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2018年2月 8日

Apple IIc その10

カテゴリー: レトロPC

1日の日記のその後です。漂白は春になったらと思っていたのですが、やはり洗浄だけしても見た目が汚いと気になって仕方ないので、小さいものだけでも地道に進めておくことにしました。

Disk IIcというわけで、まずは外付けドライブのDisk IIcです。これは本体以上に激しく黄ばんでいたので(特に背面がひどかった)トータルで4日くらいかかりましたが、とりあえず満足できるレベルの白さにはなりました。

なお、ケースはネジを外すだけで簡単に分解できますが、ドライブの前面カバーにアクセスランプ(赤いLED)がついていて、これを外すのが大変でした。黒い樹脂製の2つのリングをはめ込むような構造になっていて、傷つけずに外すのは無理だと思います。まあ、傷ついても見えないから良いんですけどね(^^;)

動作のほうはエラーもなく、ずっと快調です。動作音も本体のドライブより静かに感じるのですが、ケースの違いですかね。でも思ったより大きくて邪魔なので、普段はしまっておきます。接続はケーブルを1本繋ぐだけなので簡単です。(電力は本体から供給されるようです)

ちなみに、この外付けドライブからProDOSをブートすることも可能なのですが、IIcのROMバージョンによって方法が違います。なお、ROMバージョンの確認はBASICのプロンプトから以下の行を入力すると表示されます。

PRINT PEEK (64447)

最初のROMバージョン(255)では、電源を入れてcontrol+resetでROM BASICに入ったあと、PR#7と入力すれば良いのですが、それ以降のバージョン(0,3,4など)では、この機能は廃止されているようです。

ただ、Apple II Wikiというサイトによると、ROM BASICからCALL -151でマシン語モニタに入って、以下の2行を入力するとブートできるそうです。試してみましたが、うまくいきました。

300:A9 E0 A0 01 A2 60 4C 0B C6

300G

打ち間違うと怖いし(暴走するかも?(^^;) )とても覚えられないので、あとでメモを作ってフロッピーディスクのケースに入れておきたいと思います。

DOS 3.3の場合は更にディスクにパッチをあてる必要があるようですが、面倒なので試していません。

実際、外付けドライブからブートしなければならない場面なんて、たぶん滅多にないですよね。思いつくのは、内蔵ドライブの調子が悪くなったときでしょうか。でも、もしそうなったら私は、ドライブ自体を入れ替えてしまうと思います。



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