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2020年1月22日
ツァイス・イコン IKOPHOT
私は長いこと写真趣味をやっているくせに、単体の露出計を所有していません。意外と高いものだし、私が写真を始めた頃には、既になくてもそれほど困らない時代になっていましたからね。まあフラッシュメーターが欲しいと思っていた時期はあるのですが、デジタルになってからは試し撮りすれば済むようになって、それすら不要になりました。
クラシックカメラを手にしたことだし、中古なら1つ買ってみてもいいかなと先日ヤフオクを眺めていたところ、年代物の露出計がかなり低価格でたくさん出品されていることが分かり、いくつか入札してしまいました。
その1つがこれ、古のツァイス・イコンの露出計、IKOPHOTです。千円で落札できました(^^;) 1950年代の逸品らしいです。手のひらサイズに(おそらく)真鍮製のダイヤルが非常に美しいですね。今は亡きセレン光電池式で、電源は不要です。ちゃんと動作しているし、計測値も妥当だと思います。
本体は綺麗だったけど革ケースは酷かったので、中性洗剤と歯ブラシで丸洗いしてしまいました(笑) 特に外側が汚かったんですよね。そのあと革用のクリーナーで徹底的に汚れを落とし、最後にトリートメントで仕上げました。
写真でズームアップして見るとまだ粗が目立ちますが、これでもだいぶマシになったのです。少なくとも衛生面は問題ないと思うので、このまま使います。まあ、ケースなしでも使えますが、付けたほうが格好良いんですよね、この露出計(^^;)
販売時には更に真鍮製のチェーンのストラップが付属していたらしいのですが、残念ながらそれはありませんでした。何か買うなら、首からぶら下げるネックストラップが使いやすいかもしれませんね。
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