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2009年7月 2日
STANDARD ROLAND READY STRATOCASTER インプレ4
5/30の日記の続き、ほぼ１ヶ月ぶりのインプレ4です。あれからリハビリがてら（何年もギターを弾いていなかったので(^^;) ）なるべく毎日練習するようにしていたのですが、だいぶ全盛期に近くなってきました。このギターについて新たに分かったこともあるので、前回までのフォロー記事を書いておきたいと思います。
まずインプレ2で書いた、ボリュームノブの位置と動きが硬い件ですが、これはすぐに慣れました。小指の先でキュっと巻くように絞り切ることができるようになりました。以前のギターと比べてみましたが、回す距離自体は同じくらいですね。ストラトはノブが細めなので、長く感じたのかもしれません。
一方、センターピックアップが邪魔な件は、どうしても慣れません(^^;) ブリッジミュートしながら弾くと、ぶつかることが多いですね。ただ、高さを下げてしまうのはやめました。このストラトのセンターピックアップのコイルはどうやら逆巻きになっていて、リアまたはフロントとの組み合わせ（いわゆるハーフトーン）でハムバッキング効果があるようです。今、練習の時はたいていヘッドフォンなので、ノイズが減るのがよく分かります。これを考えると、センターを殺してしまうのはもったいないという結論に達しました。演奏のほうを矯正するしかないですね。
インプレ3の最後の部分で書いた、切り替えスイッチの件も原因が分かりました。どうやらこのスイッチ、MIDIのコントロールチェンジ7（ボリューム）を送ることでオン／オフを実現しているようです。つまりスイッチをギター側にすると、ボリューム0を送出し、ミックスおよびシンセ側にすると値（ボリュームノブの位置による？）を戻すだけで、受け側がコントロールチェンジに対応していない限り、何も起こらないというわけです。この仕様はちょっとなんだかなぁという感じですね。ボリュームは別にあるんだし、信号の出力自体をカットして欲しかったです。何かこうする意味があるんですかね？
後で試したいと書いたGI-20のMIDIアウトの件はまだやっていません。でっかいシンセを出して来て、アンプ等に繋ぐというのはなかなか面倒なんですよね(^^;)
ちなみに、今準備している初音ミク用作品の5曲目では、このストラトを使って打ち込んだギターのバッキングが入る予定です。音源はソフトシンセですが、予想以上にギターっぽく再現できました。ギターという楽器はコードを押さえたとき微妙に音程が狂うわけですが、それがギターっぽさでもあるようです。音程の狂い（ピッチベンド）を削除してしまうと無味乾燥な響きになってしまって、逆にギターっぽさがなくなります。これはなかなか新鮮な驚きでした。
ソロプレイもぜひやってみたいのですが、リハビリ途中だったので今回は見送りました（笑）
コメント
私もGK-2Aをストラトタイプに内臓し、興味のある内容だったので、読ませてもらいました。
私がやったのは、X-BridgeというLine6のVariaxに使われているブリッジ相当のものを、GK-2AのマグネティックPUの代わりに、GK-2Aの回路を改造して、ストラトに内臓したものです。X-Bridgeは6個のサドルに付いた、6個のピエゾPUを、まとめて出力してしまうので、6個のサドルの信号を、それぞれGK-2Aの回路に送る様に、ブリッジを改造しています。また、ピエゾPUはマグネティックPUより出力が弱いので、GK-2A回路内のプリアンプの増幅量を上げる改造を、その回路に施しています。
＞センターピックアップ・・・高さを下げてしまうのはやめました。
ハムキャンセルに、PUの高さは関係ありません。センターPUを下げたい場合は下げると良いと思います。ハムキャンセルは、ギターの周りに流れている磁界を、PUが拾う事の対策なので、弦との距離は関係無いのです。流れている磁界は、PUの位置で若干変わるのですが、それは弦との距離ではなく、ハムキャンセルする対になるPUコイルとの距離に対してです。近い方が、ほぼ同じ磁界の影響を受けるので、よりキャンセルされ易くなります。
参考まで。
投稿者 ひで : 2011年5月 2日 18:34
＞ ハムキャンセルに、PUの高さは関係ありません。
なるほど、それは良いことを教えていただきました。つまり、下げることによってハーフトーン時の音色はリア（またはフロント）単独に近くなり、ハムキャンセル効果だけ維持できるということなんですかね？ だとしたら願ったり叶ったりです。あとでやってみたいと思います。
投稿者 浅利 : 2011年5月 2日 18:52
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