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2007年7月 4日
プラグインでいろんな処理ができるソフト
コンピューターを使って仕事をしていると、複数のファイルに対して何らかの一括処理を行いたいことがよくあります。例えば私もWeblocToURLというフリーウェアを出してるし、クラシックMac OS時代には改行コードの変換や、ファイル名を大文字にするソフトなども作りました。
こうやってドラッグ&ドロップ一発で変換するようなツールは、目的に合ったものが見つかるとかなり便利なのですが、どうしても汎用的なものしかありません。私も自分しか使わないようなものは諦めて1から作るのですが、ドラッグ&ドロップを受け付けるようなアプリは、意外と作るのが面倒なんですよね。コマンドラインツールを作るようなわけにはいきません。
そこで、例えば実際に処理をする部分はプラグインにして、それ以外の部分はエンジンアプリのような形になっている、つまりプラグインだけ作れば済むような、そういうソフトってないですかね?(^^;)
ざっと探してみた限りでは、Windowsのリネームソフトに、プラグインを使って機能を拡張できるものがありましたが、Macには見つけられませんでした。リネームだけじゃ不十分だし、私の場合、圧倒的にMacでの作業が多いので、どうしてもMac版が欲しい。ないとなれば自分で作るしかないかな。面白そうではありますが、時間はかかりそう(^^;)
コメント
Macの場合、Automatorが近いんじゃないでしょうか?
DnDで複数ファイルを処理する事もできますし。
作ったフローを新たにプラグインとして使う事もできてなかなかです。
http://developer.apple.com/tools/xcode/automatorforxcode.html
投稿者 kyaco : 2007年7月 5日 14:27
ありがとうございます。そういえばそんなアプリも入っていたなと思って試してみました。たしかに、このアプリでできる処理はこれでやっちゃえば便利ですね。でも、私が考えていたのとは、ちょっと違うようです。
Automatorについて完全に理解していないので間違っているかもしれませんが、Automatorの場合、既存のアプリを組み合わせて自動処理を実行するのが基本です。そしてのその自動処理はプラグインとしても保存可能で、Finderなどから1発で呼び出せる。Photoshopのアクションみたいな感じですね。でも、既存のアプリではできないことをやろうとすると、そのアプリ自体を作らなければならないのではないでしょうか?(AppleScriptもあるみたいですが)
私が考えていたのは、Photoshopのフィルタプラグインみたいなものです。プラグインはエンジンアプリ側からファイルパス(URLとかFSRefとか)を得て、それに対して何か処理を行うという極めてシンプルなものです。これならそのファイルに対して何でもできるし、プラグインの開発者は目的の処理だけを記述すれば良いので、アプリ全体を作るより簡単という感じです(^^;)
投稿者 浅利 : 2007年7月 5日 16:46
アプリ自体を作らないというのは間違いではないですが、Automator用のフレームワークがあって普通のアプリより簡単に作れるようになってます。
xcodeでAutomator用のテンプレートを選んでみるとわかりますが、infolistにおまじないを書いてフレームワークが用意している空コードに自分のやりたい処理を書くだけになってます。
CocoaでもAppleScriptでも基本は同じでPhotoshopのプラグインと考え方に大して違いはないです。
投稿者 kyaco : 2007年7月 5日 18:57
なるほど、それなら問題ないですね。
ただ、個人的にはCarbonとC/C++じゃないとかなり敷居が高いですが(^^;)
投稿者 浅利 : 2007年7月 5日 19:09
そうゆうのはありますねー>敷居が高い
入り口だけAutomatorフレームワークを使って中からCのコードを呼ぶようにすれば一回ひな形作っちゃえば楽かもですよ。
投稿者 kyaco : 2007年7月 5日 21:10
そうですね。これが労せず作れるようになるとかなり便利そうなので、暇をみつけて挑戦してみます。Carbon APIさえ呼べれば言語のほうはなんとかなりそうだし(^^;)
そういえば、Cocoa習得がネックで断念したといえば、システム環境設定のモジュールもあったなぁ(笑)
投稿者 浅利 : 2007年7月 5日 21:54
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