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2014年5月19日
FlashAir その2
15日の日記の続きです。ひととおり試してみたので、ファーストインプレッションです。
このFlashAirの発売より前からEye-Fiなど、無線LANを搭載したSDメモリカードというのは存在していましたが、アクセスポイントにもなるのはFlashAirが最初だったように記憶しています。個人的には、これで興味を持ちました。
実際にやってみると、使うたびにクライアント側で無線LANの接続先を切り替えなければならないのが少々不便です。ただ、無線LANをFlashAirに接続したまま、更にFlashAirから別のアクセスポイントに接続してインターネットアクセスをするような設定も可能だそうです。まあ普段、そこまではやらないと思いますけどね(^^;)
PCからFlashAirに接続したあとは、Webブラウザ経由で写真の閲覧やダウンロードをすることになります。Webベースなので使い勝手は良くありません。何より、同時に複数のファイルをダウンロードすることができません。1つ1つアイコンを右クリックしてメニューから保存しなければならないので(ブラウザによる?)枚数が多いとやってられません。ただ、RAWの場合は(JPEGと違ってブラウザでは表示できないので)アイコンのクリックで保存できます。多少、楽ですね。
Webベースなので、自分で何らかのダウンローダーを作ることもできるはずです。ブラウザのアドオン等でも可能かもしれません。フリーソフト等で既にあるかもしれませんが、なければまとめてダウンロードするソフトを作ってみたいですね。というか、東芝に作って欲しいですが(^^;)
使い勝手の面では、もう1つ問題があります。カメラのオートパワーオフに影響を受けてしまうことです。元からカメラが無線LANに対応しているわけではないので仕方ないのですが、ダウンロード中だろうとなんだろうと問答無用で切断されてしまいます。カメラ側でオートパワーオフまでの時間を長めに設定しておかないと、実用にはなりません。
AndroidやiPhone/iPadには専用アプリが用意されています。とりあえずiPadで試してみました。基本的な使い方は同じですが、表示された写真は直接メールやTwitterで送信したり、カメラロールに保存したりできるようです。使うとすれば、旅行中などPCがないときですかね。まあ、あまりその機会はないと思いますが、一応インストールしておきましょう。
なお、このFlashAirの無線LANは802.11nまで対応しています。我が家の無線LANのアクセスポイントは遅い11gなので、それより高速になります。MacBook AirやiPhone/iPadなど、既に所有している無線LANクライアント機器の多くは11nまで対応しているので、ちょっと嬉しいですね。というか、そろそろ我が家のアクセスポイントも新調する時期かもしれません(^^;)
関連リンク
・FlashAir その3 (2014年12月23日)
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