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2012年2月 9日
Fender Vibro Champ® XD その後
昨日の続きです。まだほとんど弾けていませんが、とりあえずファーストインプレッションです。
仕様としては、2ボリューム、2トーンのフルチューブアンプに、アンプシミュレータと空間系のデジタルエフェクターを加えたような感じです。出力は僅か5Wですが、思ったより大きな音が出ますね。自宅で、家族の迷惑にならない音量で弾くとなると、ボリュームつまみ1/4くらいが限界です。音も予想以上に良いし、練習用アンプとしてだけでなく、レコーディング用としても使えそうです。
アンプシミュレータは16 VOICEあり、サウンドの傾向だけでなく、歪み具合も大きく変わります。私は14番(Metalの2番目)が気に入りました。マーシャルっぽい、本当に良いディストーションサウンドで、気持よくプレイできます。他のVOICEもそれぞれに良さがあり、甲乙付けがたいです。
逆に、このアンプシミュレータが充実しすぎていて、全体的なサウンドに真空管がどれだけ生かされているのか疑問に感じるくらいです。特に、VOICEによってはかなり歪むのですが、小音量でも、あまりにも音が良すぎて、すべてはシミュレータが作っているんじゃないかと疑ってしまいます(^^;) これが本当に真空管だけの歪みなのだとしたら、やはりチューブアンプは素晴らしいんですね。それほど気持ちの良い歪みです。
空間系のデジタルエフェクターは基本的なものだけで、パラメータもあまりいじれませんが、やはり搭載されているのは嬉しいです。特に小音量でプレイするときは何かしら欲しいんですよね。本格的にやるなら外部にエフェクターを繋いだり、いろいろ工夫すれば良いわけですが、アンプにシールドを挿すだけで自宅で気軽に気持ちの良いサウンドを得るというのが、今回の(2年前からの)私のコンセプトであり、このアンプを選んだ理由です。そういう意味では、十分に期待に応えてくれそうです。
これで古いアンプはもう用済みですかね。そもそも30Wなんて最初から持て余してたし、もう使うこともないでしょう。ただ、このアンプは一部で根強い人気があるようなので(中古市場でもたまに見かける)捨てるのはもったいないんですよね。オークションとかは面倒で嫌だけど、売れるなら売ろうかな・・・。
関連リンク
・Fender Vibro Champ® XD その後2 (2012年03月05日)
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