるAPIは次のようなものでしょうか。
- リソースマネージャーのルーチン
- QuickDrawのルーチン
- Pascalストリング関連のルーチン
- FSSpec関連のルーチン(FSp〜)
- 低レベルのファイルマネージャのルーチン(PB〜)
いちおうまだ使えないわけではないようですが、徐々に使わないようにしたほうがいいのでしょうね。でも簡単に代替できるものと、そうでないものがあります。特にQuickDrawなんてそう簡単にはいかないように思うんですけどね。果たしていつまでサポートしてくれるのでしょう。
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