2009年11月15日
オリンパス ペン E-P1を見た
近所のヤマダ電機に行ったら、以前はなかったオリンパス ペン E-P1が展示されていました。欲しい欲しい言っているくせに、実は今まで実物を見たことがありませんでした(^^;)
ざっといじってきましたが、大きさやデザインはほぼイメージどおりですね。ただ、展示品はシルバーのほうだったのですが、ボディの上部(軍艦部)と中央部の質感の違いに意外と差があるのが気になりました。グリップの質感も安っぽいし、思ったほど高級感はありませんね。独特のモードダイヤルも、慣れないせいかちょっと回しにくかったです。
展示品には14-42mmの標準ズームが付いていたのですが、このレンズは使う時やたらと長いですね。引っ込め方は分からなかったのですが、やはりペンには17mmのパンケーキレンズのほうが似合いそうです。残念ながらそっちは展示されていなかったので比較できませんでしたが、ズームレンズは買ってもあまり持ち歩かないかもなぁ。
AFは、場所が悪かったせいか、やたらと迷うような印象がありましたが、スピードは言われているほど遅くは感じませんでした。これなら満足です。
また、パナソニックのLUMIX DMC-GF1も展示されていました。色は黒でしたが、こちらも写真で見るよりプラスチックっぽく見えました。でも20mmのパンケーキレンズはとても良い感じですね。F1.7と明るいし、E-P1のほうにこのレンズを付けても面白いかもしれません。
2009年11月12日
オリンパス ペン E-P2
オリンパスからマイクロフォーサーズ規格準拠のレンズ交換式デジタルカメラの新製品、ペン E-P2が発表されました。ちょっと前に海外で発表されていたものですが、国内でも正式にお目見えしました。
ペン E-P1の上位機種という位置づけのようですが、違いはEVF(電子ビューファインダー)などが付けられるアクセサリーシューが搭載されたことくらいのようです。E-P1は継続販売されるそうで、存在意義のよく分からない新製品ですね。E-P1sくらいの名前にして、後継機とすれば良かったのに(^^;)
色もリニューアルされていますが、私はE-P1のシルバーに黒のグリップの組み合わせが好きなので、買うならやはりそっちですね。黒は人気が出そうですが、このカメラのクラシカルなデザインとはちょっとマッチしていないように思います。黒なら私はパナソニックのLUMIX DMC-GF1のほうが断然好みですね。機能的にも、このクラスのカメラに一眼レフのような(覗き見るタイプの)ファインダーは求めていないので(必要なら素直に一眼レフを使います)EVFも興味ありません。
E-P1のほうはいまだに欲しく何度も買ってしまいそうになっているのですが、最近ちょっと出費がかさんでいるので(主に仕事がらみですが)我慢しています。上位機種が出たことだし、もう少し安くなってくれないですかねぇ(^^;)
2009年11月10日
リコー GXR
リコーから非常にユニークな"ユニット交換式"のデジタルカメラ、GXRが発表されました。レンズから撮像素子までをまとめて交換できるカメラということで、前代未聞ではないでしょうか。でも最初に見たとき私は「うわ、やっちゃったなリコー」とか思ってしまいました(^^;) チャレンジ精神は買うけど、正直これは厳しいんじゃないでしょうか。
撮像素子まで交換するということは、そこにコストをかけるとユニットの価格が高くなるわけで、良いユニットを何個も所有するのは難しくなりますよね。実際、現段階で予定されている2種類のユニットも、1つは小さな1/1.7型CCD&ズームレンズ、もう1つは大きなAPS-CサイズCMOS&単焦点レンズという両極端のラインナップです。後者のユニットには興味がなくもないですが、ズームが使いたくて前者のユニットに交換すると、撮像素子の性能まで落ちてしまうというのはどんなもんでしょう。それに、マイクロフォーサーズという選択肢がある今、あえてこのカメラを選ぶ理由もありません。デザインが良ければまだ興味を持ったかもしれませんが、そこも微妙ですしねぇ(^^;)
リコーはフィルム時代から評判の良いメーカーなんだから、マイクロフォーサーズ準拠のカメラとレンズを出して欲しいと思うのは私だけでしょうか。期待してるんですけどね。オリンパスやパナソニックと勝負するのは厳しいのかな?
2009年9月18日
PENTAX K-x
ペンタックスからデジタル一眼レフの新製品、K-xが発表されました。K-mの後継となるエントリーモデルですが、撮像素子が1240万画素のCMOSになって、ライブビューと動画撮影機能を搭載したという感じでしょうか。
驚いたのは、カラーバリエーションの多さ。基本は黒、白、赤の3色なのですが、オーダーメイドで本体20色、グリップ5色の組み合わせ、計100種類から選べるそうです! これは凄いですね(^^;) コンパクトカメラでもここまでやった例はないんじゃないでしょうか。面白い試みだと思います。
2009年9月 2日
LUMIX DMC-GF1
パナソニックからマイクロフォーサーズ規格準拠のデジタルカメラ、LUMIX DMC-GF1が発表されました。パナソニックもついにコンパクトタイプのマイクロフォーサーズ機を出してきましたね。性能やデザインはオリンパスペン E-P1にそっくりですが、クラシカルなペンに対して、このGF1は現代的なデザインで甲乙付けがたいです。
ただ、これまでのパナソニックのマイクロフォーサーズ機と同様、手ぶれ補正はレンズ側です。搭載していないレンズもあるので、個人的にはボディ側のペンを推したいですね。逆にGF1には内蔵ストロボがある点が魅力的でしょうか。
レンズもラインナップが増えてきて面白くなってきました。中でもライカブランドのマクロレンズ、LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mmは楽しみですね。私はマイクロフォーサーズ機を買うならペンを選ぶと思いますが、このマクロレンズは欲しくなりそうです。
2009年7月27日
リコー GR DIGITAL III
リコーから高級コンパクトデジタルカメラの新製品、GR DIGITAL IIIが発表されました。GR DIGITAL IIから約2年ぶりのモデルチェンジです。
個人的にはこういうコンセプトのカメラは応援したいのですが、正直このGR DIGITALシリーズには限界を感じざるを得ませんね。IIが出た頃と今とでは、状況がかなり違うからです。今はシグマのDP1、DP2や、オリンパスペン E-P1など、一眼レフクラスの巨大な撮像素子を搭載したライバル機がありますからね。コンパクトデジカメに5万円以上かけようというユーザーは当然、画質重視となるはずですが、このカメラの1/1.7型の1000万画素CCDというのは、あまりにも不利です。F1.9という明るいレンズを採用したところは面白いと思いますが、それ以外にグッと来る部分はありませんね。
次のモデルでは、最低でもフォーサーズ(4/3型)クラスの撮像素子を搭載して、前述のライバル勢に太刀打ちできるような大胆なモデルチェンジが必要ではないでしょうか。または、いっそリコーがマイクロフォーサーズ準拠のカメラを出してきてくれたら素晴らしいんですけどね。撮像素子さえ調達できれば、技術的には問題ないと思うので、本気で考えて欲しいなぁ。
2009年7月 3日
オリンパス ペン E-P1 発売
オリンパス ペン E-P1が無事発売されたようです。気になる安売り店での価格ですが、だいたいレンズキットが9万円、パンケーキキットが10万円、ツインレンズキットが11万円半ばというところでしょうか。思ったより安いですね。さすがに在庫のある店はあまりありませんが、ますます欲しくなりました。
買うならやはりツインレンズキットでしょうね。ここで1〜2万円ケチってもしょうがないし、何よりレンズが1本しかないと面白くないですからね。でも、どこかの店でパンケーキキットの在庫があって、それなりに安かったりしたら、それを買ってしまいそうです(^^;)
2009年6月28日
PENTAX K-7 発売
ペンタックスのK-7が無事発売になったようです。気になる価格は、安い店でも11万円代後半(ボディのみ)くらいするようで、思っていたより少し高いですね。まあ、しばらくすれば10万円を切るくらいには下がってくるでしょうが、どのみち気軽には買えませんね。
それに、今この価格帯ならオリンパス ペンが欲しいですね。こちらももうすぐ発売ですが、果たしていくらくらいになるでしょう。無理しても買いたいと思わせるカメラはここ数年なかったんですが、同時期に2つも出てくるというのは困りますねぇ(^^;)
2009年6月16日
オリンパス ペン E-P1
オリンパスからマイクロフォーサーズ規格準拠のレンズ交換式デジタルカメラ、ペン E-P1が発表されました。かつての名機、オリンパス ペンの名を冠した待望の新製品です。パナソニックのマイクロフォーサーズ機は一眼レフ風のデザインでしたが、私はこういうコンパクトなレンズ交換式デジタルカメラを長いこと待ち望んでいました。
仕様を見ると、かなり機能を割り切って小型化を徹底した感じですね。この薄さでレンズ交換式というのは本当に感動的です。私の小さいモノ好きの血が騒ぎます(笑) たぶん光学ファインダーとストロボを省いたのがポイントなんでしょうね。賛否両論ありそうですが、私は良い決断だと思います。金属ボディも美しいです。
機能面にも不満はありません。特に、ボディ内に手ぶれ補正機能が搭載されているのは嬉しいですね。これを省かなかった決断も見事です。メモリカードをSDにしたのも正解だと思います。やっとxDを捨ててくれましたね。
予想価格は、ボディのみ(受注生産)が9万円前後、14-42mm F3.5-5.6のズームレンズ付属のレンズキットが10万円前後、17mm F2.8単焦点レンズ付属のパンケーキキットが11万円前後、両方のレンズが付属したツインレンズキットが13万円前後だそうです。たぶん、安売り店だともう少し下がるでしょうね。
買うならどれにするか迷いますが、単体でレンズを買うとかなり割高になるので、ツインレンズキットが本命でしょうか。でも私は一眼レフを持っているし、このカメラは高級コンパクトというコンセプトで使うことになると思うので、パンケーキキットで良いかなとも思っています。デザイン的にもそれがいちばん似合いますしね(^^;) 7月3日発売だそうです。凄く欲しいです。
2009年5月21日
PENTAX K-7
ペンタックスからデジタル一眼レフの新製品、K-7が発表されました。現在の最上位機であるK20D以上のスペックをコンパクトな金属ボディに詰め込んだ、待望のフラッグシップ機です。上位機種になればなるほど大型になるのが当たり前という風潮のあるカメラ業界において、ペンタックスはこの手の製品作りがうまいですよね。
コンパクトでも防塵防滴性能や、ファインダー視野率約100%など、フラッグシップ機に相応しい仕様だと思います。流行りのHD動画撮影機能も搭載しているようです。
かつての*ist Dシリーズに比べるとまだ少し大きいですが、デザインも良いし、正直かなり欲しいです。でも最近はブログに小物の写真を載せるくらいでほとんど撮影に出かけることもなくなってしまったし、気軽には買えないなぁ。
2009年4月29日
DP2 良さそう
1週間くらい前にシグマのDP2が発売になったようですね。既にネットにも、購入した人の作品がかなりアップされています。やはり良さそうですね。実売価格は、安い店で6万円くらいでしょうか。正直、かなり欲しいです。
でも、これを買うかどうかは、夏に出るというオリンパスのマイクロフォーサーズ機を見てからですかね。急いで買ってもあまり使わないだろうし(^^;)
2009年3月25日
LUMIX DMC-GH1
パナソニックからマイクロフォーサーズ規格準拠のデジタルカメラ、LUMIX DMC-GH1が発表になりました。4月24日の発売だそうです。ちょっと前のカメラショーか何かでも展示されていたので、だいたいのスペックは理解していましたが、LUMIX DMC-G1にハイビジョン動画撮影機能を追加したモデルと言って良さそうですね。
マイクロフォーサーズには興味津々なのですが、レンズを含め、なかなかラインナップが盛り上がってきませんね。オリンパスもどうしたんでしょう。早くコンパクトモデルが出てきて欲しいです。不況の影響で、各メーカーとも無理ができなくなっているのかもしれませんが、マイクロフォーサーズはプアマンズ一眼としての可能性もあると思うんですけどねぇ(^^;)
2009年3月 3日
シグマ DP2 その後
昨年9/23の日記のその後です。シグマのDP2が正式に発表されました。とはいえ、まだ発売日も価格も決まっていないようで、昨年の発表と何が違うのかよく分かりませんが、この感じだと春頃ですかね。価格はDP1と同等だとすれば、6〜7万円くらい? タイミングが合えば、定額給付金を足しにして買うかもしれません(^^;)
とはいえ、最近ぜんぜん写真を撮っていないので、買ってもあまり使わないのは確実です。例えば今日なんか珍しく雪が降っていて、雪景色とか撮りたいなとか思うんですが・・・寒いしなぁ(笑)
2009年1月22日
マイクロフォーサーズ用FDマウントアダプター その後2
7日の日記のその後です。デジカメWatchに宮本製作所のマウントアダプターのレビュー記事が載りました。予想どおりLUMIX DMC-G1にNew FDレンズは似合いますね! 旧FDはマウント部分がシルバーなのでそうでもありませんが、New FDはまるで純正レンズのようです(^^;)
ただ、FDレンズの外径よりマウントアダプターの外径が少し短い(つまり細い)ようで、そこが少し残念です。見た目だけの問題ですが、面一になっていたほうが美しいと思うんですけどね。なぜ同じにしなかったんでしょう。近代のアダプターはどうなのか非常に気になります。
まあでも、いまG1を買うようなお金があったらVAIO type Pを買うだろうし(笑)当分手にすることはないですね。
2009年1月 7日
マイクロフォーサーズ用FDマウントアダプター その後
昨年11/19の日記のその後です。宮本製作所のと同じような製品が、近代インターナショナルからも発売されたようです。
価格も同程度なのでどちらを選ぶか迷うところですが、私は近代のM42-ペンタックスマウントアダプターを買ったことがあり、品質には概ね満足しいているので、買うならこっちでしょうか。
とはいえ、まずはボディですけどね(^^;) オリンパスはいつになったら製品を出すんだろう・・・。
関連リンク
・マイクロフォーサーズ用FDマウントアダプター その後2 (2009年01月22日)
2008年12月 8日
LUMIX DMC-G1を見た
久々に近所の電気店に行ったので、ついでにパナソニックのLUMIX DMC-G1を見てきました。カタログスペックでは分からない、このカメラの気になる点は主に3つ。どれだけ小さく感じるか、ライブビューファインダー(LVF)の見え具合、そしてコントラストAFのパフォーマンスです。
まずボディサイズですが、手にした限り、従来のフォーサーズ機やAPS-Cサイズのコンパクト機と大きな違いはありませんね。サイズだけでなく、メリットであるはずのボディの薄さも感じませんでした。逆に言えば、従来のデジタル一眼レフの感覚で違和感なく操作できます。
LVFは好印象です。光学式ファインダーと比べても、思ったより違和感がありません。被写体によっては若干モアレが出たりしますが、ボケもよく見えるし、像も大きくて明るいので高級感すら感じます。あとはマクロレンズでの接写時のように被写界深度が浅い条件で、どれだけピント合わせが追い込めるか気になるところです。
コントラストAFも不満はありませんでした。接続されていたレンズは45-200mmの望遠ズームでしたが、一眼レフの位相差AFと比べても遜色ないパフォーマンスだと感じました。これなら不満はありません。
全体的に、発表時の印象に比べて、かなり好感触です。正直、欲しくなったけど、グッとこらえて後続のモデルを待ってみることにします(^^;)
2008年11月21日
ペンタックス 旧レンズを値上げ
ペンタックスが一眼レフカメラ用の一部のレンズ(FAレンズ、Aレンズ)の値上げをすることになったそうです。主にフィルム時代の古いレンズですが、ちょっと残念ですね。でも製造終了になるよりマシでしょうか。
個人的には31mmや77mmのリミテッドレンズは今でも欲しいと思っているので、値上げ前に買っておくべきなのかもしれません。でも最近は全然写真を撮りに出かけなくなっちゃったし、どう考えても無駄遣いだよなぁ(^^;)
2008年11月19日
マイクロフォーサーズ用FDマウントアダプター
宮本製作所という会社がマイクロフォーサーズのカメラにキヤノンFDマウントのレンズを付けるためのマウントアダプターを出すそうです。FDマウントは一眼レフ用のレンズマウント規格の中でもフランジバックが非常に短いため、今までこの手のマウントアダプターは一部しかありませんでしたが(近接撮影専用とか補正用レンズを組み込んだもの等)マイクロフォーサーズなら全然問題ないはずなので、実用的な製品となりそうですね。価格は14,700円だそうです。ちょっと高い・・・。
私もNew FDレンズを5本ほど所有しているので、それを生かすためにマイクロフォーサーズのカメラがますます欲しくなりました。FDレンズで使うなら、買うつもりはなかったパナソニックのLUMIX DMC-G1でも良いかもしれません(^^;) 似合いそう。
同時にライカMマウント用のアダプターも出るそうです。更にアダプターをかませばLマウントのレンズも付くし、こっちも面白そうですね。コンパクトボディのマイクロフォーサーズ機が出てきたらベストマッチかもしれません。
関連リンク
・マイクロフォーサーズ用FDマウントアダプター その後 (2009年01月07日)
2008年9月23日
シグマ DP2
シグマからDP1の後継機となるDP2の開発が発表されました。発売日はまだ未定だそうですが、思ったより早い登場ですね。
レンズはDP1の28mm F4から41mm F2.8に変わっているようで、後継機というより併売しても良さそうな仕様ですね。個人的には(以前も書いたけど)単焦点28mmというのは広角すぎるので、このくらいが理想的。明るさF2.8も嬉しいです。あと気になるのは最短撮影距離ですが、このスペックならそれなりにボケそうですね。
DP1と比べるとほとんど不満がないので、状況次第では(?)買ってしまうかもしれません。ただ、これが出る前にマイクロフォーサーズのコンパクト機が出るかな?(^^;)
2008年9月22日
PENTAX K-m
ペンタックスからデジタル一眼レフの新製品、K-mが発表されました。K200Dの下のモデルとなる入門機だそうですが、随分と変わったネーミングにしましたね。またペンタックスが混迷を始めたように感じてしまったのは気のせいでしょうか?(笑)
機能的には特にコメントするようなものはありませんが、驚いたのは、レンズキットの2本のズームレンズがこのカメラ専用のものということ。どうやら従来のレンズからクイックシフトフォーカスシステムを省いてコストダウンしたようです。やはりこのクラスは安くないと勝負できないんでしょうね。
最近、一時期に比べてペンタックスの話題が少なくなっているような気がします。ユーザーとしてはここらでもう1つ頑張って欲しいですね。
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