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2017年11月 8日
Apple IIc
eBay(セカイモン経由)で、1984年発売の8bit機、Apple IIcを入手しました。(//cと書くのがマニアなのかな?(^^;) )
Apple IIシリーズは、8月にレトロPC収集を解禁してからずっと"欲しいものリスト"のトップだったのですが、国内ではなかなかリーズナブルな価格で手に入らず、ついにeBayに手を出してしまいました。
しかし、さすがにアメリカはアップルのお膝元ですね。凄い物量です。相場も日本の半額くらいでしょうか。送料が何倍もかかりますが、それでも安いです。
Apple IIというと初代からIIeまでのデザインが基本なんでしょうけど、私の美的感覚からすると、ちょっと大きすぎます。そんなわけで私は発売当時から、このIIcが好きでした。雑誌の記事か広告で見てから、ずっと憧れていました。後に有名になるフロッグデザインの手によるコンパクトな白いボディと専用の9インチモニタの組み合わせが非常に未来的でした。このサイズに5インチのフロッピーディスクドライブを搭載しているというのも驚きですね。今回のこの個体はちょっと黄ばんでいますが、この程度なら問題なく漂白できるはずなので、そのうちやりたいと思います。
モニタはいつものやつですが(何か貼ってあるのはスルーの方向で(^^;) )Apple IIはコンポジット出力(いわゆるビデオ出力)なので、Amazonで見つけた2千円くらいのアップスキャンコンバータをかまして接続しています。Apple IIのコンポジット出力は、最近の液晶テレビでは映らないこともあるそうなので、ちょっとギャンブルでしたが、コンポジットとは思えないほど綺麗に表示されています。80桁も意外と読めますね。
電源(写真手前)は外付けなのですが、ACアダプターと呼ぶには巨大すぎるサイズで、ケーブルも太くて硬くて取り回しがしにくいです。また、ちゃんと動作はしているのですが、なんだかたまにノイズ音がします。ビーンという感じの音で、これはコイル鳴きってやつでしょうか? もともとアメリカの115V 60Hz専用の電源なので、そのせいですかね。
しかし、こんなこともあろうかと、別の出品者から新品の代替電源(写真奥の黒いやつ)も落札しておきました。小さくて軽いし、日本の(関東の)100V 50Hzにも対応しているので(コンセント側の付属ケーブルも日本仕様の2ピンだった)普段はこちらを使おうと思います。純正は予備ということで(笑)
なお、写真のいちばん奥のにある白いテーブルタップも今回新調したものです。モニタとアップスキャンコンバータがどちらもUSB電源なので、USB端子が付いているタイプを買いました。これは便利ですね。
フロッピーディスクは、本体が届くまでのあいだ(2週間くらいかかった)日本で購入しておきました。Apple IIのドライブは1D(片面倍密度)ですが、さすがにそんなメディアはもう手に入らないので、2DD(両面倍密度倍トラック)で代用します。2HD(両面高密度)は使えないらしいので2DDが必要なのですが、こちらもなかなか手に入りません。とりあえずネットで見つけた3M製とノーブランド品を10枚ずつ買いました。古いものは新品でもカビてることがあるそうですが、肉眼で見た限りどちらも問題なさそうです。念のため、ドライブ用のクリーナーも買っておきました。
動作確認がてら、これまた別の出品者から落札したProDOSのディスクをバックアップしてみましたが、ちゃんと動いているようです。ちなみにこのIIcのフロッピーディスクドライブ、電源投入時などにガーガーと凄い音がして心臓に悪いのですが、こういうものなんですかね?(^^;)
関連リンク
・Apple IIc その2 (2017年11月09日)
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