2010年6月23日
PLEX PX-S3U
PLEXというPCショップから、Friioに似たUSB接続のデジタルチューナー、PX-S3Uが登場し、一部で話題になっています。価格は17,800円とFriioよりは安いですが(3波対応だし)2ch.同時録画できるPTシリーズと比べるとちょっと微妙です。でも選択肢が増えるのは良いことですかね。
1つ気になるのは、B-CASカードが最近出たミニタイプであること。まあ、後から復号しても良いんでしょうけど、付属しないのだから普及している通常タイプにして欲しかったですね。
2010年6月20日
PT2 生産終了
昨年12/24の日記のその後です。アースソフトのPT2が生産終了になったようです。私は結局、買えませんでした。積極的に情報収集していなかったとはいえ、ちょっと残念です。
とはいえ、プレミア価格でならだいぶ前から(今でも)Amazonとかで買えたんですけどね。でも定価より何割も高い額で買う気にはなれません。今の機材(FriioやPV4)で間に合っているし、近い将来PT3が出るかもしれないので、それをのんびり待ちたいと思います。まあ、PT3が出たら出たで、またすぐには買えないんでしょうけどね(^^;)
関連リンク
・PT2 再生産 (2010年11月19日)
2010年6月17日
Cinavia
PS3が密かにCinaviaと呼ばれるDRMを搭載していると、最近一部で話題になっています。経緯は、以下のブログ「録画人間の末路」さんに詳しいですが、どうやら音声データに電子透かしのようにデータを埋め込むことで制御する特殊なDRMのようです。
録画人間の末路
・お願い!ランキングでお願い!
・シナビたPS3はメディアプレイヤー王者から脱落する
・シナビには、冷静な対応をしよう
こういったものがBlu-ray等の市販のビデオソフトに含まれるのだとしたら、それはある程度は仕方がないと思いますが、問題はテレビ放送です。地デジの関係諸氏にはくれぐれも、将来この手の技術を全番組に導入するなどという気を起こさないで欲しいものですね。やりかねないからなぁ(^^;)
2010年1月17日
AVIよりmp4のほうが読み出しが遅い?
最近、録画してエンコードした動画はもっぱらPS3で見ているので、使用するコーデックはMPEG-4系のものがほとんどです。たいていインターレースはDivX、プログレッシブはH.264にしているのですが、前者より後者のほうがディスクからの読み出し速度が遅いようで、以前から気になっていました。
HDDからの読み出しでは意識していないと分からないレベルですが、DVD-Rからだとその差は顕著で、DivXは一瞬で再生が始まるのに、H.264は何秒もディスクにカシャカシャとアクセスしてからでないと再生が始まりません。アクセスが間に合わず、最初の数秒は再生がカクカクすることもあります。
コーデックというより、これはコンテナの差なのでしょうか。ただ、それだと(DivXの)AVIコンテナより(H.264の)mp4コンテナのほうがストリーミング再生向きだという話をよく聞くのに、それとは逆の結果になっていて、納得できません。
まあ、私のこの辺の技術的知識はユーザーレベルなので、何か私の知らない別のファクターがあるのかもしれませんが(PS3だけの問題かもしれないし)何にせよmp4だとやかましくてたまりません(^^;)
関連リンク
・PS3のmp4読み出し速度改善? (2011年12月06日)
2010年1月 3日
TMPGEnc 4.0 XPressと5.1ch.ソース
昨年12月20日の日記のその後です。大晦日の紅白歌合戦が5.1ch.放送だったので、某初出場女性歌手のところだけ録画して試してみました。結論から言うと、読み込みは全く問題ありませんでした。
ただ、使い道はあまりなさそうです。このソフト、5.1ch.のままエンコードできるのは、Windows Media Video形式だけなんですよね。Dolby DigitalやAACでもできると嬉しいんですが、ちょっと残念です。
せかっくなので試しにエンコードしてみましたが、考えてみると我が家にはWMAに対応したAVアンプなんてないので、サラウンド再生することはできませんでした(^^;) 対応しているAVアンプってあるのでしょうか。
WMVはエンコードにも時間がかかりますね。オプションにもよるかもしれないけど、H.264より何倍もかかります。僅か3分のソースが我が家のメインマシンで45分くらいかかりましたからねぇ。
2009年12月24日
PT2 生産終了?
アースソフトのPT2が来年の4月で生産を終了することになったようです。ずっと欲しいとは思っているのですが、PT1の時と同じく、買えないまま終了になってしまう恐れが出てきました。4月の最終生産までに5万枚ほど出荷されるようなので、なんとか1枚は入手したいものです。
とはいえ、ネット通販で買えるならすぐに注文してしまう程度には欲しいけど、予約したり秋葉原に並んだりするつもりは毛頭ありません。微妙な購買意欲です(^^;) 無理して買わなくても、そのうちPT3が出るかもしれませんしね。
関連リンク
・PT2 生産終了 (2010年06月20日)
2009年12月20日
TMPGEnc XPress 4.7.4.299
TMPGEnc XPressのバージョン4.7.4.299がリリースされたのでアップデートしてみました。色々と機能追加や修正がなされているようですが、気になるのはAAC 5.1ch(6ch)までの読み込みに対応したことでしょうか。普段あまり気にしたことはありませんでしたが、地上波デジタルで5.1ch放送されたtsファイルは、今まで開けなかったということなんですかね? だとしたら便利になりましたね。
ただ、このソフトはスマートレンダリングができないので、出力時には必ず再エンコードとなります。5.1chのままエンコードできるフォーマットがあるのかどうか分かりませんが(たぶんできなさそう?)AACやDolby Digitalでそれができたら最高ですね。あとで何か5.1ch放送の番組を録画して試してみたいと思います。
関連リンク
・TMPGEnc 4.0 XPressと5.1ch.ソース (2010年01月03日)
2009年7月14日
アースソフト PT2
4月に生産終了となっていたアースソフトのPT1の後継機、PT2が発表されました。9月発売だそうです。なんと、アースの社長さん自ら2ちゃんねるへの書き込みで発表し、その後ユーザーの質問に延々と答えるという微笑ましい事件があったようです(笑) 珍しい話だけど、趣味のものを売る小規模な商売は、今後こうあるべきなのかもしれませんね。
仕様はPT1とほぼ同じで、コストダウンがなされるようです。将来はPCI Express仕様のPT3や、やはりPCIeのPV5の計画もあるそうで、しばらく安心ですね。ちなみにPT1の発売中止は、どこぞの組織から圧力がかかったりしたせいではないようです(笑)
しかし、社長さんって私より若い人だったとは・・・。作りたいものを作って自分で売って、それで食っていけるというのは単純に羨ましいですね。
関連リンク
・アースソフト PT1 (2008年08月19日)
・PT1 生産終了!? (2009年04月01日)
2009年4月 1日
PT1 生産終了!?
アースソフトのPT1が生産終了になったようです。大人気で争奪戦が続いていたので、普通に買えるようになったら買おうと思っていたのですが、まさかこんなに早く生産終了になるとは・・・。
考えられる理由は2つ。1つは、非常にグレイな製品なので圧力がかかった(^^;) もう1つは、後継機が出る。後者だったら嬉しいんですけどねぇ。
関連リンク
・アースソフト PT2 (2009年07月14日)
2009年3月17日
Friio Express
FriioのExpressCardバージョンが発表されました。4月発売だそうです。もう新製品は出ないかと思っていたので、ちょっと驚きました。しかもカードリーダーを省いてくるというのは予想外でした。B-CASによる復号はFriio側で用意したB-CASサーバを利用する前提のようです。
ただ、最近はExpressCardスロットを搭載したPCはあまりないような気がするのですが、その辺はどうなんですかね。正直あまり売れるとは思えないんですが、まあ値段次第かな。アンテナは付属するそうですが、どういう形なのかも気になります。
次はカードリーダーを省いたUSB版を出して欲しいですね。もちろん価格も安くして(^^;)
2009年2月15日
Friio不調 その後2
10日の日記のその後です。あれからふと思い立って、Friioを繋ぐUSBポートを変えてみました。今まではケース前方にある2つのポートのどちらかに繋げていたのですが、後方のPCIカードのブラケット上にある端子に変えました。その結果、今のところ1度もエラーになっていません。
更に、試しに今までFriioが繋がっていたポートにUSBメモリを挿してみたところ、なんとマウントされません。こちらは100%ダメでした(^^;) どうやらFriioではなくPC側に不具合があったようです。たぶん、先日キーボードやマウスと一緒に、前方の2カ所のポートが壊れたんでしょうね。
PC側が壊れたというのはショックですが、今のWindowsマシンにUSBポートは6カ所もあるので、2カ所くらい使用不可になっても特に問題ありません。当分このまま使い続けようと思います。
2009年2月10日
Friio不調 その後
3日の日記のその後です。あれ以来、カードなしでの運用を続けてきたのですが、なんとその状態で録画したファイルにもエラーが出てしまいました。録画したファイルを後から(Multi2Decで)複合すると、何度やっても同じ箇所でエラーになるのです。記録されたファイルが壊れているようです。
状況から見て、少なくともカードリーダーの不具合だという前回の推測は間違いですね。チューナーの問題か、あるいはPC側でしょうか・・・。
まあ、もともとPC録画の信頼性が低いことは分かっていたので、大事な番組は必ず保険としてレコーダーでも録画しています。PT1が手に入るようになるまで、だましだまし使っていくしかないですね。
関連リンク
・Friio不調 その後2 (2009年02月15日)
2009年2月 3日
Friio不調
ここ数日、Friioで録画してる途中にGeneral Errorが多発するようになってしまいました。チューナーやソフトではなく、どうやら内蔵カードリーダーの問題のようです。録画の途中で発生すると後から暗号解除することもできない壊れたファイルになってしまうので、非常に困ります。もしかすると、先日キーボードとマウスが壊れたときにダメージを与えたのかもしれませんね。たしかWindows側にはFriioも繋がっていたので・・・。
元々Friioのカードリーダーにはトラブルが多く、日立製などの単体カードリーダーに買い換えるのが良いそうですが、私は録画しながら視聴することはないので、とりあえずカードなしで録画して、後から暗号解除するような運用をしようかと思っています。
PT1はまだ普通に買えるようになりませんね。今なら購買意欲あるのになぁ(^^;)
関連リンク
・Friio不調 その後 (2009年02月10日)
2008年12月24日
PV4 生産終了?
私も2枚所有しているハイビジョンキャプチャーカード PV4が、いつの間にか生産終了になっていたそうです。おそらくこういったD端子キャプチャーの後継機(PV5)は出ないと思うので、買うならラストチャンスですね。
チューナーを搭載したPT1のほうはまだ入手できていませんが、なんだかそれほど必要性を感じなくなっています。今年の夏くらいから、録画する(残したいと思う)番組が明らかに減りました。白凡1台で9割5分くらい処理できています。まあ、来年はどうなるか分かりませんが・・・。
2008年11月24日
TMPGEnc XPress 4.6.3.267 その後
7日の日記のその後です。フォローするのを忘れていましたが、例の先頭にゴミがあると読み込めない問題はやはり直っていないようですね。最新のバージョンでも発生しました。
ただ、どういう動画でこの現象が出るのか、なんとなく分かりました。ファイルの中でHD放送とSD放送が切り替わると発生しやすいようです。例えばTOKYO MXなどはSDで2つの番組を同時に放映することがあるので、この問題の発生率が高いです。この場合、TsSplitterなどで分離すれば、ほとんど正常に開けるようです。これならカットするより楽ですね。
また、SD×2の番組をそのままTMPGEnc XPressで編集しようとすると、扱いとしてはHD動画になってしまうようで(ファイルの先頭がHDだから?)編集が非常に重くなります。内部でどういう処理をしているのか分かりませんが、これもTsSplitterで分離してやれば、SD相当に軽くなります。まあこれは当然で、もっと早くに気づくべきでした。
2008年11月 7日
TMPGEnc XPress 4.6.3.267
TMPGEnc XPressのバージョン4.6.3.267がリリースされました。前回から1週間でのバージョンアップです(^^;) CUDA関連で色々と修正があったようですね。
4日の日記で書いた件は修正リストにはありませんが、果たして直っているでしょうか。しばらく使ってみたいと思います。
関連リンク
・TMPGEnc XPress 4.6.3.267 その後 (2008年11月24日)
2008年11月 4日
TMPGEnc XPress 4.6.2.266 その後
10/31の日記のその後です。あれから何日か使ってみましたが、修正リストにあったMPEG-2 TSのファイルで、先頭にゴミがあると読み込めない問題
は、あまり改善されていないような気がしますね(^^;) 発生頻度が減ったようにも感じません。具体的にどういう修正をしたんでしょうね。
まあアプリ側にしてみれば、仕様外のおかしなファイルに対応する義務なんてないわけですが、ダメな箇所だけ無視して開けるようにするのは技術的に不可能じゃないと思うので、なんとか頑張って欲しいですね。開けるアプリでは開けるんだし。というわけでまだまだMurdoc Cutterは手放せません(^^;)
2008年10月31日
TMPGEnc XPress 4.6.2.266
TMPGEnc XPressのバージョン4.6.2.266がリリースされました。今回はNVIDIA CUDA 2.0への対応
というのが大きな変更点ですが、MPEG-2 TS関連の不具合修正も多いようです。個人的にはもう扱う動画の8割くらいはTSファイルなので、さっそくアップデートしました。
具体的には、まずAAC 音声の読み込みで数十ミリ秒遅延する問題
は大きいですね。これって必ず起こっていたのでしょうか。だとしたら今までエンコードしたものは・・・。まあ、数十ミリくらいなら認識できないレベルですが、せっかくデジタルなんだからキッチリして欲しいですよね。
MPEG-2 TSのファイルで、先頭にゴミがあると読み込めない問題
も、たまに(結構な頻度で)発生していました。これが出るとMurdoc Cutterで動画の先頭を切ったりしないといけないので、かなり面倒でした。
また、地上波デジタルのTSファイルは、たまに動画のタイムコードが番組の途中でリセットされることがあるようです。そういうファイルはこのソフトでは開けなかったのですが、今回のバージョンではどうでしょう。あいにくそのファイルはもう残っていないのですが(取っときゃ良かった)書いてないから直ってないかな?(^^;)
まあ、色々と細かい問題もありますが、それでもこうやってちょくちょくアップデートしてくれるから、ペガシスという会社には期待してしまいますね。そういや、まだAuthoring Works買ってないや(^^;)
関連リンク
・TMPGEnc XPress 4.6.2.266 その後 (2008年11月04日)
2008年10月24日
PT1 発売?
8/19の日記のその後です。明日発売予定だったアースソフトのPT1ですが、既に売られ始めているようですね。頑張ってもすぐには手に入らないだろうと最初から諦めていたので予約等は全くしていませんが、欲しいという気持ちは変わっていないので、ネットで普通に買えるようになったら買おうと思っています。
そういえばFriio(白)も、ちょっと前から19,800円で安売りをしていますね。当然このPT1に対抗するためなんでしょうけど、ずっと売り切れていないところを見ると、やはりもう厳しいですね。
2008年10月22日
TMPGEnc Authoring Works 試用
3日の日記のその後です。先日、TMPGEnc Authoring Worksの体験版が出たようなので試してみました。
まず、今回のバージョンから搭載された編集用プロキシ作成機能ですが、これはどうやらHD動画をいったん編集しやすいコーデック(たぶんフレーム間圧縮のないMotion JPEGとか?)で再エンコードし、それを使って編集を行う機能のようです。カット編集の際のフレーム移動が文句なしに軽くなります。
ただ、編集を始める前にこのプロキシを作成する時間がもの凄くかかるので、とても常用できる機能ではないように感じます。とあるファイルで試したところ、うちのメインマシンで実時間の70%くらいかかりました。プロキシファイルは一度作成すると残っていて、他のプロジェクトで使うときも再利用できるようですが、それでもよほど込み入った編集を行う時でもない限り、私は使わないと思います。まあ、元ファイルがH.264等の重いファイルの場合には有効かもしれませんけどね。
ちなみにプロキシ機能を使わなくても、このソフトのフレーム移動のレスポンスはかなり軽く感じます。TMPGEnc 4.0 XPressよりずっと軽いですね。快適です。
気になっていたMPEG-2TSファイルの扱いは、ほぼ予想どおりでした。映像は問題なくスマートレンダリングで出力できますが、音声はやはりリニアPCMかDolby Digitalに再エンコードとなります。よく分かりませんが、これはBDMVの仕様によるものなのでしょうか? もし仕様に含まれているなら、ぜひ将来AACにも対応して欲しいですね。
BD-Rドライブはまだ所有していませんが、このソフトで出力したフォルダの中にある動画ファイルだけコピーしてPS3で再生することも可能でした。スマートレンダリングでの出力はファイルコピー程度の時間で終わるので、単純なカット編集ツールとして使うのも悪くないかもしれません。まあ、GOP単位のカットで良ければMurdoc Cutterという選択肢もありますけどね。
最後にどうでもいいけど、画面デザインはまた派手に(?)変わりましたね。操作方法自体はほとんど同じですが、それでもかなり戸惑います。やはり市販ソフトのメーカーって、バージョンアップ毎に見た目を変えなくちゃならないという強迫観念があるとしか思えません(笑)