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2010年5月 5日
Les Paul Traditional 到着
昨日の続きです。無事Gibson Les Paul Traditionalが届きました。
気になるIced Teaの色味ですが、購入した楽器店(イケベ楽器池袋店)のサイトに掲載されていた写真はかなり正確だったようです。ごく普通の茶色でほぼ理想の色でした。
ただ、このギターは光源によって木目の見え方や色合いに大きな変化が出ますね。薄暗い部屋では全体が例のカフェオレ色っぽく見えることもあるし、ボディ中央部に強い光が当たると、俗に言うレモンドロップ風に輝いて見えたりもします。個体差があるのではなく、もしかするとそういう塗装なのかもしれませんね。
ちなみに、ピックガードは最初から取り付けられていました。私はレスポールのピックガードは"付ける派"です。あったほうが格好良いと思っています。
軽く演奏もしてみました。こういった伝統的なギターに現代のギターのような演奏しやすさを云々するのはナンセンスというものですが、それでも1つだけ驚いたことがあります。極端な重量バランスの悪さです。
レスポールは重いけど座って弾けば問題ないだろうと思っていたのですが、そうではありませんでした。レスポールのボディはブリッジより下側(演奏時の右側)が広いので、その部分の重量がそれなりにあります。したがって、ボディのくびれ部分を右太股の上に乗せただけでは右側にかなりバランスが偏り、ネックから手を離すこともできません。左手で重さを支えながら演奏するのは困難なので、座って弾くときもストラップを使う必要がありそうです。
そういや、普通のストラップは持ってなかったんだ。一緒にロックピンを買うんだった・・・。
それ以外はほぼ想定内でした。もちろん、現代的なギターに比べると私の好みと違う部分も少なくありません。例えばネックが太いとかハイポジションが弾きにくいとか、ボリュームポッドが遠いとか2つあるとか、色々あります。しかし、そんなことはレスポールであるという事実の前には何の障害にもなりません。逆に、変えられては困ります。レスポール様が正義です(^^;)
逆に良いなと思ったことは書いておきましょう。まずミディアム・スケールですね。ミディアム・スケールのギターを買うのは高校生のとき最初に買ったヤマハのギター以来ですが、やはりローポジションは弾きやすいです。昔ちょっと試奏したことがある、フェンダージャパンのミディアム・スケールのストラトも凄く弾きやすかったし、私には合っているのかもしれません。
ボリュームとトーンのポッドの重さ(トルク)が違うのにも感心しました。トーンは不用意に動かないよう重めになっているんですね。これは全てのギターがそうあるべきだと思いました。
ピックアップセレクターは少し固めでしたが、このタイプのスイッチはアイバニーズのギターで経験していて慣れています。これがいちばん使い易いですね。位置は逆側にあって最初どうかなと思っていたのですが、意外と素早く切り替えられました。
また、このギターは私がこれまで所有した中では(アコースティックは除く)初めてトレモロアームのないギターです。私はトレモロアームが好きで多用するので、演奏しているとつい右手の小指がアームを探して彷徨ってしまいます(笑) まあ、だからと言ってレスポールにトレモロアームなんて言語道断。レスポール様が(以下略)
一方、トレモロユニットがないのでチューニングはとても楽です。フローティングのトレモロに比べたら1/10の時間で済みますね。ブリッジの形状も良いのでブリッジ・ミュートもしやすいです。
以上、有名なギターだし、あえて私が長々と語る必要もないかと思うので、このくらいにしておきます。関連リンク
・Les Paul Traditional その後 (2010年06月18日)
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