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2018年5月13日

AKAI S3000XL その後

カテゴリー: DTM/楽器

1日の日記のその後です。今回入手したS3000XL、サンプラーとしての動作は全く問題ないのですが、やはり液晶が非情に見にくく、使いづらくて仕方ありません。スイッチでバックライトのオン/オフ切り替えができるのですが、消してもほとんど差がないような状態まで劣化していました。


ワンダーキット/WonderKit 切れるEL(白色)+インバータセット2 型番:INV-60SW
調べてみると、この時代のAKAIのサンプラーのバックライトはELシートで、比較的簡単に交換できることが分かりました。電子工作用に"切れるELシート"といった感じの製品がいくつか市販されており、そういったものを、この液晶に合わせてカットして取り付ければOKだそうです。実際にネット上にはS3000XLの交換事例もたくさんあったので、やってみました。

ELシートは共立プロダクツの「切れるEL(白色)+インバータセット2」という製品にしました。送料のかからないヨドバシ.comで(取り寄せでしたが)買いました。2千円くらいでした。まれにインバーターまで壊れているケースもあるそうなので、念のためそれも付属しているこの製品にしましたが、今回はELシートのみの交換で済みました。また、ネット上の事例どおり絶縁のために安いラミネートフィルムも買いました。(ラミネーターは持ってないので挟んだだけ)

AKAI S3000XL バックライト交換分解は、最近の小型化されたPC等と比べれば、いたって簡単です。元のELシートは電極まで一体になっていたので、基板側から半田を吸い取って外し、今回の製品に付属していたリード線を短く切って付けました。目論見どおり、ちゃんと明るく点灯するようになりました。新品の状態と比較はできませんが、これで普通に使えます。凄く嬉しいです!(^^;) ただ、ELシートの寿命はかなり短く、またすぐに暗くなるという話なので、普段はスイッチを切っておいて、本体側で操作するときだけ点灯させるような使い方をしていこうと思います。

なお今回の作業で意外と苦労したのは、液晶と前面カバーのあいだに埃が入らないよう取り付けることですね(^^;) ブロワーで埃を飛ばしながら10分くらいかけて慎重にやったのですが、小さな塵が僅かに残ってしまいました。中古品にしては綺麗でしたが、やはりブロワーじゃ埃が舞ってしまってダメですね。次の機会があれば、もっと良い方法を考えたいと思います。

また、天気が良ければ、ついでに黄ばんでいるボタンの漂白もやりたかったのですが、残念ながら今日は雨だったので断念しました。それも次の機会に。


関連リンク
AKAI S3000XL その後2 (2018年05月20日)



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