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2015年9月16日
KORG monotribe その後4
2012/8/16の日記のその後です。買っても、おもちゃとしてしか使わないだろうという事前の予想どおり、全く使っていない我が家のmonotribeですが、久々にネットで情報収集していたら、ソフトウェアのバージョン2.1が出ていました。2年半くらい前に出ていたようですが、いちおうアップデートしてみました。
なんでも、このバージョンではSYNC IN端子をCV/GATE入力として使うことが可能になったそうです。これは何気に凄いですね。CV/GATEというのはMIDI登場以前の時代に主流だったシンセをコントロールするための仕組みです。さすがにあまり詳しい知識はありませんが、MIDIをCV/GATEに変換する機器もあるので、そういうのを使えばmonotribeが音源モジュールとして使えることになるのだと思います。そうなれば、おもちゃ脱却ですね!(笑) でも実際には、これを実現するには1万円以上の出費を覚悟しないといけません。monotribe本体の値段がそれくらいだし、更なる無駄遣いという気もします(^^;)
また、monotribeは改造によってMIDI IN端子を実装することが可能だそうです。ネットに回路図が公開されていて、更にパーツ一式がキットとして販売されていたりもします。こちらはお金より手間がかかりますが、ちゃんと動くなら、CV/GATEよりずっと実用的ですね。
でもどちらにせよ、モノフォニックでベロシティセンスもない音源なので、どれだけ使えるかは未知数です。monotribeを音源として本格的に活用するなら、サンプリングして使うのがベターかもしれませんね。せっかくのアナログシンセをデジタル化してしまうのは惜しい気もしますが、自分で作った音が作品で使えるとなれば、それはそれで楽しそうです。
私はサンプラーを所有したことはありませんが、昔から憧れはありました。かつて一世を風靡したAKAIのSシリーズとか、何度も中古で買おうかと悩みました(^^;) まあ、今やるならPCのソフトサンプラーですかね。フリーのものもあるようなので、良い機会だし何か試してみたいと思います。
ちなみに、monotribeは既に販売が終了されているようですね。ちょっと残念ですが、コンセプト的には後発のvolcaが近いし、まあ仕方ないですね。
関連リンク
・UVI Workstation (2015年09月21日)
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