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2010年8月14日
第9地区
カテゴリー: Audio&Visual
第9地区のBlu-rayが出たので買ってみました。宇宙人とのファーストコンタクトを描いた映画という認識で見たのですが、想像していたのとはかなり毛色の違う作品でした。
ストーリー的には、まず宇宙船の飛来からファーストコンタクトまでを全てすっ飛ばして20年後の話というのに驚きました。SFならそのへんはいちばんの見せ場だと思うんですけどね。その後も記録映画のように淡々と話が進んでいく手法に少し戸惑いました。登場人物も一癖も二癖もある奴らばかりで(はっきり言えば不愉快な人間ばかり)全く感情移入ができません。最後、宇宙人との友情らしきものも若干芽生えていましたが、あの主人公では限界がありますね。
とはいえ、話は分かりやすく特に退屈はしなかったし、アクションや映像も良かったと思います。普通に楽しめました。ただ、カメラワークが荒く、かなり目が疲れました。ドキュメンタリータッチにするためにわざとやっているのかもしれませんが、大画面を近距離で見るには向かない作品ですね。映像もエグいので、食事の前後に見るのは避けたほうが賢明です(笑)
視聴環境は、いつもどおりSDのプロジェクターとdts(無印)5.1ch.ですが、映像も音も良かったと思います。機材は古いけど、BDのクオリティの高さは毎回ちゃんと感じられますね。
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