« リコー GR DIGITAL II | メイン | 四季/ジャニーヌ・ヤンセン »

2007年10月31日

Mac OS X 10.5 と開発環境

カテゴリー: プログラミング

Mac OS X 10.5が届いて数日、メインマシンはいまだ10.4ですが、そろそろアップグレードしようと思って、仕事でどうしても必要な開発ツールの互換性の確認をしてみました。

まずXcode。従来のXcode 2.xは10.5では全く動作しないようなので(10.4からアップグレードした環境だからかな?)10.5に付属のXcode 3をインストールしました。アップル純正だから問題ないだろうと思っていましたが、1つ小さな問題がありました。MacOSX10.2.8.sdkがサポートされなくなったのです。現実的にはもう必要ないのかもしれませんが、過去のプロジェクトがそのままビルドできないのは不便です。Xcode 2.xのMacOSX10.2.8.sdkをコピーしてみたところビルドできるようになりましたが、以下のような警告が出ました。

ld: warning BINCL (/SourceCache/Csu/Csu-45/crt.c) missing EINCL in /Developer/SDKs/MacOSX10.2.8.sdk/usr/lib/crt1.o

意味はさっぱり分かりませんが、Xcode 3のMacOSX10.3.9.sdkに含まれているcrt1.oに置き換えてみたところ、出なくなりました。ビルドされたバイナリも、とりあえず10.4や10.5では問題なく動いているようです。あとで古いOSでも試してみたいです。


Xcode以外の開発ツールでは、CodeWarrior 9も問題なくビルドが行えました。Mac OS X用のプロジェクトは全てXcodeに移行済なので、CWはMac OS 9用のバイナリを作るためだけに残してあります。ソースはXと共用なのでビルドさえできれば問題ありません。

Resorcerer 2.4.1も問題ありませんでした。リソースベースのアプリはまだ開発を継続しているものが残っているので、いつまで動作してくれるか毎回ヒヤヒヤです(^^;) もうバージョンアップは期待できないしねぇ。



コメント

よろしければコメントしてください。

※メールアドレス以外の項目はこのページ上に公開されます。個人情報などの入力にはご注意ください。




保存しますか?


「投稿」ボタンを押してから書き込み完了までに多少時間がかかる場合があります。ご了承ください。