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2009年9月 6日
VAIO type P インプレ (動画再生編)
1日の日記のその後、動画再生編です。
このマシンはCPUがAtomということで基本的に非力ですが、ハードウェアに動画再生支援機能があるので、対応アプリケーションを使うことによってHD動画の再生が行えます。手元にある動画の種類がそれほど多くないので、あまり意味のあるレポートではありませんが、試した分だけ結果を書いておきたいと思います。
まず、対応していることが分かっている、Windows Media Playerでの再生を試してみました。結論から言うと、プログレッシブのH.264動画ならかなり行けそうです。24fpsの1280x720のH.264ファイルがほぼ完璧に再生できました。コーデックは何が使われているのか分かりませんが、Windows標準のH.264コーデックというものはなかったような気がするので、他の何らかのソフトをインストールしたときに入ったものだと思います(^^;)
同じく、地上波デジタル放送の解像度である1440x1080(16:9)の動画も再生できましたが、WMPだとアスペクト比がきちんと16:9にならず正方ピクセルの動画として再生されてしまいます。
インターレースのH.264はなかったので試せていませんが、綺麗に再生できるようなら嬉しいですね。
H.264以外では、うちにはDivXのインターレース動画がたくさんあるのですが、SD、HDを問わず、まともに再生できませんでした。DivXだと支援機能が効かないのか、インターレースだからダメなのかは分かりませんでしたが、ちょっと残念です。
WMP以外のプレイヤーも試してみました。まず私が普段MacでもWindowsでも愛用しているVLC media playerでは、残念ながら支援機能は効かないようで、どの形式もまともに再生できませんでした。ただこのソフト、設定がたくさんあるので、もしかすると対応しているのかもしれません。あとで追求してみます。
Media Player Classicでは支援機能が効くようでしたが、WMPに比べるとスムーズな再生とはなりませんでした。動きの激しい動画は厳しいですね。ただ、このソフトでは正方ピクセルでない動画も正しいアスペクト比で再生できました。
最後に地上波デジタル放送のMPEG-2 TSファイルを試してみました。再生できたのはVLCだけでしたが、圧縮率の低いMPEG2ということで、そこそこまともに再生できました。ただ、インターレースなのでどうしても縞が気になりますね。設定によっては綺麗にインターレース解除して再生できるかもしれませんが、type PでTSファイルをそのまま再生したいとはあまり思わないので諦めます(^^;)
ということでかなりおおざっぱなテストでしたが、type Pで動画を見るならやはり専用にエンコードしないと厳しそうですね。液晶サイズから考えてもSD動画はもったいないわけですが、1280x720くらいのプログレッシブ動画が適当かもしれません。たぶん30fpsでも行けるでしょう。形式は(私は使っていませんが)Windows Media Video形式が支援機能との親和性が高いという話です。
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