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2004年4月 6日
TMPGEnc 3.0 XPress
Windows用ですが、MPEG作成ソフトのTMPGEnc 3.0 XPressを買いました。
私はWindowsマシンでテレビ録画、DVDビデオ作成などを(趣味で)やっているのですが、今まではTVチューナーカードに付属していた、あるビデオ編集ソフトを使ってCMカット等の編集をしていました。でもCMカット程度でビデオ編集ソフトは大げさなんですよね。使い勝手もそうですが、再エンコード時の画質も決して良いとは言えなかったので、別のソフトをずっと探していました。
実はDVDオーサリングにはTMPGEnc DVD Authorを使用しているので(このソフトのメニュー画面エディタは最高!)同じシリーズであるこのソフトも気になっていました。先日、登録ユーザー向けの優待販売のメールが来たので思いきって購入しました(^^;)
というわけで、以下は軽くレビューです。
噂の2パスエンコードは、処理時間はかかるけど、なかなか良い感じのMPEGを吐き出してくれました。前のソフトは映像に関係なくGOPのサイズが15フレーム前後でほぼ固定でしたが、今度のはきちんとシーンの切れ目で分かれるようになりました。画質のためにも良いことですが、DVDではMPEGのIピクチャーにしかチャプターが打てない(たぶん)ので、これはとてもありがたいです。
解像度をフルD1からハーフD1に変換したりしても、以前のソフトに比べて明らかにジャギーの少ない画質になりました。
映画のワイド放送みたいに、4:3の画面の上下を黒くして(16:9相当にして)放映された番組も、上下をトリミングしてスクイーズのMPEGにすることができます。まあ、そうやっても画質が上がるわけではないのですが、なんか気持ちいいですよね?(^^;)
音声もDolby Digital AC-3のMPEG素材を作れるようになりました。オーサリング時に変換することは以前からできたのですが、そうすると最終的なサイズの予想が難しいので、これもありがたいです。例えば(私は持ってないけど)DVDレコーダー等で録画したものも編集しやすいでしょうね。
不満がまったくないわけではないですが、この分野はまだまだ発展途上なのでしょうね。満足いくソフトというのになかなか出会えません。MPEG自体が幅広い仕様を持っているせいで、ハードやソフトによって互換性もイマイチです。体験版がないソフトは怖くて手が出せません。ホントはMPEG Craftというソフトも気になっていたんですが、やっぱ事前に試せないと…。
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