2005年5月 9日
*ist DS その後
*ist DSを買って1週間以上たちましたが、まだテスト撮影ばかりで、ちゃんとした写真を撮っていません。とりあえずそのテスト撮影の中から、5月5日の夕焼けの写真を1つ載せておきます。どこかに撮影に行きたいんですが、暇がないのよねぇ(^^;)
これ、構図は昨年7/19の日記で載せた写真と似てますが、FinePix F710とは縦横比が違うんですね。F710が4:3で*ist Dは3:2です。けっこう印象が違って見えますね。
レンズは以前から持っていた単焦点のFA 50mm F1.4です。*ist DSに付けると75mm相当になるわけですが、明るい中望遠として魅力的なレンズになりますね。
2005年5月 1日
*ist DS 購入
しばらく悩んだ挙げ句(結論は出ていたような気もするけど(^^;) )*ist DSを購入しました。念願のデジタル一眼レフです。
誕生日が近いので、自分へのプレゼントという意味もあります(^^;) でも、そういえば昨年の誕生日もカメラだったかも。それほど頻繁に写真なんて撮らないのに、こうカメラばっかり買ってもしょうがないとは思うんですが、写真が好きなのと同時に(あるいはそれ以上に)カメラが好きなんだからしょうがない(笑)
予想以上に値段が安かったのも決め手でした。某安売カメラ店でゴールデンウィークセールをやっていて、本体が72,800円、レンズキットが92,800円だったのです。レンズは何本か持っているとはいえ、標準ズームはデジタル専用レンズが便利なので、レンズキットのほうを買いました。たった2万円差ですしね。更にオマケ(?)で定価1万円の純正カメラバッグがついてました。ヨドバシやビックなどの量販店でもレンズキットは11万円台なので、かなり安いですよね。
色はシルバーにしました。黒も捨てがたかったのですが、銀塩のMZ-3もシルバーを買ったし、ペンタックスはシルバーのレンズも多いですからね。シルバーといっても黒とのツートンカラーという感じなので、黒いレンズをつけても違和感ありません。
SDメモリカードは以前ザウルス用に買った64MBのものしかなかったので、新たに1GBのを購入しました。これも別の店で安いのを探して9,980円でした。ずいぶん安くなりましたね。
1GBあるとJPEGの最高画質で300枚以上も撮れます。ただ、RAWで撮ると90枚程度です。私はRAWで撮ってPCで現像なんて面倒なことはあまりやらないと思うので、512MBでも良かったかもしれませんが、まあ大は小を兼ねるということで(^^;)
しばらくしたら、またレビューを書いてみたいと思います。
2005年4月26日
*ist DS 買っちゃうかも
先日発表されたニコンのD70sが少し期待はずれだったせいか、にわかにペンタックスの*ist DSが欲しくなっています(^^;) 実は先代の*ist Dが出たときから欲しいと思っていたのですが、ニコンの次を見てからと我慢していました。
もともとボディに関してはニコンよりペンタックスのほうが好みです。小さいモノ好きな私には、ここ10年くらいのペンタックスの一眼レフはグッと来るものが多いです。*ist DSも世界最小ボディで低価格にもかかわらず、クラス随一のファインダー性能など、基本機能に手抜きがないのがよろしい。デジタルとはいえ、一眼レフは液晶を見ながら撮影することができないので、ファインダー性能は重要ですよね。
実は銀塩の一眼レフはニコンだけでなくペンタックスのMZ-3を持っているので、レンズも何本かあるんです。したがってボディだけ買えば、とりあえず使えるんですよね。店によっては75,000円くらいまで安くなっているので、思いきって買っちゃうかもしれません。
ただ、長く使うことを考えると不安もあります。レンズシステムに関しては明らかにニコンが上。特に超音波モーター搭載レンズや手ぶれ補正レンズなどはペンタックスには期待できませんから、将来ニコンが良い(私好みの)ボディを出してきたら、またそっちに浮気しそうです。現に、銀塩のときはそうやってF80に乗り換えたのです(^^;)
まあ、ペンタックスのレンズシステムもだんだん充実してきたし、今後のロードマップを見ても、デジタル専用レンズはむしろニコンよりも魅力的なレンズが揃っています。しかしニコンも黙っているとは思えんし・・・う〜ん、しばらく悩もう(^^;)
2005年4月20日
Nikon D50 & D70s
ニコンからデジタル一眼レフの新製品、D50とD70sが発表されました。一般のユーザーが買える価格帯のモデルとしてはD70以来、ほぼ1年ぶりの新製品です。D70の登場はインパクトがありましたが、最近は他社製品に見劣りする部分も増えてきたので、個人的にはニコンの次の一手を非常に期待していました。現時点ではまだニコンのホームページ上の情報を見ただけの状態で値段も分かりませんが、感じたことを書いてみたいと思います。
まずD70sですが、D70からほとんど変わっていませんね(^^;) 派手な新機能は何もないです。まあ、名前を見ればマイナーチェンジなのは明らかですが、ファインダー性能の向上がなされかったのは残念です。ペンタックスの*ist DS並になることを期待していたんですけどね。
次に新たにエントリーモデルとなるD50ですが、これもD70から一部の機能を省いただけのモデルですね。USBが2.0になっていたりと基本性能で上位機種を上回っている部分もあるようですが、地味な新製品です。ただ、この製品は値段次第ですね。安ければ魅力的かも。
そろそろデジタル一眼レフが欲しいと思っている(もう何年も思っている(^^;) )ので、今回の新製品にはものすごく期待していました。そういう意味ではちょっと裏切られましたね。「D70から1年以上あったのにこれだけ?」というのが正直な感想です。キヤノンなどと比べるとニコンの開発力のなさを感じさせられる新製品ですね。デジカメは銀塩カメラのように、ある程度完成された商品とは違います。停滞は後退を意味します。がんばれニコン。
2005年4月12日
CONTAX 終焉
3/10の日記で書いた件のその後ですが、どうやらデジカメだけでなく銀塩カメラも含めて、CONTAXブランドは完全に撤退することが決まったようです。残念ですね。
アフターサービスは10年くらいは続けてくれるそうですが、我が愛機T3も近いうちに一度オーバーホールに出しておくかな・・・。
2005年3月10日
CONTAXがデジカメ市場から撤退
京セラがCONTAXブランドを含めてデジカメ市場から撤退することになったようですね。非常に残念です。やはり発展途上のデジカメ市場では、高級機路線はまだ難しかったんでしょうね。でもCONTAXは銀塩カメラでのイメージがあるから安物は作れないもんね。そう考えると、ちょっと前に京セラブランドをなくしてCONTAXに一本化したのは間違いだったんじゃないかと思わずにはいられません。ま、どのみち手遅れだったかな?(^^;)
銀塩カメラがどうなるかはまだ未定だそうですが、細々とでも続けていって欲しいですね。そういやデジタル一眼レフもあるのに、あれはどうするんだろう。
関連リンク
・CONTAX 終焉 (2005年04月12日)
2004年12月13日
FinePix F710でのマクロ撮影
一昨日の続きです。FinePix F710で初めてああいった商品撮影をしたわけですが、実際にやってみて少々不満に思うところがありました。まあ、ああいう撮影をするためのカメラじゃないのは明らかなので「だからF710はダメだ」などと言いいたいわけではありませんが、使いこなしで何とかなる部分もあったので参考までに書いておきたいと思います(^^;)
不満点は主にマクロ撮影についてです。まず、F710ではズームレンズを広角側にしたときしかマクロを設定できないので思い切って被写体に近づいて撮影する必要があるのですが、例の撮影ブースの前に三脚を立てるとあまり近づくことができません。小さいものを撮るのはかなり難しいです。
また、近づけたとしてもF710の広角側はかなり歪曲が大きくパースペクティブもきつめなので、直線的な被写体を適当に撮影するとかなりの確率で形が崩れてしまいます。例えば長方形のものが台形に写ってしまうのです。花など複雑な形のものなら問題ないと思いますが、ほとんどは納得いく絵になりません。よほどレンズと被写体の角度に注意して撮影しないとダメですね。構図の自由度もなくなってしまいます。
仕方がないので、一昨日の写真はマクロをオフにして望遠側で撮りました。望遠にすればそれなりに大きく撮れますし、歪曲などの問題もなくなります。ただ、マクロがオフだと(当然ですが)最短撮影距離が長くなってしまうので、あまり近寄るとピントが合いません。実は一昨日はカメラとザウルス以外に腕時計も撮ってみたのですが、大きく撮れませんでした。小さく撮って周りをトリミングすれば用途によっては問題ないと思いますが、そのくらいのサイズが限界ということですね。
なお、今回は試せませんでしたが、市販のクローズアップレンズをF710に取り付けて撮影すればマクロがオフでも被写体に寄れるはずです。F710にはフィルターを取り付けることはできませんし、専用のクローズアップレンズなども存在しないと思いますが、今度セロテープか何かで無理矢理にでも取り付けて実験してみたいと思います(^^;)
2004年12月11日
キレイに撮り隊 その2
昨日の続きです。さっそくテスト撮影をしてみました。
上部のドーム状のディフューザーはかなり効果的ですね。上から2灯で適当に照明しただけですが、良い感じで光が拡散してくれました。もう少し照明の方向などを試行錯誤すればもっと良くなりそうです。
背景の布は1つ不満な点があります。どうしても布の織り目が写ってしまうのです。ピントから外れている範囲はボケるので問題ないんですが、被写体に近い部分はくっきり写ってしまいます。もう少しきめ細かい布だったら良かったかもしれませんね。モアレが出てしまった写真もありました。ちなみに今回はグレイのほうを使ったのですが、ブルーも同じだと思います。
以下、サンプルです。2枚ともFinePixカラーの設定をクロームのまま撮ってしまったせいか、色が少し変になっていました。Photoshopで色調補正をしていますが、まだちょっと不自然なところがありますね。次からはノーマルで撮らねば。2枚の背景の色の差は露出の差ですね。かなり違っちゃったな(^^;)
これは、私の以前のスナップ機 CONTAX T3です。FinePix F710に取って代わられてから、ほとんど出番がなくなってしまいました。もったいないですよねぇ。
こちらはザウルス SL-C860です。電源オンにして撮影したんですが、照明が明るいせいで何も見えませんね。こういうのはハメコミ合成しないとダメなんですね(笑) 画面には何か(たぶんレフ板)が写り込んでしまいました。
FinePix F710でこういった商品撮影をしたのは初めてですが、いくつかノウハウというか思うところがあったので、それはまた後日。
関連リンク
・FinePix F710でのマクロ撮影 (2004年12月13日)
2004年12月10日
キレイに撮り隊 デジカメスタジオ
ちょっとした小物を撮影するための撮影ブースを買いました。最近はデジカメ人気のせいか、こういった製品がたくさんあるのですが、ネットでいろいろ調べてコクヨのキレイに撮り隊シリーズのデジカメスタジオMにしました。
決め手は、使わないときに折り畳めること、背景がリバーシブルで2色から選択できること、照明からの光が適切にデフューズできそうなこと、そして値段が安いことでしょうか。
照明はちゃんとした写真用の電球を既に持っているので、それを使うつもりです。デジカメなら蛍光灯でもいけますしね。近いうちにテストがてら何か撮ってみたいと思います。
関連リンク
・キレイに撮り隊 その2 (2004年12月11日)
2004年10月30日
京セラからCONTAXへ
京セラは、今後京セラブランドのデジカメをなくし、すべてのデジカメをCONTAXブランドに統一することを決めたようです。今までCONTAXは高級機のみに使われるブランドでしたが、最近は低価格のモデルがたくさん出てきてたし、やっぱりそうなりましたか。これによってCONTAXが高級ブランドというイメージはだんだんなくなっていくんでしょうね。ま、理解はできますが、ユーザーとしては(私はフィルムカメラのT3ユーザー)ちょっと残念ですね。
2004年9月20日
*ist Dも安くなってた
14日の日記で*ist Dのことを「値段以外は好印象」と書きましたが、いつのまにか実売価格は15万円代まで下がっているようですね。ちょっと前まで20万くらいしなかったっけ?(^^;) この値段なら悪くないですね。*ist DSと、どちらを買うか迷う値段です。もう少しがんばって12〜3万円くらいまで下がればD70とも勝負できそうですね。
2004年9月14日
PENTAX *ist DS
ペンタックスからレンズ交換式デジタル一眼レフ *ist Dの廉価版となる*ist DSが発売されるそうです。注目はなんといっても10万円を切ると言われている価格ですね。*ist Dで評価の高かった光学ファインダーもそのまま搭載されているそうです。個人的に*ist Dは値段を除けばかなり好印象でしたから、今度のDSも期待大ですね。
ちなみに私はペンタックスのフィルム一眼レフ MZ-3を持っており、メインのニコン程ではないけどレンズも何本かあるので、とりあえず本体だけ買えば使えます。10万円以下だと衝動買いしてしまいそうで怖いですね(^^;)
2004年8月20日
FinePix S3Proの価格
7/28の日記でFinePix S3Proの価格は20万円前後じゃないかと予想しましたが、どうやら26万円くらいになるようですね。思ったより高いです。
この機種、カメラ部分はニコンのフィルム一眼レフ F80をベースにしているわけですが、同じF80ベースのニコン D70が12万円前後で売られていることを考えると、やっぱり高いですよね。いくら画質が良くても倍以上ってのはなぁ。ていうか、CCDの値段が15万円くらい?(笑) アマチュアが買うべきカメラではないですね。
2004年8月18日
FinePix F810
ちょっと前に我が愛機FinePix F710の後継機となるFinePix F810が出ました。最初は、早すぎる後継機の登場にちょっと動揺したのですが、スペックを一目見て、すぐに興味がなくなりました。CCDがハニカムSRでなくHRになっていたからです。なぜHR! 私はSRの広ダイナミックレンジというコンセプトに惚れてF710を買ったというのに。
やっぱりまだまだ画素数の多さが売り上げに影響するんですかね。まあ、バリエーションの1つとしてHRのモデルも出したというのなら良いのですが、今後のラインナップがとても気になります。このままコンパクトタイプはHRのみになるなんて展開も?
2004年7月28日
FinePix S3Pro 発表
レンズ交換式のデジタル一眼レフ FinePix S3Proが発表になりました。以前から発売が予告されていた機種ですが、CCDに何が使われるのか、個人的に非常に気になっていました。大方の予想どおり、我が愛機FinePix F710と同じ広ダイナミックレンジ路線のハニカムSRです! しかも進化してSR IIになってるし。
画質面ではじゅうぶんなレベルに達したと言われているデジタル一眼レフですが、ダイナミックレンジの狭さだけは各社進歩がありませんでした。被写体によってはかなり白飛びするわけで、それが改善されるとなれば、この機種の存在価値は非常に大きいと思います。革命的と言ったら大げさかもしれませんが、他社に大きな影響を与える機種になるのは間違いないですね。
特に旧機種のFinePix S2Proは発売からかなりたちますし、本家ニコンのD70のヒットもあって、ほとんど存在価値がなくなっていたので、待望の新製品ではないでしょうか。デザインもグッと格好よくなりましたね。問題は価格ですが、低価格路線の機種ではなさそうなので、おそらく20万円前後ですかね。
私もニコンのフィルム一眼ユーザーとしてはレンズが活用できるということで、購入を検討したくなる機種です。ま、デカいから買わないとは思うけど(^^;)
2004年6月16日
FinePix F710 ユーザーアンケート
FinePix F710の購入者向けにアンケートの依頼が来ました。ユーザー登録してからちょうど1ヶ月程たつので自動で送っているんだと思いますが、内容がFinePix F710の1機種に限定したものだったのが興味深かったです。
やはり、ダイナミックレンジの向上という独創的なコンセプトで作られたスーパーCCDハニカムIV 「SR」が市場でどう受け入れられているのか、彼等も気になっているのでしょうね。そんなフジの自信と、自信のなさの両方を感じる内容でした(^^;)
せっかくなので、レンズ性能(広角側の歪曲など)やボディ質感の向上などを要望しておきました。もっと値段が高くなってもいいからね。
でもここで要望しても私のF710がアップグレードされるわけじゃないんですけどね(^^;) 昔の、Macintoshのハードウェアアップグレードみたいなサービスは、今の時代もう無理なんでしょうかねぇ。
2004年5月17日
PhotoToolCM
最近のデジカメは撮影した写真にExif情報として、カメラ名や撮影日時をはじめ、シャッタースピードや絞り値、焦点距離などの詳細な撮影情報が記録されるようになっています。これらの情報は写真に興味のある人間には非常に有益なものです。自分で撮った写真はもちろんのこと、他の方がネット上で公開している写真の撮影情報を見るのはとても参考になります。
このExif情報は通常、写真整理ソフトやフォトレタッチソフト等で見られるわけですが、そういった巨大な(?)ソフトでは操作が面倒に感じることが多いです。そこで、もっと手軽に見られるソフト(もちろんMacOS X用の)がないか探してみたところ、とても良いものを見つけました。PhotoToolCMというフリーウェアです。以下のサイトから入手できます。
これならコンテクストメニュープラグインなので、アプリケーションで開くよりずっと楽です。もっと早く出会いたかったですね(^^;)
余談ですが、このソフトにはExif情報の表示/編集だけでなく、画像のロスレス回転という機能があります。デジカメ写真では縦位置で撮った写真を90度回転したいケースが多いですが、フォトレタッチソフト等で回転した場合、JPEGの再エンコードで(理論上)画質が落ちるのがネックでした。でもこれを使えば気軽に正しい方向の画像が保存できて、とても良いですね。調べてみると、最近はこの機能のあるソフトも多いようです。知らなかった(^^;)
2004年5月11日
FinePix F710 試し撮り
天気が良かったので気分転換に散歩がてら、FinePix F710の試し撮りをしてみました。今日は細かいことは考えずカメラまかせで撮影です。
まずは近所の田んぼ。う〜ん田舎の風景だな(^^;)
近所の公園。この写真は16:9のワイドモードで撮影しました。通常の4:3の上下をカットしているだけの機能ですが、通常モードと使い分けると構図の自由度が広がって予想以上に楽しめますね。F710の液晶は元々ワイドなので、撮影もしやすいです。ただ、プリントするときにワイドの用紙がないのがネックだな。
マクロ撮影。たんぽぽ。マクロモードは広角側で固定になってしまうのですが、思ったより自然に撮れました。もっとドギツい感じになるかと思ってました。
地面(笑) マクロ撮影はけっこう好きなんですよね。意味もなく色々なものを接写します(^^;)
FinePixカラーは全てクローム設定で撮影しました。先日の予想通り、これはリバーサルフィルムライクな発色を狙っているようですね。常用モードになりそうです。スタンダードとの撮り比べをするつもりだったんだけど、すっかり忘れた(^^;)
他に最新のデジカメを使ったことがないので、それらと比べてどうこうとは言えませんが、とりあえずクオリティに不満はないですね。私にはこれで十分。あとはこれを使って“何を撮るか”のほうが大事です。
2004年5月 6日
FinePixカラー
購入前の下調べでは気づかなかったのですが、FinePix F710には(というか最近のFinePixシリーズには)FinePixカラーと呼ばれる機能があります。これは撮影する写真の色調をスタンダード、クローム、B&Wの3種類から選べるという、ありがちな(?)機能です。
他社のデジカメだったら、こんな機能は試すこともなく葬ってしまうのですが(笑)メーカーが富士フイルムであること、そしてこの3種類の中に“クローム”というモードがあることで、にわかに興味津々です。このクロームとは、やはりフジクロームのクロームですよね!
写真に興味がない方、またはデジタル写真しか知らない方はご存じないかもしれませんが、フジの写真用フィルムにはネガフィルムのフジカラーと、リバーサル(ポジ)フィルムのフジクロームという2つの系統(?)があります。そのフジクロームにベルビアと呼ばれる非常に発色の良いフィルムがあるのですが、実物以上に鮮やかな発色をするそのフィルムには、風景写真家を中心にプロ、アマ問わず多くのファンが存在します。
そんなわけで、この機能のクロームという名称を見るにつけ、いやがおうにもそうした色調を期待してしまうというわけです(^^;) 実際に撮影された写真の色を見てみると、どうやらそういうコンセプトであることは間違いないようですね。昔からFinePixは他社のデジカメと比べて鮮やかな発色が特徴でしたが、それは賛否両論でした。そのため通常の色調とモードを分けたということなんでしょうか。後からレタッチソフトで簡単に加工できる程度の効果なのか、またはもっと根本的に違うのか、ぜひスタンダードとじっくり撮り比べてみたいものです。
2004年5月 5日
FinePix F710 到着
本日の夕方に届きました。充電してたら暗くなってしまったので外に撮影には行けませんでしたが、家の中でいろいろいじってみました。以下、画質面以外のファーストインプレッションです。
以前のデジカメもFinePixだったので特に操作性に違和感はありません。全体的にソフトもハードもキビキビとレスポンス良く動いて快適です。
ポップアップ式のストロボは、自動ではポップアップせず、手動で開けたときだけ発光が可能になります。私はストロボはあまり使わないので、閉じておけば確実に発行禁止になるというのは安心感があって好みです。ちなみに電源を切ったときは自動で閉じます。最初びっくりしました(^^;) もちろん手動で閉じることも可能です。
クレイドルは正直なくてもいいと思っていたのですが、使ってみると予想以上に便利ですね。やはり両手を使わなくてはならないのと、片手でできるのとは大きな違いがあります。クレイドル側に電源ボタンがあるのも良いです。カメラ側の電源がオフでも、このボタンでオンにすることが可能です。
ちょっとだけ気になったのは、まずメニューなどを操作する十字ボタン。リング状の十字ボタンの中にOKボタンがあるのですが、十字を押そうとして間違ってOKを押してしまうことがありました。たぶん慣れれば問題ないと思いますが、削除などでは注意が必要ですね。
また、電源スイッチは再生モードと撮影モードの切り替えも兼ねているのですが、スライド式のスイッチを真ん中の位置(再生)に切り替えるのが難しいです。うまく止まってくれません。以前のデジカメはこの2つは独立していたので、ここだけはそっちが使いやすかったですね。でもこれも慣れかな。
ま、今回は買う前に取扱説明書をダウンロードして読んだので、機能面での不満はほとんどないですね。画質面については近いうちに。
#カテゴリーに“写真”を追加しました(^^;)