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2010年5月17日

古いVAIOにLinux

カテゴリー: コンピュータ

我が家には、父が生前に使っていたVAIOノートSR(PCG-FX11S/BP)があります。かなり古いモデルで、CPUはAMDのDuron 800MHz、メモリは256MB、HDDが20GBのWindows XPモデルです。今は母がたまにネット(Web)を使うために使っているようなのですが、使用頻度が低いため、起動するたびに諸々のアップデートが大量に溜まっていて、ほとんど快適に使えないマシンになっていました。

買い替えも勧めたのですが、どのみちWindowsだとアップデートが溜まる問題は残ります。そこで、試しにLinuxを入れてみることにしました。Windowsほどアップデートが多くはないだろうし、ネットしか使わないのだからパフォーマンス的にも意外と使えるかもしれません。

ディストリビューションは迷ったのですが、まず最初にUbuntu(バージョンは最新の10.04)を入れてみました。しかし、インストールは問題なかったのですが、どうも無線LANが動作しません。802.11bしか使えない古いPCカードなのですが、調べてみるとやはりUbuntuではうまくいかないという情報が見つかりました。遅いマシンで試行錯誤するのは嫌だし、もともとこのマシンはUbuntuの推奨スペックより劣っているので、諦めることにしました。

そこで、昔よく使っていたVine Linux(バージョンは最新の5.1)を入れてみました。こちらはUbuntuより推奨スペックが低いようです。結論から言うと、全く問題なく使用できています。日本語入力も(検索サイトを利用する程度なら)問題なさそうだし、ブラウザも標準のFirefoxが快適です。こんな低スペックのマシンでもこれだけ動くのかと、使っていてちょっとワクワクしてしまった程です(^^;)

更に調子に乗って、Flashを入れてYouTubeにもアクセスしてみました。再生は多少カクカクするものの、意外と見られます。これなら買い替えなくても良いかもしれません。

電源を入れるだけでデスクトップ画面まで行けるようオートログインを設定し、デスクトップ上の余計な機能は一切合切排除したので、これをしばらく使ってもらおうと思っています。こうしてしまえば、意外とLinuxはWindows並に簡単と言えるかもしれませんね。あとはトラブルさえ出なければ・・・。


関連リンク
古いVAIOにLinux その後 (2010年06月05日)



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