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2015年8月24日

Roland GI-20 と Mac OS X 10.10

カテゴリー: DTM/楽器

長いこと使っていなかったギターシンセを久々に試してみたところ、ローランドのGK-MIDIインターフェイス GI-20のMac用ドライバが、最新のMac OS X 10.10 (Yosemite)で正常に動作しないことが分かりました。

ドライバは長いことアップデートされておらず、正式には10.6までしか対応していないのですが、どうやら10.9までは使えていたようで(実際には未確認です)ネットでもYosemiteになって動かなくなったという声をちらほら見かけました。

とある海外のローランドのフォーラムでも同じような症状を訴える方がいて、それに対して同社の方が、もうサポートしないのでUSB-MIDIインターフェイスのような製品を使ってGI-20のMIDIインターフェイスと接続すれば良いというアドバイスをしていました。なるほど、実用上はそれで問題なさそうですね。試しに手元にあったローランドのUM-1という古いMIDIインターフェイスで試してみたところ、正常に動作しました。

更に、もっと良い方法があることに気づきました。改めてGI-20のマニュアルを眺めていたところ、この機器にはUSBドライバの種類を選ぶ設定があり、デフォルトのSP:VENDER SPECIFIC:からGE:GENERIC:に切り替えると、OS標準のドライバで動作するようになるとのことです。試してみたところ、USB接続でも10.10で正常に動作しました。専用ドライバより性能は劣るとのことですが、MIDIインターフェイス経由の接続と比べて違いは感じなかったので、この方法で運用していくことにしました。

例によってこのあたり日本語の情報がほとんどありませんでした。日本で使ってるのはもう私だけってことはないでしょうが(笑)マイナーな製品は情報が少なくて困りますね。

しかし、楽器関連の機器はもっと長くドライバのサポートをして欲しいものです。PCとは製品寿命が違いますからね。こういうことがないように大手楽器メーカーの製品を選んでいるのですから、あまり失望させないで欲しい・・・と言ったら言い過ぎでしょうか。どうしてもコストが問題だというのなら、有償バージョンアップでも良いと思います。

ちなみに先ほどのローランドのMIDIインターフェイス UM-1は、GI-20より更に古い製品だと思いますが、正式に10.9までサポートされており、10.10でも問題なく動きました。このサポート期間の違いはなんなんですかね?(^^;)



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