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2014年8月12日
64bit版Windows 雑感
互換性を重視して長らく32bit版のWindowsを使用してきましたが、新マシンの導入を契機に、メインのOSを64bit版のWindows 8にしました。更にサブマシンのメインOSも64bit版のWindows 7とし、2台体制になりました。
仕事では1年くらい前から64bitアプリの開発をしていたのですが、それはあくまで32bit版Windows上でビルドし、たまに64bitマシン(ノートPCに入れてあった)でテストするくらいでした。
そんなわけで、初めて本格的に64bit版Windowsを使っているのですが、以前から感じていたことを含め、少し書いてみたいと思います。
まず、トラブルはほとんどありませんね。周辺機器のドライバさえ揃っていれば、全く同じように使えます。手持ちの機器は全て64bit版のドライバが用意されていたので、なくて困ることはありませんでした。64bit版OSでは64bit版のドライバしか動かないので、さすがにメーカーも積極的ですね。でも、古い開発終了してしまったような機器のドライバは出ないものもあるのでしょうね。64bit版へのリプレースの最大の問題点はここだと思います。
アプリケーションはまだまだ32bit版が多いけど、こちらはWOW64 (Windows 32-bit On Windows 64-bit)という仕組みがあり、問題なく動きます。ユーザーはアプリの種類を全く意識する必要がなく、同じように利用できます。良くできていますね。だからこそ64bitアプリが普及しないんでしょうけどね(^^;) でも、これで正常に動かないアプリってあるんですかね? ゲーム等ではあるのでしょうか。いまだ経験がありません。
1つ気になるのは、アプリケーションのデフォルトのインストール先です。64bitアプリは通常どおり C:\Program Files\ ですが、32bit版は C:\Program Files (x86)\ となります。マイクロソフトが何を考えてこのように分けたのか分かりませんが、はっきり言って不便です。特に、コマンドラインで利用するものは厄介ですね。私は日々の仕事を効率化するためにバッチファイルをたくさん作っているのですが、全ての環境で通用するように書くのが面倒になりました。まあ、必要なものは32bit版でも、あえてProgram Filesのほうに入れれば良いんですけどね。
パフォーマンスについては正直よく分かりません。前述のノートPCはディスク容量が厳しかったので(64bit版はかなりディスクを食う)今は32bit版に入れ替えてあるのですが、ほとんど違いを感じません。64bit CPUの能力を最大限に活かすように組まれたプログラムなら違うのでしょうか? 普通に作っている限りは、メモリが多く使えるというメリットくらいしか感じません。
なお、私はWindows XPとVistaの64bit版は所有していません。以前はテスト用に欲しいと思っていたのですが、さすがにもういいかな(^^;)
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