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2010年9月 5日
PIXUS MP990 フィルムスキャン編
少しあいだが空いてしまいましたが、8/21の日記の続きです。フィルムスキャンを試してみました。
実はこれまで何度かトライしてきたのですが、なかなか納得いく品質になりません。デジタルカメラの絵作りに目が慣れてしまったせいか、どうも綺麗に見えないんですよね(^^;) フィルムってこんなもんだったかなぁと何度も自問自答してしまいました。
取り込み作業自体は簡単です。スキャナの蓋の裏にフィルムスキャン用のアダプターが入っているので、それを取り外してフィルムをセットし、スキャナのガラスの脇のガイドに合わせて乗せるだけです。私はミノルタの古いフィルムスキャナを持っていて、やはりアダプターを使用するのですが、このキヤノンのアダプターのほうフィルムをセットしやすいなと感じました。
取り込みは通常のスキャン(300dpi)に比べるとかなり時間がかかります。きちんと計測したわけではありませんが、デフォルトの1200dpiで1コマ2〜30秒くらいでしょうか。倍の2400dpiだと、だいたい1分くらいかかります。昔のフィルムスキャナと同等ですね。更に解像度を上げることも可能ですが、そこまでは必要ないかもしれません。
品質は前述したとおり、まだあまり納得いく結果が得られていません。特に、古いフィルムは湾曲しているものが多く、周辺部とそれ以外で色調が大きく変わってしまうことがありました。ミノルタのフィルムスキャナではこういうことはなかったので、アダプターの差なのかもしれません。試行錯誤してみたのですが、このアダプターでは湾曲を抑えることは難しそうです。
参考までに古い写真を1枚アップしておきます。これは私が中学生のときに撮影した東京ディズニーランドのシンデレラ城(の裏側?)です(^^;) たぶん開園の年だと思うので1983年、季節は夏ごろだったと記憶しています。フィルムはかなり退色してしまっていたので、Photoshopで徹底的に補正してあります。おかげでますます画質は下がりましたが、見られるようにはなったと思います。L判の用紙にプリントもしてみましたが、良い感じです。
それにしても、さすがに30年近くたっていると、フィルムの劣化は凄まじいですね。特にブルーの退色が顕著でした。せっかくだから昔撮った写真をたくさん取り込んで面白いものをアップしようと思っていたのですが、全部が全部このレベルだと、ちょっとやってられませんね。やはりデジタルは良いなと再認識しました(^^;)コメント
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