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2020年5月26日

FUJIFILM X-T10 その2

カテゴリー: カメラ

22日の日記のその後です。一昨日の日曜日に初めて撮影してきましたが、小さくて軽くて、なかなか良い感じです。操作性も特に問題はなさそうです。

マウントアダプターを使った撮影も快適です。一眼レフの光学ファインダーだと絞り込み測光では暗くてピント合わせが困難でしたが、ミラーレスのEVF(電子ビューファインダー)なら、明るささえちゃんと調整できれば(ある程度は自動で調整される)問題ありませんね。ピントもよく見えるし、必要なら拡大表示することも可能です。実用レベルですね。

20200526-0002-2.jpgというわけで、Kマウント、M42マウントに加えてキヤノンのFDマウント用のアダプター(K&F Concept FD-FX)も買いました。

私の最初の一眼レフはFDマウントのCanon A1だったので、レンズも何本が所有しています。中でも、左の写真のNew FD 70-210mm F4を使ってみたかったんですよね。今で言う小三元ズームで、死蔵させとくには惜しいスペックです。MF時代の直進ズームでデザインは古臭いけど、富士フイルムのカメラには逆に似合いますね。

20200526-0001.jpgテスト撮影もしてみました。天気が悪いけど、うちの窓から見える鉄塔です(^^;) 望遠端210mm、絞りF8。35mmフィルム換算315mmは大迫力ですね。

まあ、ここまでの望遠域は手ブレ補正がないとキツいのですが、感度を上げたので、なんとかブレずに撮れました。描写も意外とシャープで悪くないかもしれません。私は望遠レンズはほとんど使わないのでXマウントのレンズを新品で買うことはないと思いますが、必要なときは、これで十分かもしれません。

20200526-0006.jpg広角端70mmにはマクロモードがあって、かなり寄れます。この写真が最大倍率です。APS-Cサイズの撮像素子だと1/2倍くらいでしょうか。絞りは開放F4。

描写も悪くないと思うけど、マクロレンズとして常用するには、レンズがちょっと大きくて重いのが難点ですかね。


なお今回テストしていて気づいたのですが、マウントアダプターはかなりオーバーインフ(無限遠より更に遠い位置)に設計されているのですね。レンズに個体差があるだろうから、それで良いのだと思いますが、ピント合わせには注意が必要です。先日のKマウントのDistagonでの撮影時には、そのあたりをあまり意識していませんでした。シャープさが足りないと感じたのはそのせいかもしれませんね。これは近いうちに再確認したいと思っています。

なお、マウントアダプターはレンズにつけっぱなしにしておきたいので、富士フイルムXマウントのレンズのリアキャップも2個ほど買い足しておきました。これでレンズ交換は純正レンズと同等の手間で済みます。このK&Fのアダプターは安いので、できればKマウント用をもう1つ2つ用意しておきたいところです(^^;)



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