« 写真日記430 | メイン | 写真日記431 »

2021年7月27日

SHARP X1C

カテゴリー: レトロPC

ヤフオクで1983年発売の8bit PC、シャープのX1Cを入手しました。X1シリーズの2代目で、キーボード一体型の最初のモデルです。

SHARP X1C初代X1が登場した1982年のことはよく覚えています。「パソコンテレビX1」という名前が格好悪いというのが第一印象でしたが(笑)調べれば調べるほど素晴らしいスペックで、ずっと憧れていました。

当時は初代X1のようにキーボードが独立している機種が欲しかったのですが、あれは上にブラウン管モニタを置く前提のデザインだと思うので、液晶モニタで使うなら、こういう一体型モデルが良いですね。

入手は苦労しました。例によってシャープの製品はクリーンコンピュータなので、BASICのテープが必要です。でも完動品の本体にBASICまで付属している出物は、なかなかないんですよね。あっても入札者が多くて落札できないので、この2つを同時に入手するのは、いつからか諦めていました。BASICはたまたま5月頃に安く入手できたので、それから本腰を入れて本体を探していました。

この本体は出品者によって基盤のコンデンサとデータレコーダーのベルトが新品に交換されているそうです。しばらく安心ですね。ただ、最初はそのデータレコーダーの調子が今ひとつでエラーが多発していました。いつも違うところでエラーになるので、ヘッドのアジマス角を調整してみたところ、快調に動作するようになりました。なお、このあたりの調整は検索していて見つけた『「ちまちま」のゲーム日記。』さんのブログがとても参考になりました。

モニタはいつものやつですが、こういった現代のVGAモニタ(15kHz対応が必要)にX1を繋ぐためのケーブルも付属していました。X1のモニタ出力は私がこれまで入手してきたデジタルRGB(デジタル8色)のPC(PC-8001FM-7MZ-700等)とは仕様が違うようです。X1を入手できたら改めて自作するつもりでいたので、手間が省けて助かりました。

色は2種類あるのですが(シルバーと赤)見てのとおりシルバーです。入手できるならどちらでも良いと思っていたけど、結局は無難なほうになりました(^^;) 塗装なので変色もなく、割と綺麗です。キーボードは黄ばんでいるので、あとで漂白したいですね。


関連リンク
SHARP X1C その2 (2021年08月06日)



コメント

よろしければコメントしてください。

※メールアドレス以外の項目はこのページ上に公開されます。個人情報などの入力にはご注意ください。




保存しますか?


「投稿」ボタンを押してから書き込み完了までに多少時間がかかる場合があります。ご了承ください。