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2020年4月23日
FUJIFILM X100V
突然ですが、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ、X100Vを買いました。2ヶ月くらい前に発売された新モデル(シリーズ5代目)です。色は黒もありますが、迷わずシルバーです。
このX100シリーズは初代の頃から気になっていたのですが、高いカメラなので買うことはないだろうと諦めていました。しかし今回、国から全国民に10万円の給付金が出るということで(まだ出ていませんが)チャンスが到来しました。そのうち買うものに使っても経済効果が薄いので、こういう無駄遣いが理想的ですよね!?(笑) MADE IN JAPANなのも最高です。実際には自費で6万円ほどプラスしているわけですが、来月誕生日で、しかも区切りの歳なので、まあいいかなと(^^;) ちなみに10年前はギターを買いました。
X100シリーズで最も気に入っているのは、もちろん、このクラシカルなデザインです(笑) 最新モデルではボディの素材がアルミニウムに変更になり、写真で見ただけでも(購入するまで実物は見たことがなかった)とてつもなく美しいです。実際に届いたものを見てみると想像していたよりマットで落ち着いた雰囲気があり、期待以上でした。ただ、手に持つと軽いし、エッジがシャープなので、プラスチックを塗装したものだと言われたら騙されそうでもありますね(^^;) 昔の金属ボディのカメラ(真鍮製が多い?)のような圧倒的な重厚感はありません。貼り革も(本革ではないにせよ)少し安っぽい印象です。そこは機会があれば貼り替えましょう。
右の写真に写っているストラップは以前購入したAcru ハンドストラップ×フルレザーです。ネックストラップは付属していたのですが、ハンドストラップが好みなので、しばらくこれを使おうと思います。カメラに最初から取り付けられていた黒いストラップリングカバーと、左側のリングは外してしまいました。
また、最新モデルでは初めてチルト液晶が採用されました。私はチルト液晶不要派ですが、見た目には影響がないデザインだったので良しとしました。でもこういうクラシカルなカメラに、こんなギミックは必要ですかね。あっても邪魔にならないと言えばそのとおりですが、固定液晶だったらもう少し薄く、軽く、安く、頑丈にできたのは確実なので、やはりコンセプトに合わないように思います。それより、いまどき手ブレ補正機能がないことのほうが問題ですね。
撮像素子はAPS-Cサイズ。レンズは35mmフィルム換算35mm相当。単焦点1本だけなら標準レンズ的にも広角レンズ的にも使えるこの35mmが好みです。レンズ交換はできませんが、28mmと50mmのコンバージョンレンズが存在し、クオリティ的にも定評があるようです。1本2万円くらいなので、28mmのほうはそのうち購入するかもしれません。まあ、しばらく使ってみてからですね。
ただ、このX100シリーズ、レンズまわりのアクセサリーの仕様だけは最悪ですね。フード(1万円くらい)かアダプターリング(4千円弱)を買わないとフィルター(純正だと5千円くらい)が付けられないのに、フィルターを付けると本体付属の美しいレンズキャップが使えなくなってしまいます。しかも最新のこのX100Vでは防塵防滴仕様となったのに、フィルターを付けないとレンズ側は完全な防塵防滴にはならないということで、非常に悩ましいです。他は素晴らしいけど、ここだけは設計者を説教したくなりますね(笑)
お金がかかりすぎるし、せっかくのパンケーキレンズが長くなるのも嫌なので、いっそフィルターなしで使おうかとも考えたのですが、このX100シリーズに直付けできるサードパーティ製のフィルターがあることを知って、試しに買ってみました。決して安くはありませんが、X100Vだとそのまま純正のレンズキャップを付けられるそうで(旧機種はダメ)それが決め手でした。全く無駄になるものがないのが良いですね。なお、実はまだ届いていないので、このフィルターについてはまた後日、改めて・・・。何はともあれ、久々に新しいカメラを買って興奮しています。まあ、今年はフィルムの中古カメラを2台も買っていますが、デジタルカメラはK-5 IIs以来5年ぶり。富士フイルムのカメラを買うのはFinePix F710以来、16年ぶり(3台目)です。思えばたくさん買ってきたけど、これまででいちばん高いカメラなので、大切に使っていきたいと思います。
関連リンク
・FUJIFILM X100V その2 (2020年04月24日)
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