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2013年7月18日

家電製品のタイマー

カテゴリー: 家電/生活雑貨

先日、夜中に突然、家のどこかで音楽が鳴り出すという事件がありました。私は離れた部屋にいて、すぐには気づかなかったのですが、近くで寝ていた母親は目を覚まし、眠れずに長い時間を過ごしていたようです。

部屋を出て異常に気づいた私が音源を探ると、キッチンに置いてあった母のラジオ付きCDプレイヤーがガンガン鳴っていました。どうやら昼間、うっかりタイマーをオンにしてしまい、午前0時に鳴り出したようです。母は自分のミスとは思いもせず、私が何かやっているんだろうと耐えていたようですが(家族が寝ているときに音楽を鳴らしたことなんてないのに・・・)過去にも何度か同じ失敗をしています。本人は最近、かなり記憶力が低下していて、しばらくたつと忘れてしまうんですよね。

しかし、もともと機械にうとくて更に高齢というのを考慮しても、この手の機器のタイマー機能はミスをしやすい設計のものが多いように思います。今回は日本の某トップメーカーの製品でしたが、まずボタンを1回押すだけでタイマーがオンになってしまうのが問題。しかも、よく使うボタンと同じ形なので、容易に押せてしまいます。タイマーがオンになっていることは液晶表示で分かるのですが、それで気づくのは若い人か、機械に苦手意識のない人間だけでしょう。

更に問題なのはタイマーのデフォルト設定時刻が午前0時であること。間違って鳴り出すことを考えたら、例えば夜の7時くらいにすべきではないでしょうか。技術者にとってゼロが初期値というのは自然なことですが、ここは思考停止せず人間本位で設計すべきところです。私も1技術者として改めて肝に銘じました。

いちおう、次の失敗に備えて設定は変えておきましたが、長い時間、電源を抜いたりしていると、初期値に戻ってしまうかもしれませんよね。他にもタイマー機能を持った機器があるので、おそらく今後も何度か繰り返されるでしょう。



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