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2022年3月12日

STEINBERGER Spirit GT-PRO DELUXE その後

カテゴリー: DTM/楽器

2月21日の日記のその後です。問題なさそうなので、いろいろいじりました。Twitterには連日あれやこれや書いていたので、長いけどあまり端折らずこちらにも残しておきたいと思います。最近Twitterはブログの下書きみたいになってますね(^^;)

20220310-0005.jpg前回、標準装備のピックアップは悪くないみたいなことを書きましたが、あくまで印象だったので交換する前に他のハムバッカーのギターと比べてみました。具体的にはアイバニーズ 540R(リアをディマジオのDP153 FREDに交換済)とギブソン レスポール(標準装備の'57 Classic Plus)ですが、同じアンプセッティングでそられを弾いたあとスタインバーガーに持ち替えると、やはり線が細いですね。ピックアップだけで音が決まるわけじゃないけど、パワーがないのは明らかです。普通に考えても、この価格帯のギターに良いピックアップが載っているわけはなく、交換するメリットは大きいと判断しました。

■リア・ピックアップ

まず最初に(たぶん3月4日)リアを替えました。圧倒的に使用頻度が高いし、私はギタリストとしてはかなりメタル寄りな人なので、ギンギンに歪まないと寂しいのです(笑) というわけで高出力との噂のセイモアダンカンのSH-4 JBにしました。定番なので、使ってみたかったというのもあります。ネットに動画がたくさんあるのでだいたいの音のイメージは把握していましたが、ほぼその印象どおりでした。少しザラザラしたサウンド(歪ませると特に)が鼻につかなくもないけど、ハーモニクスも豊かで、弾いててニンマリしてしまうくらいには満足です(^^;)

なお、セイモアダンカンのピックアップはポールピース間隔の違いにより2種類ありますが(SH-4に対してTB-4等)スタインバーガーにはどちらが合うのか分からなかったので測ったところ、レスポールと同じくらいだったので狭めのSHのほうにしました。

■フロント・ピックアップ

リアを替えたことによって他のピックアップとの音量差が大きくなってしまったので、その4日後にフロントも替えました。同じメーカーにこだわる必要もないので、ディマジオのDP193 AIR NORTONにしました。実はこのピックアップのとある試奏動画を見たら、そこに私がフロントピックアップに求める理想のディストーションサウンドを感じたので、即決しました。その動画は当然のようにギターもアンプも違ったのですが、意外と参考になりますね。サウンドキャラクターは十分に伝わると思います。

歪ませてハイポジションを弾いたときの糸を引くようなサウンドが私のストライクゾーンど真ん中です。ソロで使いたくなる音ですね。

■センター・ピックアップ

ここまで来たら全部替えないとと思って、更に2日後にセンターも交換しました。選択はいちばん迷いました。このギターにはストラトキャスタータイプのシングルコイルはつかないので、選択肢が限られます。ストラトのって5角形というか3角形というか、中央下にケーブル通す部分がありますよね。調べたら「つば」というらしいけど(帽子のつば?)あれがあるとこのギターのザグリには入りません。そこで、つばのないセイモアダンカンのSSL-6 Custom Flatにしました。

また、センターはできるだけ低くセッティングしたいので(弾くとき邪魔になる)なるべく高出力なものにしたかったけど、使用頻度が極めて低く最終的に私には不要という結論になるかもしれないので、安いことも条件でした(^^;)

色は白しかないようなので、日本の代理店のESPが出している黒のカバーに交換しました。セイモアダンカンのロゴありのカバーも存在するのですが、クドいのでなしのほうで(^^;)

なお、ポールピースの間隔は、このギターには少し広めでした。ストラトには合うんでしょうね。

音は正直まだよく分かりません。ずっと2ハムのギターばかり弾いてきたので、そもそもシングルコイルに思い入れがありません。HSHレイアウトのギターは初めてなので、いろいろ試してみたいと思います。

■ピックアップの取り付け

各ピックアップの取り付けについても書いておきたいと思います。フロントとリアはピックアップ付属のネジを使ってエスカッションに固定できましたが、この作業って意外と大変ですね。特にダンカンのはスプリングが長めで、それを縮めながらネジ止めするのに苦労しました。

センターはボディ直付けなので簡単でしたが、ピックアップはやはりストラト用なのか、ピックガードに取り付けることを想定したと思われるネジしか付属していなかったので、標準装備のピックアップを取り付けてあった木ネジをそのまま使いました。また、標準のピックアップはボディとの間に硬めのウレタンかスポンジみたいなものが挟まっていたので、真似してつけました。ホームセンターでいくつか買って、厚さ1cmのを採用したけど、もう少し厚めでも良かったかもしれません。あと、それほど低めにはセッティングしていませんが、なんとなくこのピックアップのほうが邪魔になりにくい気がしますね。ポールピースが露出しているせいでしょうか。

電気的な配線は慣れたものなので苦労しませんでした。内部は狭いのでピックアップのケーブルが長いと収納に気を使いますが、セレクターの端子の部分は比較的アクセスしやすいので、簡単な部類だと思います。

■ストラップピン

20220222-0002 2.jpgピックアップ以外では、ストラップピンをロックピンに替えました。これがいちばん最初のカスタムで、2月22日だと思います。このギターは3つ必要なので(リアの2つは立てたときの足になる)初めて、安い非純正品を買って付けました(^^;) シャーラー互換です。ネジとフェルトのワッシャーは元のを再利用しました。

なおネック側のストラップピンはボディ裏についているので(エレアコとかに多いタイプ)シャーラータイプだとストラップ側の金具が出っ張って邪魔かなと思ったけど、立って弾くぶんには大丈夫でした。ただ、座って弾いているとピンがお腹に当たるのが分かって違和感がなくもないですね(^^;)

■最後に・・・


20220222-0010.jpg最後に、このギターはネット情報では韓国製ということでしたが、私のはインドネシア製でした。変わったんですかね? まあ品質は大差ないだろうけど、なんと申しますか、親日国製で気分がいいです(笑)

シールは曲がってたので写真撮影後に剥がしてしまいました。あと、これまで気づかなかったけど、このネック先端部分の仕上げは少し雑ですね。


以上、実は弾いていて新たに気づいたことなどもいくつかあるのですが、長くなってしまったので、また機会があれば・・・。


関連リンク
STEINBERGER Spirit GT-PRO DELUXE その後2 (2022年03月24日)



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