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2018年3月27日

Apple Macintosh Plus

カテゴリー: レトロPC

eBay(セカイモン経由)で、1986年発売の16bit機、AppleのMacintosh Plusを入手しました。

Macintosh Plus1984年に発売された初代Macintosh、2代目のMacintosh 512Kに続く、3代目のモデルです。2代目がほぼメモリが増えただけなのに対して、2DDのフロッピーディスクドライブ、SCSIインターフェイス、30pin SIMMによるメモリ増設などをサポートした第2世代のモデルです。私が初めて見たMacintoshであり、最初に憧れたモデルでもあります。

Macintoshというと、やはりこの最初の一体型のコンパクトなボディが基本ですよね。様々な製品が出ましたが、デザイン的にはこれと、後のSE/30が双璧だと思います。もはや9インチなんて小さな画面のデスクトップPCが登場することはないと思いますが、こうやって見ると今でも魅力を感じます。なお、左上の写真だと色温度の関係で画面が青っぽく見えますが、白黒(2値)モニタです。右下の写真は、画面に色温度を合わせた状態です。

Macintosh Plus 画面小さいとはいえブラウン管モニタです。いつもの小さなデスクに置くとギリギリでした。思えば、我が家からブラウン管を駆逐して早10余年、2度と敷居はまたがせないと誓っていたのですが、まさかこんな形で再び迎え入れることになるとは思いませんでした。あまりにも綺麗な個体が、キーボードとマウス付きで出品されていたので、思わず落札(即決)してしまいました(^^;) ちなみにヤフオクもeBayもそうですが、デスクトップPCは本体だけで出品されていることが多いんですよね。PlusまではADBインターフェイスじゃないので、私はキーボードもマウスも持っていないのです。やはり最低限のものはセットされていないと買いにくいですよね。

なお、この個体はオリジナルのメモリ1MBモデルです。背面にも「Macintosh Plus 1MB」と書いてあります。販売末期には(Plusはかなりの長寿モデル)メモリを増設して売られていたようで、それらのボディでは1MBの文字はなくなっているそうです。ちなみにPlusはボディカラーも2種類あって、オリジナルはベージュでしたが、そのあとすぐプラチナグレイに変わっています。eBayで出品者が掲載していた写真では、この個体がどちらの色なのか判断できませんでしたが、実際に現物を手にした今も、実はよく分かりません(笑) 明るい場所だと白く見えるし、薄暗い蛍光灯下だとベージュに見えなくもないんですよね。プラチナグレイが少し黄ばんでいる状態でしょうか。比較対象がないので分かりません。

Plusはハードディスクを内蔵できないこともあり、これの他に40MBの外付けSCSIハードディスク(非純正)もついていたのですが、それは使いません。動作確認はしましたが、やはりファンも入っていてうるさいです。そのかわりに、先日のFloppy EmuをHD20ハードディスクモードで使うつもりです。実は(先に届いてしまったけど)このために買いました。Plusはファンレスなので、これで完全に無音で運用できます。

とりあえず128MBのディスクイメージを用意して、英語版のSystem 6.0.8を入れましたが、どのバージョンで使っていくかは、いろいろ試してから決めたいと思います。

メモリは、1MBの30pin SIMMが4枚あれば4MBまで増設することが可能で、たぶんうちにもどこかにあるんじゃないかと思っているのですが、メモリを増設するにはマザーボード上の抵抗器をカットしたりする必要もあるそうなので、迷っています。どうせ実用には程遠いのだし、安易に傷物にせず1MBのまま、どこまでやれるか追求したほうが面白いのかなと思っています。


関連リンク
Apple Macintosh Plus その2 (2018年03月30日)



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