2020年2月23日
PENTAX MX
1976年発売の一眼レフ、ペンタックス MXを入手しました。Rollei 35で機械式カメラの魅力を知ってしまい、古い一眼レフボディも何か1つ欲しいなと思っていたのですが、たまたま見つけたこの綺麗な整備済品が1万円ちょっとのお手頃価格だったので、半ば衝動的に購入してしまいました。
同社の一眼レフは70年代から今に至るまでレンズマウントに大きな変更がないため、絞りリングのあるフルサイズ用レンズであれば、この古いカメラでも何の問題もなく使用することができます。これってやはり素晴らしいことですよね。私は90年代からのペンタックス使いなので、該当するレンズは何本も持っています。
というわけで入手するのはボディだけで良かったのですが、今回の出物は当時のPENTAX-M 50mm F1.4がセットになっていました。まあデザイン的には、このMレンズがいちばん合いますかね。安ければ28mmあたりも欲しいです。
しかし、このカメラで本当に使用したいレンズは別にあります。我が家に長らく死蔵されているPlanar T* 1.4/50 ZKです。大騒ぎで購入したわりに、ほとんど使っていませんが、あれからもう12年もたつのですね・・・。この機会にぜひ活用したいものです。
実際にはペンタックスの銀塩カメラならMZ-3を持っているのですが、このレンズをオートフォーカスで自動巻き上げのプラスチックボディのカメラで使う気にはなれませんでした。フルマニュアルで金属ボディのこのMXならバッチリです(^^;)
ちなみにこのカメラ、ペンタ部のPENTAXロゴの上にある小窓から、レンズの絞りリングに書いてある絞り値がファインダーから覗けるようになっているのですが、これを考えて実現した人って凄いですよね。ペンタックスのオリジナルかどうかは知りませんが、何気に複雑な機構だそうで、少なくとも21世紀にこんなことやろうとする奴はいないと思います(笑) 非純正のレンズだとどうなるのか心配していたのですが、このプラナーでもちゃんと覗けました。
まだほとんどいじっていませんが、とありあえず早めにフィルム1本だけでも撮影してみたいです。
関連リンク
・写真日記310 (2020年03月05日)
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