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2011年5月 2日
パッシブボリュームを検討
4年半ほど前にリニューアルした我が家のオーディオ機器、基本的に満足なんですが、1つだけ不満な点があります。小さな音で聴くには向かないということです。これは主にアンプによるところが大きいのですが、小ボリュームだとどうしても再生に不安定さがあるんですよね。
そこで、CDプレイヤーとアンプの間にパッシブ型のボリュームを付けることを検討しています。そこで若干ボリュームを絞り、アンプ側のボリュームを上げて使うという目論みです。余計な回路が間に入るデメリットより、余裕のあるセッティングで使用するメリットのほうが大きいのではないかと考えたのです。
まずテスト的に、近くにあった古いAVアンプのプリ部を利用して接続してみました。CDプレイヤーの出力をAVアンプのCDインに繋ぎ、AVアンプのプリアウトをオーディオアンプに接続したわけです。AVアンプはデジタルボリュームなので音質への影響は大きいですが、アンプ側の挙動を見極めることはできるはずです。
結果は良好。不安定さは見事に解消されました。音質も、音のキャラクターこそ変わりましたが、CDを聴いている限り、それほどの劣化は感じません。SACDだとちょっと厳しいですが、これはAVアンプが古いので仕方ないですね。
思わぬメリットにも気づきました。オーディオアンプ側のボリューム調整がしやすくなったのです。今まではツマミをちょっと回しただけで音量が大きく変わってしまいましたが、かなり余裕が出ました。特にリモコンで回すときに調整しにくかったので、これは嬉しいですね。
パッシブボリュームとはいえ高いのは何十万もするので、1万円くらいで、そこそこ音質重視のものを選びたいと思っています。
関連リンク
・NANO PATCH+ (2011年05月05日)
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