« Quimat 2.4"TFT デジタル オシロスコープ その5 | メイン | Doepfer A-106-5 VCF »
2018年10月15日
2hp Seq その3
9/26の日記のその後です。ランダム再生の可能性を探るため、それを元にした多重録音を試してみました。やはり単音では寂しいですからね。より音楽っぽくなった・・・かどうかは微妙なところですが、前回の"音がスカスカ"という問題は解消できたと思います。
なお、今回はループ再生するように作っているので(全てのブラウザでうまく動作するかどうかは未確認)適当なところで再生を止めないと終わりません(^^;)
♪RandomEnsemble_loop.wav (96kHz/24bit/31.6MB)
(非圧縮ハイレゾデータです。回線状態によっては音切れする可能性があります。パケット代も要注意)
録音はMASCHINE(のソフトウェア)を使いました。MASCHINEのMIDIクロックを、先日購入したMidi 3でアナログのCV信号に変換し、そのクロックを元にSeqでランダム再生し、そのままMASCHINEで4小節ずつ何回かサンプリングしました。最後にそれらの素材を適当に組み合わせて、曲のように仕上げました。
音源は全てPlaitsで、他の機材は使用していません。ミックスダウン後に2チャンネル出力に対してリバーブをかけただけです。
ドラムパートはランダムではなく、単音をサンプリングして、MASCHINEのシーケンサーで鳴らしました。MASCHINE側で若干ベロシティをいじりましたが、単純な音符の連打で、創作性はありません。音はPlaitに元から備わっている(アナログシンセ風の)キック、ハイハット、スネアです。
ドラム以外は4パートあって、うち1つはベースです。他の3つはそれぞれ左、中央、右に振ってありますが、左右はよく聞こえないかもしれませんね。実際にはピコピコ鳴っています(^^;)
なお、この録音方法ではサンプリングに若干の遅れが出るようで、MASCHINE側のシーケンサで鳴らしたものとタイミングが合いませんでした。MASCHINEの設定でMIDI送信にオフセットをつけたりできるようですが、少し試した限り、うまくいきませんでした。調べるのが面倒なので録音されたサンプリングデータを加工してしまいましたが、先頭はカットできても、末尾の部分が少し(遅れた分だけ)欠けているので、音によっては(特に持続音だと)不自然になりそうです。解決法がなければ、少し長めに録音したりする必要がありますね。これは今後の課題としたいです。
・追記
ブラウザによっては(SafriやChrome)ループ時に一瞬、途切れますね。残念です。
コメント
よろしければコメントしてください。
※メールアドレス以外の項目はこのページ上に公開されます。個人情報などの入力にはご注意ください。