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2008年10月22日
TMPGEnc Authoring Works 試用
3日の日記のその後です。先日、TMPGEnc Authoring Worksの体験版が出たようなので試してみました。
まず、今回のバージョンから搭載された編集用プロキシ作成機能ですが、これはどうやらHD動画をいったん編集しやすいコーデック(たぶんフレーム間圧縮のないMotion JPEGとか?)で再エンコードし、それを使って編集を行う機能のようです。カット編集の際のフレーム移動が文句なしに軽くなります。
ただ、編集を始める前にこのプロキシを作成する時間がもの凄くかかるので、とても常用できる機能ではないように感じます。とあるファイルで試したところ、うちのメインマシンで実時間の70%くらいかかりました。プロキシファイルは一度作成すると残っていて、他のプロジェクトで使うときも再利用できるようですが、それでもよほど込み入った編集を行う時でもない限り、私は使わないと思います。まあ、元ファイルがH.264等の重いファイルの場合には有効かもしれませんけどね。
ちなみにプロキシ機能を使わなくても、このソフトのフレーム移動のレスポンスはかなり軽く感じます。TMPGEnc 4.0 XPressよりずっと軽いですね。快適です。
気になっていたMPEG-2TSファイルの扱いは、ほぼ予想どおりでした。映像は問題なくスマートレンダリングで出力できますが、音声はやはりリニアPCMかDolby Digitalに再エンコードとなります。よく分かりませんが、これはBDMVの仕様によるものなのでしょうか? もし仕様に含まれているなら、ぜひ将来AACにも対応して欲しいですね。
BD-Rドライブはまだ所有していませんが、このソフトで出力したフォルダの中にある動画ファイルだけコピーしてPS3で再生することも可能でした。スマートレンダリングでの出力はファイルコピー程度の時間で終わるので、単純なカット編集ツールとして使うのも悪くないかもしれません。まあ、GOP単位のカットで良ければMurdoc Cutterという選択肢もありますけどね。
最後にどうでもいいけど、画面デザインはまた派手に(?)変わりましたね。操作方法自体はほとんど同じですが、それでもかなり戸惑います。やはり市販ソフトのメーカーって、バージョンアップ毎に見た目を変えなくちゃならないという強迫観念があるとしか思えません(笑)
コメント
「究極動画変換」ででよく使われるビデオファイルmov、avi、wmvを優れる高品質のmpeg 、mp4などファイルに相互変換できます
「究極動画変換」の特殊編集効果はとても面白いです
フリー体験版があってとても便利です
投稿者 beterann : 2010年2月25日 16:21
情報ありがとうございます。
でも宣伝コメントかな?(^^;)
投稿者 浅利 : 2010年2月25日 16:51
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