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2009年5月18日
STANDARD ROLAND READY STRATOCASTER インプレ1
昨日の続きです。ネット上でこのギターについて書いてあるページがほとんど見つからないので、古いギターではありますが、私が何回かに分けて少し詳しいレビュー記事を書いてみたいと思います。
まず今日はギター本体について。このギターはフェンダーのメキシコ工場製です。おそらくボディはSTANDARD STRATOCASTERと同一で、それにローランドのGK-2Aを搭載したものだと思います。ルックスは60年代頃のストラトがベースですかね。
しかし、ネックとペグは現代風です。ネックはサテンフィニッシュで、握った感じは思った以上にスリムでした。ペグはヴィンテージ風のクルーソンタイプではなく、トルクの調整ができるグローバー(シャーラー?)タイプです。スタイルだけなら前者がストラトらしいのですが、使い勝手は断然後者なので迷うところですね。
ボディ裏には、中央のトレモロユニットのカバー以外に、通常のストラトにはない小さなカバーがあります。まだ開けていませんが、GKのために追加されたものに違いありません。ただ、ストラトは前面に大きなピックガードがあるので裏に穴を開ける必要はないと思うのですが、メインテナンス性を高めるためでしょうか。デザイン至上主義者の私としては、ちょっと残念です。購入時、ピックガードには傷防止のためビニールが貼ってありました。貼った状態でネジ止めしてあるため、綺麗に剥がすのが大変です。特にこのギターはポッド類の数が多いので苦労しました。
ビニールの上に貼ってあったシールは捨ててしまいましたが、資料的価値があるので、写真に残しておきます。書いてあるのは、このギターの仕様ですね。これを見ると、メイプル指板のモデルもあるように読めます。でも公式ページには載っていません。

なお、通常のストラトはボリューム×1、トーン×2ですが、このギターはボリューム×2、トーン×1です。

このギターというのがGKピックアップ搭載のギターという意味なのか、通常のストラトのことなのか分かりませんが、まあ後者ですかね。電気製品の説明書に自社製の電池を使えと書いてあるようなものでしょうか(笑) ただ、このイラストを見ると、弦のボールエンドの部分が特殊な形状になっているので、ストラトのシンクロナイズドトレモロにはベストマッチなのかもしれません。確かにこれならアーミングしても緩みにくそうです。
ちなみに私は専らD'Addarioの弦を愛用しています。


ちなみに、通販でギターを買うのは今回が初めてなので、どういうふうに梱包されてくるのか興味津々だったのですが、ソフトケースに入れられたギターが、そのまま段ボールに入っていました。コンパクトだけどかなり頑丈な段ボールで、この状態でメキシコから輸入しているようです。
関連リンク
・STANDARD ROLAND READY STRATOCASTER インプレ2 (2009年05月25日)
・Fender Super Bullets (2009年07月18日)
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