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2007年1月14日

Mighty Mouseをちょっとだけ使いやすく

カテゴリー: プログラミング

私はメインマシンのPower Mac G5ではマイクロソフトのIntelliMouse Explorerを、サブマシンのMacBookではアップルのワイヤレス Mighty Mouseを使用しています。後から買ったMight Mouseの操作感はかなり気に入っていて、G5用にもワイヤードのタイプを買おうかと思っているのですが、Mighty MouseのドライバはMSのドライバに比べると機能的に不満な点があります。特に、サイドボタンにWebブラウザの「戻る」などの操作を割り当てられないのが不便です。他は我慢できますが、これだけは慣れると手放せません。

シェアウェアの汎用マウスドライバなどを使えばそういったことも可能になるようですが、このためだけにドライバごと入れ替えるというのは少し嫌な感じがしています。そこで、現在の純正ドライバにある、サイドボタンを押したときに任意のアプリケーションを起動する機能を使って、同じことが実現できないか実験してみました。ブラウザの「戻る」はショートカットキーでも操作できるので、起動したら cmd+[ のキーストロークを送信して終了するプログラムを作れば実現できそうです。

さっそくやってみましたが、ちゃんと期待どおり動きます。最初はアプリケーションを起動する方法だとタイムラグがあってレスポンスが悪いのではないかと心配でしたが、実用上まったく問題ありません。サイドボタンを押せばすぐに「戻る」が実行されます。

面白くなってきたので、少し高機能化してみました。まず、マウスカーソルを画面の右のほうに寄せて押したときには「戻る」ではなく「進む」になるようにしてみました。これは便利! もうMSのマウスはいらないかもしれません(^^;)

更に、アプリケーション毎に別々の処理を割り当てられるようにしました。例えばMail.appでは上矢印キーを割り当てました。私はメールの一覧は新しいものが上になるようソートしているので、これで未読メールを古いほうから順々に閲覧できるようになります。例えばメーリングリストを斜め読みするときなどに重宝します。

また、Finderには cmd+F1 を割り当てました。開いているウィンドウを順々に最前面に出すショートカットです。これも便利。アイデア次第ではいろいろ便利に使えそうですね。

ただ、現状のプログラムはまだ自分で使うことしか考えていないので、設定変更などはプログラムのソースを書き換えてビルドし直さなければなりません(笑) 設定ファイルを外部に持って、GUIで設定できるような普通のアプリケーションとして仕上げるのは結構大変ですよね。ここまでのプログラムは1時間くらいで作れましたが、この先そういった設定画面を作るとなると、その何倍、もしくは何十倍もの時間がかかるかもしれません。便利なので公開したいのですが、どうしたものですかね。とりあえず「戻る」「進む」専用版を出そうかな。


関連リンク
Mighty Mouse Back and Forward (2007年03月13日)



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