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2006年4月19日
初めてのRAW現像
*ist DSを入手してからもう1年にもなりますが、初めてRAW形式での撮影を試してみました(^^;) 以前からそのうちやろうと思っていたのですが、最近レンズのテストなどをすることが多かったので、ちょうど良い機会でした。ただ結論から言うと、今後もあまり使うことはなさそうです(^^;) やはりメリットよりデメリットが大きすぎます。
撮影してみてまず思ったのは、カードへの記録に時間がかかるということ。撮影したあとすぐに再生して拡大チェックをしたいと思っても、記録待ちでできないことが多いです。これだけでも常用する気になれません。
PCへの転送も当然時間がかかります。バックアップを含めたディスク容量なども、長い目でみたら大きな負担になるかもしれません。
実際の現像作業も、いじれる範囲は思ったより狭いですね。カメラ側で撮影前に設定できるパラメーターを後からいじれるという感じでしょうか。ここらへんは市販のソフトなどではかなり違うんでしょうけどね。結果も、理論的にはJPEGをあとからレタッチするよりは高画質になるのでしょうが、微調整程度では全く体感できません。
RAWのメリットとしては色々なことが言われていますが、私が思うにいちばんのメリットは「理論的に明らかにJEPGより高画質という安心感」なのではないでしょうか(^^;)
デジカメに限らずDVDレコーダーやiPodなどのデジタルオーディオにも言えることですが、それぞれの機器に用意されている最高品質のフォーマットは、オーバースペックな場合が多いと思います。可能な限り最高のクオリティで残しておきたいという人間の心理は分かりますが、自分が何を必要としているのかを理解して、勇気を持ってクオリティを落とすのが21世紀のデジタル活用術なのではないか、などと考えさせられました(笑)
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