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2018年3月24日

BMOW Floppy Emu

カテゴリー: レトロPC

Big Mess o' WiresのFloppy Emuという製品を買いました。microSDカードをフロッピーディスクとしてエミュレートする機器で、Apple IIや古いMacintosh(外付けFDDインターフェイスのあるモデル)で使えます。

Floppy Emuちゃんとしたメーカーというより、同人ハードっぽい感じですかね。以前から目をつけていたのですが、ちょっと高いのでずっと迷っていました。今回1つ試したいことがあって(その件については、また後日)買ってみました。

購入したのは単品ではなく、Deluxe Bundleという、ケースやメモリカードなどがセットになったもので、送料込みで17,000円くらいでした。発送はアメリカからの郵便で、注文から1週間くらいで届きました。早いですね。

まず付属のカードとApple IIcで試してみましたが、ちゃんと外付けドライブと同じように使えています。メモリカードに、Apple IIエミュレーター等でお馴染みのディスクイメージファイルを入れておくと(複数枚可)それが1つ1つディスクとして扱える感じです。本体にはボタンと小さな液晶画面があるので、そこで切り替え(挿し替え)ます。使い方も簡単です。

Floppy Emu Deluxe Bundle純正のドライブを買ったときに書いた方法で、この機器からのブートも可能です。ただ、DOS 3.3フォーマットのディスクからのブート方法は、まだよく分からないんですよね。ゲームなどはDOS 3.3ベースのものが多いので、機会があれば実際に試してみたいと思います。

なお外付けだけでなく、内蔵ドライブを外してそこに繋げば、1台目のドライブとしても使えるようです。将来FDDが故障したときにも安心ですね。ただ、内蔵ドライブを抜かずに、外付けのままこの機器だけで運用したい場合は、少し使いにくいですね。まあ、これはIIc側の仕様の問題なので、仕方ないんですけどね。

ちなみにケースは組み立て式で、アクリル板6枚を組み合わせて箱を作るのですが、思ったより大変でした。本体だけでなくボタン類にまで傷防止の紙が貼ってあるので、まずそれを剥がすのに一苦労です(^^;) でもこの構造なら金型を作る必要はないし、こういった需要の少ない製品に向いているかもしれませんね。良いアイデアだと思います。

Floppy Emu ケースの部品液晶にも傷防止のビニールが貼ってあったのですが、剥がしたら傷というか、何かが付着したような汚い状態になっていて、アルコールで拭いても落ちませんでした。写真では分からない程度ですが、たぶんパーツを調達した時点でこうなっていたのかもしれませんね。液晶自体も安っぽくて文字が見やすいとは言えません。実用上は問題ないのでOKですが、外国製品だなという感じですね。

付属のカードには様々なバージョンのOSやアプリケーションのディスクイメージが入っていましたが、これってライセンス上どうなってるんですかね? まあ、あまり欲しいものもなかったし、深く考えないことにしました(^^;)


関連リンク
BMOW Floppy Emu その2 (2018年03月26日)



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