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2022年8月15日
.strandberg* Boden Standard 6 Tremolo その後4
7月20日の日記のその後です。このギターにはもう1つ不満な点が残っていました。ボリュームです。位置が悪いのはどうしようもないとして、回転が少し重いのが難点です。重いというか、少し引っかかるような感じがあって、滑らかに回らないんですよね。パーツの個体の問題でしょうか・・・。
軽さを売りにしている交換用のポットも存在するのですが、どうもインチ仕様のものばかりで、このギターに合うミリ仕様のものが見つけられませんでした。元に戻せないような加工(ボディの穴を広げる等)はしたくないので、それらは使えません。
しかし情報収集していて、以下のサイトを見つけました。CTSのポットは内部のグリスの粘度が高く、別のグリスに交換することで軽く加工できるそうです。
http://tonegarage.blog52.fc2.com/blog-entry-45.html
ホームセンターで買った適当なグリス(リチウムグリス)に変えただけで、確かに軽くなりました。劇的というほどではありませんが、引っかかりもなく滑らかに回転するようになりました。軽くても感触がスカスカじゃ安っぽいので、このくらいが良い塩梅なのかもしれません。
ちなみに元々ついてたポットはAカーブだと思いますが、これはBカーブです。私はボリュームは最大か最小かのどちらかしか使いません。中間は、たまに歪みの調整に使うくらいですが、そのときはBカーブのほうが向いてるように思います。まあ、ここはあまり大きなこだわりはありませんけどね(^^;)
交換作業には、先日購入した新しい半田ごてを使いましたが、快適に取り外しできました。これをやりたくて買いました。やはりパワーがあるとやりやすいけど、ポット自体がすぐに熱くなってしまうので手早く作業する必要がありそうです。
気を良くしてトーンポットも交換しました。こちらはプッシュプルスイッチ式のやつに替えて、引っ張るとリアピックアップがコイルタップする仕様にしました。
リアに取り付けてあるTONE ZONEはメーカーのディマジオによるとコイルタップしたときの音も優れているそうなのですが、これまではセンターとのハーフトーン時にオートタップするだけだったので、単独の音の良し悪しはよく分かりませんでした。で、独立して操作する仕様にしたというわけです。これでいろいろ試してみたいです。
また、純正のポットはソリッドシャフトだったのですが、スプリットシャフトにしたかったという理由もあります。これで取り付けられるノブの選択肢が広がります。試しに余っていたレスポールのノブを付けてみました。金色は合わないだろうと思ってたけど、意外とイケますかね?(笑)
なお、元々ついていたトーンポットは250kΩ(おそらくAカーブ)でした。ハムバッカーには500kΩが使われることが多いけど、元々のサーキットではセレクターについていたコンデンサと併用するような形になっていたので、あえてこうなんですかね。私はトーンは使わないので今まで気にしていませんでしたが、せっかくなので500kΩのAカーブに交換しました。そもそも使わないんだしスタインバーガーのときときのようにトーンはなくしてトグルスイッチに替えてしまうという手もあるのですが、デザイン的に今のほうが好みなんですよね。
ちなみにこのSCUDのポット、スイッチ式だからか個体差なのか、回転が凄く軽いです。結果的に、先に加工したボリュームと同程度の感触になりました。しかし、スイッチを引っ張った状態だと更に軽くなります。トーンは迂闊に回らないよう、むしろ重いほうが良ったんですけどね・・・。将来、重めのスイッチ式ポットを見つることができたら(まあ積極的に探したりはしませんが)再度交換したいです。
更に調べてみると、ESPがMETAL KNOB NOISE KILLERというパーツを出しているので試してみたところ、あっさり解決しました。ギターいじりは奥が深いですね〜。
関連リンク
・.strandberg* Boden Standard 6 Tremolo その後5 (2023年05月19日)
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