2020年1月13日
Rollei 35 その後
7日の日記のその後です。初めて撮影してみたので、ざっと感想を書いておきたいと思います。
その前に(笑)いくつかアクセサリーを購入したので、それについて記録を残しておきます。まず、ケースがないと外に持ち出せないので、新たに購入しました。よく使っているDSC-RX100とほぼ同サイズなので手持ちのケースを共用できるかと期待していたのですが、ローライのほうが少しだけ厚みがあり、だめでした。
私はウェストポーチが良いのですが、ちょうどいいサイズのものがなかったので、少し大きめのOUTDOOR PRODUCTSのカメラポーチ03にしました。主にデザインで選びましたが、安いのに作りも良いです。ストラップも付属していたので、これに付け替えました。
サイズは、縦方向は蓋の閉め方で多少の調整ができます。レンズを伸ばしたままでもギリギリ入ります。これは咄嗟の際にありがたいです。横はかなり余りますが、ここに予備のフィルムを入れるとちょうどいいことに気づきました。ただ、何らかの手段で固定しないと転がって邪魔になるので、あとで考えたいと思います。仕切りが付けられるといちばん良いんですけどね。お裁縫かな?(^^;)
また、レンズにフィルターを付けました。24mmという小さいサイズに選択肢はあまりなく、MARUMI UVフィルター 24mmです。プロテクターも存在するようですが、フィルムなので(なんとなく)UVにしました。
レンズは奥まった位置にあるので傷つけたりする可能性は低いのですが、やはり貴重なクラシックカメラなので(ギリギリその範疇ですよね)付けておいたほうが安心です。
ただ、このカメラはフィルターを付けるとレンズキャップが付けられなくなるという残念な仕様です。そこで、ちょうどいいサイズのカブセ式キャップを買いました。Amazonにある【八仙堂】 カブセ式 レンズキャップ 外径26〜27mm用 黒色です。ちゃんと24mmのフィルターにもカブセられると書いてあります。金属製で、内側には植毛もしてあって、質感も高いです。外径もピッタリで、まるでこのカメラのために作られたかのようなキャップですね(^^;) 手探りでも付け外しができるので(純正タイプは向きがあるので難しい)使い勝手も良好です。
続いて本題の撮影についてですが、まずフィルムは新品の(期限切れではない)Velvia 100を入れました。カメラを購入したお店がカラーネガフィルムを1本サービスしてくれたのですが、やはり最初は慣れ親しんだリバーサルフィルムでテッサーの実力を見たいです。昔よりかなり高くなっていて、1,500円以上しましたけどね・・・。
フィルムを入れる前に、カメラの操作は十分に慣れていたつもりですが、現場では何度かピントを合わせるのを忘れました(笑) AFだってピントは意識するのになぜと思ったけど、ファインダーじゃピントが合っているのかいないのか分からないからですね。
また、撮影前に距離を合わせていたとしても、ファインダーを覗いたら思ったより近すぎて1〜2m下がったりすることが多いです。(まだ焦点距離40mmに慣れていない)そういうとき、距離を直すのを忘れがちです。でもまあ撮影距離が3m、焦点距離40mmで絞りF8だとすると、被写界深度は後方なら2〜3mくらいはあるはずだから、ちょっとくらいズレてもセーフかもしれませんね。
ファインダーは、構図を合わせるためだけのものですが、かなり見やすいですね。中に見えるブライトフレームが明るくて目立つし、メガネをかけたままでも周辺までよく見渡せるのが良いです。CONTAX T3より見やすいなと思いました。
露出計も思ったより使いやすいです。撮影時の姿勢では見えないので(軍艦部に表示されるので)胸のあたりで構えて被写体のほうに向けて計ることになるわけですが、まあ適当で良いのでしょうね。ちなみに購入店によると露出計の状態は「受光針の反応は良好で大体の数値は出しますが古い露出計の為、カラーネガフィルムで使用する程度」とのことでした。(露出計は保証対象外) まあ、多少のことならデジタル補正もできますし、今回は露出設定に厳しいリバーサルフィルムで勝負します(^^;)
また今回は撮影情報をきちんと残そうと、Film Rollsというアプリまで用意して出かけたのですが、すっかり使うのを忘れました(笑) やはり習慣になっていません。でも、おそらく後から写真を見ればだいたい分かるような気がします。絞りはF8で固定。シャッター速度は明るいところでは1/250秒、少し日陰なら1/125秒、日陰では1/60秒。ほとんどはそんな感じで撮影していたと思います。
レンズ焦点距離が40mmなのだからシャッターは1/45秒が欲しいところですが、1/60秒の下は1/30秒なんですよね。これだと手ブレする可能性があります。この時代は手ブレ限界(焦点距離分の1秒)とか、そういう考え方はあまりしなかったのですかね? まあ、機械制御のシャッターに現代のカメラのような過剰な要求をしてはいけませんね(^^;)
また、このカメラはシャッター速度ダイヤルはそのまま回せるけど、絞りダイヤルはレバーを引いて回さなければなりません。購入前は、どうしてそうなってるんだろうと疑問でしたが、使ってみてすぐに分かりました。右手側はダイヤルに触れずにカメラを持つのが困難なんですね。油断してるとレバーも引いてしまうことがあって、絞り値が変わっていることが1度だけありました。
シャッターボタンは固めでストロークも長く、少し押しにくいです。現代のカメラのように2ストロークあるわけではないのに、かなり押し込まないとシャッターが切れません。でもまあ、だいぶ慣れてきました。
以上、とりあえずこんなところでしょうか。いろいろ手間はかかりますが、それを楽しむことができるカメラですね。いつも(心の中で)ニンマリしながら撮影しています(笑)
関連リンク
・写真日記297 (2020年01月18日)
・Rollei 35 その後2 (2020年02月03日)
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